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EDI-Master B2B StandardEDIミドルウェア

様々な業種・業界企業とデータ交換を行うためのEDIサーバを、必要規模に応じて構築が出来るEDIミドルウェアです

EDI-Master B2B Standard(B2B Standard)は、複数の通信プロトコルに対応したマルチプロトコルEDIサーバーです。
企業間EDIで多く利用されているプロトコル(全銀TCP/IP手順)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2[ebXML MS 2.0]・JX・AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3・SMTP)、ZEDI(JX)の中から必要な機能を選択し利用することができます。
稼働環境は、WindowsとLinuxに対応しています。
仕入先・取引先との受発注や、倉庫・物流会社との間の物流指示、金融機関との接続など、EDI接続が必要な幅広い場面に包括対応でき、仮想化対応や分散運転にも対応しており、堅牢なEDIシステムを構築できます。

「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。
一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。

  • 本製品は2021年10月1日に「EDI-Master B2B Gateway」より「EDI-Master B2B Standard」に製品名称を変更しました。

システムの概要

EDI-Master B2B Standard概要図

このような課題をお持ちのお客さまは、私たちに、ご相談ください

このような課題を解決

  • 複数のプロトコル(レガシーEDIや、インターネットプロトコル)を統合管理したい
  • 最初はミニマムでEDIを導入したいが、将来の拡張性も考慮したい。(資産を無駄にしたくない)
  • 導入実績が豊富なパッケージソフトを採用したい
  • ソフトウェアの提供だけでなく、インストールや構築も支援してほしい

特長

マルチプロトコルに対応したEDIサーバー

  • 企業間EDIで最もよく利用されるレガシープロトコル(全銀TCP/IP)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2・JX・AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3/SMTP)による通信機能を実装しています
  • 発信側・着信側いずれのプロトコルも完備し、最大32回線の同時接続が可能です
  • ライセンスの追加登録により、プロトコル追加・同時接続数などの順次拡張できます
  • フォルダ連携機能やFTP、SFTP通信機能を利用し、社内のデータ連携にも活用できます
  • 全銀EDIシステム(ZEDI)への接続に対応しています
  • 適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応した流通BMS基本形Ver2.1にも対応済みです

柔軟かつ信頼性の高いシステム構成

  • シングル構成はもちろん、複数台の通信サーバーから構成される分散システムやクラスタにも対応し、冗長性を高められます

運用を補助する多彩な機能

  • 各種設定・状況照会・ログ閲覧など、すべてWebブラウザーより登録・閲覧できます
  • スケジュール実行、後続処理の実行、エラー通知など運用効率を向上させる各種機能を搭載しています
  • ジョブ管理システム「EDI-Master JS Enterprise」「EDI-Master JS Standard」や、その他一般的な運用管理ツールとも連携でき、ハードウエアや周辺システムを含めた統合運用を実現できます

データフォーマットを意識させないシームレスな連携

  • フォーマット変換ソフト「EDI-Master TRAN for ANYs」を併用することで自社システムとも容易に連携
  • 流通BMSプロトコルオプション(ebMSv2・JX・AS2)にML変換ツールオプション(BizTran)を併用する事で流通BMSフォーマット(XMLフォーマット)を固定長/CSVフォーマットに出力(当社規定の「標準ファイルレイアウト」)
  • さらに、EDI-Master TRAN for ANYs +流通BMS変換テンプレートファイルの使用で、流通BMS通信~お客さまの基幹システムへシームレスに連携
  • 「流通BMS変換テンプレートファイル」は、「年間保守サービスパック」にご加入中のお客様向けの当社サポートページにて公開しています

機能

通信機能

  • 最大32回線までの同時接続に対応
  • 曜日単位の繰り返しや営業日の指定、月末日の調整、非稼働日の設定など、多彩なスケジュール運用
  • 各通信機器をグループ化し、通信ルートの負荷分散や冗長化、空き回線制御が可能
  • 各ポートに障害が生じた場合には縮退運転し、通信を継続できます

アプリケーション連携機能

  • 通信終了後の後続処理として任意のアプリケーションの実行が可能
  • 実行結果は通信の実行結果とともに参照できます

運用管理機能

運用管理機能
  • 各種設定・状況照会・ログ閲覧など、全てWebブラウザーからの登録・閲覧がおこなえるため、運用管理が容易に行えます
  • ノードや通信ポートの稼働状態を閲覧が可能で、ノードや通信ポートを一時的に停止したり復帰したりすることができます
  • 通信実行結果やアプリケーション実行結果に基づき、ユーザ単位にメール通知が可能
  • 外部システムとの連携のため、APIを用意。APIを介しての通信実行指示や各種設定情報の編集/インポートがおこなえます
  • 通信トレースや操作履歴等をCSVファイルにダウンロード可能
  • 異常時の結果をWindowsのイベントログに書き出す事ができるのでイベントログを監視することで迅速に障害を把握することができます

外国送金オプション

外国送信オプションの概要図

外国送金オプションは、2025年に刷新される新しい外国送金(ISO20022準拠)に対応した送受信機能となります。

本オプションにより、日本国内の銀行口座から外国の銀行口座に送金を行う際に必要な通信機能を満たせます。

「外国送金オプション」と「JX手順(クライアント側)オプション」を追加することで、「JX手順通信機能」「送金依頼/照合/取消データへの識別情報付加」 「結果データの取得」を提供しISO20022対応版AnserDATAPORTとの通信を実現します。

  • AnserDATAPORTとConnecureは、株式会社NTTデータにおける登録商標です。

ZEDI連携機能

ZEDI連携機能

全銀EDIシステム(ZEDI:ゼディ)は、総合振込において、商流情報などの補足情報を送付することを可能にするシステムです

これにより売掛金と入金額を突き合わせる「入金消込処理」の自動化が可能となり、経理業務負荷軽減につながります

「ZEDI連携オプション」と「JX手順(クライアント側)オプション」を追加することで、「フォーマット変換機能」「JX手順通信機能」「クライアント証明書自動取得・更新機能」を提供しZEDI接続を実現します

システム構成例

システム構成例

本製品が有する多彩な機能の一例です。詳細はEDI-Master B2B Standard ご紹介資料をご覧ください

サーバー(ノード)構成

サーバー(ノード)構成

B2B Standardは管理サーバーと通信サーバーから構成されます

1台のサーバーに両機能を同居させた最小構成から、複数の通信サーバーからなる分散構成・冗長構成まで幅広く対応しています

流通BMSロゴマーク使用許諾製品

流通BMSロゴマーク

EDI-Master B2B Standardは、流通システム標準普及推進協議会の流通BMSロゴマーク使用許諾製品です

「EDI資料室」コラム

「EDI資料室」では、EDIの基本から業界ごとの特徴、技術動向などをご紹介します。一般的な企業間EDIから業界、業務に特化したEDI関連ソリューションまで幅広く情報を掲載していきます。

価格表

保守サービスを受ける場合は、保守(年間保守サービスパック)の購入が必要です。

要件確認から導入支援、運用サポートまで、各種支援サービスをご用意しています。

評価版・評価機

評価版

ご購入を検討されているお客様に向けて、1ケ月間に限り、製品と同一機能を有した評価版をお貸し出ししております。評価版をご利用中のご質問・ご相談に対しては、専任のスタッフによる技術サポートを実施しておりますので、安心してご利用いただけます。

注意事項

Windows、Windows Server、Microsoft、SQL Server、Microsoft Edgeは、米国 MicrosoftCorporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。

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