メインフレームからのオープン化とEDI環境のIP網への移行を同時に実現。高い信頼性で膨大な金融取引を支える
導入事例
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社様のケース

みずほリサーチ&テクノロジーズは、メインフレームで構築されていたEDI 基盤のオープン化に取り組みました。採用したのはキヤノンITソリューションズの「EDI-Master B2B Standard」です。既存システムと同等の安定性や信頼性、機能を踏襲できること、そして、製品強化の要望への真摯な対応や、特別な体制で移行を支える姿勢を評価しました。
- コスト削減
-
製品・サービス品質の向上
- 顧客満足度向上
お客さまが実現できたこと
- 既存システムと同じ機能をオープン環境でも踏襲
- 従来と変わらない安定性と信頼性で金融機関と企業間のデータ伝送を実現
- 現在のビジネス環境に合ったIP網への移行を実現
お客さまのご要望
- EDI基盤をメインフレームから移行したい
- INSネット(ディジタル通信モード)のサービス終了に合わせ、代替の回線に移行したい
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社様 プロフィール
- 従業員数
- 4,093人(2024年3月31日現在)
- 所在地
- 東京都千代田区神田錦町2-3
-
※
本記事は、取材時点のものです。
お客さまにご採用頂いたソリューション・製品
- EDI-Master
- レガシーEDI(JCA,全銀手順,全銀TCP/IP)から、インターネットEDI(JX手順、ebMSv2、ebMSv3、AS2、全銀TCP/IP手順(広域IP網)、Web)まで、様々な業種業界で利用されている、標準プロトコルに対応し、小規模~大規模のEDIまで対応するトータルソリューションをご提供致します。
- EDI-Master B2B Standard
- EDI-Master B2B Standard(B2B Standard)は、複数の通信プロトコルに対応したマルチプロトコルEDIサーバーです。
企業間EDIで多く利用されているプロトコル(全銀TCP/IP手順)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2[ebXML MS 2.0]・JX・AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3・SMTP)、ZEDI(JX)の中から必要な機能を選択し利用することができます。
稼働環境は、WindowsとLinuxに対応しています。
仕入先・取引先との受発注や、倉庫・物流会社との間の物流指示、金融機関との接続など、EDI接続が必要な幅広い場面に包括対応でき、仮想化対応や分散運転にも対応しており、堅牢なEDIシステムを構築できます。 - 「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。 一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。
- ※ 本製品は2021年10月1日に「EDI-Master B2B Gateway」より「EDI-Master B2B Standard」に製品名称を変更しました。
- EDI-Master B2B for TLS
- EDI-Master B2B for TLSは、TCP/IPベースの通信システムと連携し、SSL/TLSによる暗号機能を提供する中継ソフトウェアです。既存の全銀TCP/IP手順システムの変更を最小限に抑えて、速やかにインターネット対応ができます。
- 「EDI-Master B2B Standard」「EDI-Master DEX for UNIX/Linux/Windows」「EDI-Master B2B for Mainframe」「全銀TCP通信プログラム」と連携することにより、インターネット対応した全銀TCP/IP手順(「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の機能を提供します。これらの製品との組み合わせで、一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。
- 有償オプション「Extension Pack」の適用により、復号(サーバ)モード時に全銀TCP/IPプロトコルの情報など、多要素によるフィルタリング機能が利用でき、セキュリティ強化を実現できます。
- また、全銀TCP/IP手順以外にも、メール(SMTP/POP3/IMAP4)やHTTPのシステムと連携することによっても暗号化通信が可能なため、EDI用途以外でも幅広くご利用いただけます。
- ※ 本製品は2021年10月1日に「EDI-Master B2B TLS-Accelerator」より「EDI-Master B2B for TLS」に製品名称を変更しました。
- ※ 本システムは、全銀TCP/IP手順、メール、HTTP通信の機能はございません。
- EDI-Master JS Enterprise
- EDI-Master JS Enterpriseは、企業内に散在するEDIシステムを集約し、企業内外のシステムとシームレスなデータ連携を実現する、EDI統合サーバです。
レガシーEDIから次世代EDI・Web-EDIまで、多種多様な受発注業務を効率化します。
EDI-Master JS Enterpriseと弊社EDI製品を組合せることで、受発注業務を効率化します。またEDI-Master JS Enterpriseを導入する事で基幹システムを中心に得意先と取引先を仲介し、お客様のサプライチェーンマネージメントをサポートします。
EDI-Master JS Enterpriseにより商取引がEDI化され、業務遂行の記録や監視が行えるため、内部統制の一助となります。 - EDI関連のシステムにおいてジョブの実行がエラーとなった場合に、ジョブを構成するプロセスの実行順序と各プロセスにおける実行結果を直感的に確認することができ 、任意のプロセスからの柔軟な再実行が可能です。
-
※
このEDIにおけるジョブ実行管理技術(特許5598806号)は、2022年に令和4年度関東地方発明表彰において、「発明奨励賞」を受賞しています。
-
※
こちらの記事の続きは、PDFでご覧いただけます
こちらの導入事例の続きは、PDFでご覧ください。お申し込み後、ご登録のメールアドレスに資料のダウンロード用URLをご案内いたします。是非お気軽に、お申込みください。
導入のご相談・お問い合わせ
キヤノンITソリューションズ株式会社