サステナビリティ戦略
VISION2025とサステナビリティ戦略
キヤノンITソリューションズは、2020年に2025年のありたい姿として長期ビジョン『VISION2025』を策定しました。この長期ビジョンが掲げるキーメッセージ「先進ICTと元気な社員で未来を拓く共想共創カンパニー」には、お客さまの課題や社会の困りごとに対して「お客さまと共に想い、その解決策を共に創る企業」になることを目指す想いが込められています。さらに、長期ビジョンの実現を支える『サステナビリティ戦略』を打ち出しており、社会課題解決への要請に応える当社の姿勢を明確にしています。この戦略は『中期経営計画』と連動し、実効性を高める設計になっています。
これら長期ビジョンやグループのパーパスの実現に向け、私たち社員は行動指針である「私たちのDNA」と「大切にしている7つのこと」を核として、サステナビリティ戦略を実践していきます。

3つの事業モデルとエンゲージメント経営

共想共創カンパニーである当社では、「エンゲージメント経営」により経営基盤を強化しながら、「お客さまの想い」を起点に3つの事業モデルを展開します。3つの事業モデルは、互いに連携し補い合うことでトータルの価値提供を最大化します。
サステナビリティ戦略 〜2つの領域と8つの戦略テーマ〜
キヤノンITソリューションズは2020年から2022年にかけて実行してきた中期経営計画に続き、2023年から2025年に向けた新たな中期経営計画を策定しました。これに伴い2020年に策定したサステナビリティ戦略も、改めて新中計と密接に連動したものに更新しました。
新たなサステナビリティ戦略は、新中計の指針「共想共創カンパニーである当社は、お客さま課題の解決を通じて社会のサステナビリティを支援する」に基づいたもので、当社の強みを生かした2つの領域、8つの戦略テーマを設定しています。「ビジネス領域」では「ICTを通じた社会への価値提供」、「ソサエティ領域」では「社会からの要請と期待への対応」を目的として、それぞれ4つの戦略テーマを設けています。
