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「EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション」を販売開始 ~ISO20022準拠AnserDATAPORT®を利用した外国送金業務に対応~ニュースリリース

2024年3月28日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木 裕、以下NTTデータ)が提供する金融機関向けファイル伝送サービス「AnserDATAPORT®」を利用した国外への送金業務を支援する「EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション」を2024年7月より提供開始します。

「EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション」連携概要図
「EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション」連携概要図

背景

外国送金におけるグローバルネットワークを提供している国際銀行間通信協会(SWIFT)は、2025年11月までに、現在外国送金で使われているファイルフォーマット(MTフォーマット)を国際標準規格ISO20022に準拠した新たなフォーマットに移行することを発表しました。

これに伴い、企業と国内金融機関との安全な取引を実現するファイル伝送サービスAnserDATAPORT®を提供するNTTデータは、2024年度にISO20022への対応を行い、外国送金におけるオプション機能として提供することを発表※1しており、主要な大手金融機関は本オプションの利用を決定しています。

これを受け、外国送金業務を利用する企業は、2025年11月までに新たなファイルフォーマットおよび伝送手順の変更に迫られており、新しい外国送金業務に対応したEDIソリューションの導入が求められています。このような状況を踏まえ、キヤノンITSは、ISO20022に準拠したAnserDATAPORT®を利用した外国送金業務に対応する「EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション」(以下、外国送金オプション)を販売開始します。

特長

  • 「EDI-Master B2B Standard」に「外国送金オプション」と既存の「JX手順オプション」を組み合わせることで、ISO20022準拠のAnserDATAPORT®との接続に必要となる「JX手順通信」「依頼/照合/取り消しデータ作成」「結果データの取得」機能を利用できます。
  • 外部システムとの連携用にAPI(bat形式)を用意しており、外国送金業務に必要な送金依頼データ送信から結果データ受信までの自動運用が可能です。
  • 「EDI-Master B2B Standard」は、国内ファームバンキングで利用されている全銀TCP/IP手順にも対応しており、内国為替ファイルの伝送と外国送金依頼ファイルの伝送を一つの仕組みで実現することが可能です。

提供価格・発売予定日

商品名
EDI-Master B2B Standard 外国送金オプション
価格(税別)
別途見積り※2
提供開始日
2024年7月予定
  • ※1
    AnserDATAPORT®外国送金のISO20022対応について、詳細は 株式会社NTTデータのホームページをご参照ください。
  • ※2
    別途「EDI-Master B2B Standard」のライセンスおよび「JX手順(クライアント側)オプション」の購入が必要です。

EDI-Master B2B Standardについて

EDI-Master B2B StandardについてEDI-Master B2B Standardは、複数の通信プロトコルに対応したマルチプロトコルEDIサーバーです。企業間EDIで多く利用されているプロトコル(全銀TCP/IP手順)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2[ebXML MS 2.0]/JX/AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3/SMTP)、ZEDI(JX)の中から必要な機能を選択し利用できます。仕入れ先/取引先との受発注や、倉庫/物流会社との間の物流指示、金融機関との接続など、EDI接続が必要な幅広い場面に包括対応でき、仮想化対応や分散運転にも対応しており、堅固なEDIシステムを構築できます。

  • 「AnserDATAPORT®」と「Connecure」は、株式会社NTTデータにおける登録商標です。
  • その他記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

展望

キヤノンITSが提供する「EDI-Masterシリーズ」は、小規模クライアント用途から大規模のサーバー用途まで対応可能なEDIソフトウエア製品群で、全銀協標準通信プロトコル(全銀手順)を利用したファームバンキングでも豊富な接続実績や使いやすいインターフェースなどで高い評価を受けています。今後も継続的にお客さまの声を製品/サービスに反映した機能強化を図り、お客さまのEDI業務の効率化を支援します。

関連情報

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EDI
専用線、VAN型EDIからインターネットEDIまで、様々な企業間電子商取引(EC/EDI)実現に向け最適な製品&ソリューションをご提供します。EDIのシステムを成功させるには、企業同士の業務を効率化するための業務分析や、各社がこれまで蓄積してきたデータを共通の形式に変換する技術が重要になります。
キヤノンITソリューションズでは、パッケージ製品・SaaSの提供のみならず、EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまで、トータルなサポートが可能です。
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レガシーEDI(JCA,全銀手順,全銀TCP/IP)から、インターネットEDI(JX手順、ebMSv2、ebMSv3、AS2、全銀TCP/IP手順(広域IP網)、Web)まで、様々な業種業界で利用されている、標準プロトコルに対応し、小規模~大規模のEDIまで対応するトータルソリューションをご提供致します。
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EDI-Master B2B Standard(B2B Standard)は、複数の通信プロトコルに対応したマルチプロトコルEDIサーバーです。
企業間EDIで多く利用されているプロトコル(全銀TCP/IP手順)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2[ebXML MS 2.0]・JX・AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3・SMTP)、ZEDI(JX)の中から必要な機能を選択し利用することができます。
稼働環境は、WindowsとLinuxに対応しています。
仕入先・取引先との受発注や、倉庫・物流会社との間の物流指示、金融機関との接続など、EDI接続が必要な幅広い場面に包括対応でき、仮想化対応や分散運転にも対応しており、堅牢なEDIシステムを構築できます。
「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。 一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。

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