品質検証サービス
ソフトウェア開発会社だからできる検証サービス!
幅広いサービスと確かな実績で『ソフトウェア品質の向上』をサポート
ソフトウェア開発企業の源流を汲む我々品質検証部門は、第三者検証サービスだけではなく、開発手法(ウォーターフォール/アジャイル等)ごとの、開発フェーズに合わせたトータルサポートが可能です。
- 「開発品質」の作り込み(上流工程からソフトウェア品質の向上を支援)
- 「製品品質」の確保(テスト技術とプロセスの体系化)
- 品質の継続的改善を実現(多様な品質分析手法による品質の可視化)
サービス詳細
品質コンサルティング/プロジェクト改善
第三者視点から現状分析を行うことで、お客様が目指す製品品質へ導きます
お客様のプロセスや作業状況などの現状を分析し可視化します。分析結果から改善ポイントを明確にし、お客様の要望に沿った内容で改善策を提案します。
第三者評価の視点を活かし、最適な開発サイクル、開発プロセス構築を支援します。
効果
プロセスの改善 | 開発プロセスを定義しプロジェクトをコントローラブルな状態とすることで、状況の把握、問題の早期発見に繋がります。 |
---|---|
上流からの品質向上 | 上流工程から品質の作り込みを行うことで、プロダクト全体の品質を向上させ、トータルコストの削減、納期短縮を実現します。 |
リスクの事前回避 | プロジェクト状態が可視化されることで、リスクの顕在化を事前回避します。 さらに、リスクの予測も可能となりプロジェクトの見通し精度が向上します。 |
品質分析/メトリクスダッシュボード
多様な品質分析手法を用いて品質状態を可視化し、品質向上に向けた継続的改善を実現します
メトリクス分析を行い多角的な観点で品質を可視化することで、品質に関する課題を共有し品質向上に向けて改善サイクルを回します。
また、メトリクス収集のしくみを導入することで、定常的に品質を測ることができ、過去機種や類似プロジェクトとの比較が可能です。
効果
リアルタイムに品質分析 | 品質状況により、評価計画の是正や評価内容を提案を行うことで、評価の実施効果を向上させます。 |
---|---|
リスクの早期検出 | 問題を早期に検出することにより、後工程への影響を軽減させます。 |
工程の問題点をフィードバック | 問題の発生原因を特定することにより、不具合低減にむけての改善策を策定します。 |
メトリクスダッシュボード
メトリクス分析を行い多角的な観点で品質を可視化することで、品質に関する課題を共有し品質向上に向けて改善サイクルを回します。
また、メトリクス収集のしくみを導入することで、定常的に品質を測ることができ、過去機種や類似プロジェクトとの比較が可能です。
効果
データの可視化 | さまざまなデータや情報を1つの画面にまとめてグラフに可視化することで、状況を視覚的に判断できるようになります。 |
---|---|
課題・問題点の早期発見 | 多用な観点を視覚的にとらえ、全体を俯瞰してみることにより、単独では気付かない課題や横断的な問題が見えてきます。 |
改善の促進 | ダッシュボードを一覧で見ることで、課題の相関関係が明確となり、次に何をすべきか判断しやすくなります。 関係者の共通認識が持てるようになり、チーム全体で監視できます。 |
メトリクスの収集・可視化の検討段階から参画し、品質の可視化ー改善の促進に向けた取り組みを支援します。
データ分析
活用できていなかった大量のデータ、メトリクスを統計学を用いて傾向分析し、有効な情報として資産化します
データの収集方法から活用までを一気通貫でサポートいたします。活用できていなかったデータ群を有効な情報として資産化し、プロジェクトのさらなる改善・品質向上、調達・委託管理をご支援します。
効果
データの収集と整理 | 収集するデータの整理、選定、加工をすることで有効な情報として資産化されます。 さらに、システム化することで、データ加工の効率化・省力化が期待できます。 |
---|---|
ビジネス機会の発見 | データ分析することで、事実が把握できるようになります。 データの相関や全体を俯瞰することで、新たなビジネス機会の発見に繋がります。 |
迅速な意思決定 | 客観的なデータにもとづく判断が可能となり、迅速かつ適切な意思決定ができるようになります。 |
開発ドキュメント評価
さまざまな開発ドキュメントの品質を向上させ、上流工程での品質作り込みを実現します
製品品質を向上させるための有効な手段として、システム開発文書に対して『ドキュメント評価』を行います。品質特性モデル(ISO25010)やAsDoQなどを活用したチェックリストを用いて、矛盾・あいまい記述・誤記を排除するとともに、仕様検討の漏れや記載不備を指摘することで、開発ドキュメント品質を向上させます。
また、ドキュメントの運用を想定したフォーム・フローを策定し、実現可能なレベルでの構成をご提案することができます。
効果
上流工程での不具合検出 | 上流工程からドキュメント評価を実施することで、不具合の作り込みを抑止し、下流工程への不具合流出を防ぎます。 |
---|---|
手戻りコスト削減 | 不具合を上流工程で検出することで、下流工程での障害検出コストとプロジェクト全体(開発・評価含め)の手戻りコストの削減に繋がります。 |
ドキュメントの品質向上 | 品質特性モデル(ISO25010)やシステム開発文書モデル(AsDoQ)などを活用することで、ドキュメントの成熟度を定量的に測ることも可能になります。 |
テスト設計/テスト実施
テスト自動化を構築することで、テスト品質や生産性を向上
品質と生産性向上に向けたテスト自動化を支援します。対象製品に合わせて最適なテストツールを選択し、環境構築、シナリオ作成の各作業の実施まで幅広く支援します。
特長
- 【抜け】【漏れ】のないテスト項目を作成します。
- 仕様変更、仕様追加によるメンテナンスが容易になります。
- テスト設計での仕様理解度の向上に繋がります。
効果
技法を用いた品質向上 | 適切な技法を用いてスリム化し、ノウハウ、不具合分析結果、開発情報など有効な観点を追加することで、テストケースを最適化し品質を高めます。 |
---|---|
トレーサビリティの確保 | 段階的なテスト設計を行い、トレーサビリティを確保します。 |
あらゆるテスト種別に適応 | 機能テストからユーザビリティテストまで、あらゆるテスト種別に適したテスト設計とテスト実施に対応します。 |
自動化テスト
テスト自動化を構築することで、テスト品質や生産性を向上
品質と生産性向上に向けたテスト自動化を支援します。対象製品に合わせて最適なテストツールを選択し、環境構築、シナリオ作成の各作業の実施まで幅広く支援します。
特長
-
多種多様なソフトウェア開発の経験やノウハウを活かした視点から自動化を提案
数あるテスト自動化ツールの中から、対象製品に適したツールを提案します -
ソフトウェア会社だからできる内製テスト自動化ツールを活用した柔軟な環境の提供
各テスト自動化ツールのメリット/デメリットを提示し、お客様のご意向に合わせたツールを選択します -
自動テスト導入、テスト実施、設計、テスト戦略/計画、プロセス改善まで幅広くサポート
環境構築やスクリプトの作成方法など、お客様がテスト自動化を導入するにあたり、必要なマニュアルを提供します - 組込み製品に携わってきた経験から「組込みでできる自動化」に対応
- SIerとしてWeb業務システム、クラウド製品にも広く精通
効果
テスト内容の網羅性向上 | OS、ブラウザなど環境に依存するテストの網羅性が向上します。 シビアなタイミングでのテスト実行など手動では実施困難なテストを実現します。 |
---|---|
テスト実施の一貫性向上 | ブラウザ互換など、異なる環境での同一評価が可能になります。 タイミングを合わせた評価も繰り返し実施できます。 |
実施の効率化 | 回帰テストや組み合わせテストを効率的に実施できます。 負荷耐久試験なども容易に実施可能です。 |
プロジェクト実績・事例
プロセスコンサルティング
開発プロセスの改善、テストプロセスの改善、テスト計画からテストまで実施
- プロセス改善
- 市場問題が多く、開発計画が予定通りにならないという課題があり、現状把握から、品質の可視化支援、プロセス体系化、品質計画の立案支援、メトリクス収集と分析、課題抽出と施策を支援
電池・電気錠の組み込みソフトウェア評価
- テスト計画
- 評価実施範囲などを明確にするための評価計画書を作成
- テスト設計
- 要件定義書を基にテストケースを作成
- テスト実施
- チェックリスト評価、探索的評価
- テスト報告
- テスト実施結果および品質分析結果を記載した評価報告書を作成
製品のIoT化をJIS現にむけた第三者評価を実施
モバイルアプリの上流品質向上と評価
モバイルアプリの開発~評価~一貫体制の中で、上流から品質改善の取り組みを行い、リリース後、障害ゼロへ向けた評価を実施
- ドキュメント評価
-
要件定義書、外部仕様書に対して、ドキュメント評価を実施指定
件数をカテゴリー毎に定量分析し、問題箇所を特定、対策を実施 - テスト設計
-
改善された要件定義書、外部仕様書をベースに段階的にテスト設計を実施
作成したテストケースを開発側と検証側で役割分担し、抜けれ漏れなく、重複を削除
- テスト実施
- テストケースをそれぞれの部門で実施
- 障害分析
-
メトリクス分析による状況把握を実施
ODC分析で各フェーズの成熟度と移行基準を確認
データの定量化解析支援
メトリックスノ検討、データ集計の自動化、結果の分析や考察のレポート化まで実施。
- メトリクス検討
- 収集するメトリクスの明確化、フォーマットや分析手法の検討
- データ集計の自動化
- データ集計を自動化し、生産性向上を実現
- 結果の分析およびレポートによる報告
- 各指標(生産性や品質など)判定や分析を行い、課題や今後の予測をレポートにまとめて報告
Deep Leaarning(深層学習)データの作成
Deep Leaarning(深層学習)向けのデータ作成
- シナリオ作成
- 学習に必要なシナリオも検討
- データ撮り
- 学習データの基となる静止画や動画を用意する
- データ作成
-
テストケースをそれ連れの部門で実施
用意したデータに正解データのフラグを付け、学習用データを作成
学習結果を踏まえて、繰り返しデータを用意する
開発ドキュメントの改善サポート
第三者評価、開発者、双方の立場から、開発ドキュメントの現状調査を行い、改善ポイントを提案し、改善活動をサポート
- 現状分析の実施
-
第三者評価の立場から見た弊社独自の評価観点を用いたレビューを実施
MindMapを用いて記載内容の情報を整理
- 調査報告および改善提案の実施
-
レビュー結果から指摘の傾向分析を行い、弱点を可視化
記載項目の精査を行い、あるべき姿を明らかに
改善点を明確化にし、改善事項を提案 - 改善サポート作業の実施
-
運用を想定したフローを提案
ドキュメントフォーマットの検討
導入が用意になるように見本と成るドキュメントサンプルの作成
テスト自動化導入支援
対象製品に合わせ立つとツールを選定し、実装、シナリオ作成などの技術面をサポート
- テストツール選定
-
対象製品を理解し、自動化する内容からテストツールをピックアップ
メリット・デメリットを考慮し、テストツールを選定 - テスト内容の提案
- 効率化や安定性の向上が見込めるテスト内容、範囲をご提案
- 導入サポート
- 環境構築、テストシナリオ作成、スクリプト実装に関するノウハウの提供
クラウド環境を使用したWebシステム評価
ブラウザの画面を操作した際に実行されるPCとWebシステム間との命令文に対して、ツールを使い擬似的に送信することで、テスト自動化を実施
- 自動化オープンソース
-
Javascriptテスティングフレームワーク
実行結果をチェックするツール
Javascriptをローカル環境で実行するツール
IoTデバイス評価
1つのテストスクリプトで複数環境(OS、ブラウザ)に並行実施することで、テストの欽一かと網羅性の向上を実施
- 自動化オープンソース
-
Web画面操作スクリプトを用いて、自動化を実現
実行結果は、Web操作のスクリーンショットや実行ログから判断
使用ツール例 Selenium(Web画面操作ツール)
医療機器関連ソフトウェア評価
UIパーツや画面遷移、生成ファイルの買う人などを対象にテスト自動化を実施
- リグレッションテスト
-
基本機能確認などリリースに合わせて必ず実施するテストに適応
実施対象項目の約70%を自動化で実施可能に - 組み合わせテスト
-
複数の設定値を組み合わせたパターンの繰り返しテストに適応
Excelからテストデータを読み込み、テストを実施、結果をExcelに書き込むまでを自動で実施 - 連続操作テスト
-
繰り返し操作を行うテストに適応
デバイス制御アプリケーションを操作し、デバイス操作と合わせてメモリの圧迫状況などを確認
操作手順書作成
現場作業者向けの操作手順書を作成
- 直感的に理解できる操作手順書
-
現場作業(機器の交換やパソコン設定など)をビデオ撮影
撮影した画像を使用し、写真付きで直感的に理解できる操作手順書を作成
現場からの問い合わせや、作業不要を大幅に軽減
- 既存資料改善
- 既存資料の改善提案(自動化、構成見直しなど)を行い、作業を効率化
保有スキル
品質検証エンジニアの資格取得状況と人材教育の一例
資格・教育内容 | |
---|---|
IT系保有資格 | JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level/Advanced Level Test Manager |
IT検証技術者 上級/中級/初級、レベル5/レベル4/レベル2 |
|
ソフトウェア品質技術者 中級/初級 |
|
情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャ/情報処理安全確保支援士/データベーススペシャリスト/エンベデッドスペシャリスト/情報セキュリティスペシャリスト |
|
ORACLE認定資格 | |
XMLマスター | |
医療情報技師 | |
その他保有資格・人材教育 | 品質管理検定(QC検定) |
レーザー安全取扱教育 | |
産業用ロボット特別教育 | |
X線従事者教育 | |
TOIEC900点以上 | |
各種外部団体活動への参画 | SQiP(日本科学技術連盟が主催するソフトウェア品質向上のための活動) |
ODC分析研究会(日本科学技術連盟) | |
AsDoQ | |
JASPIC(ソフトウェアプロセスの改善に関する研究、普及活動) |
検証環境・検証機材
検証環境
キヤノンITソリューションズではセキュリティが保たれた検証ルームで業務を行っています。(ICカードによる入退室管理、監視カメラ、機器管理システムなど)
検証機材
環境・設備・機材名称 | |
---|---|
テスト環境・テスト補助設備 | 低照度確認向け暗室、電波暗箱、電磁波シールド布、恒温機、直流安定化電源、無線機器用安定化電源、実験用直流可変電源、組込み開発用ボード、各種自動化テストツールなど |
テスト用機器 | スマートフォン、タブレットPC、各種PC、サーバー機器、カメラ(本体、カメラレンズ、ストロボ)、メモリーカード(Cfastカード、SDカード)など |