FOREMAST(フォーマスト)需要予測・需給計画ソリューション
欠品なき在庫削減の実現を支援する需要予測・需給計画ソリューション
大量の在庫を抱えているのに欠品や納期遅れが発生していませんか?「キャッシュフロー経営」が叫ばれる中、多くの企業で在庫削減が重要な経営課題となってきています。しかし一方で、お客さまからの即納・短納期要求は益々強くなってきており、欠品の発生が企業経営に大きな影響を与えるケースも増えてきました。FOREMASTは、科学的な需要予測に基づく在庫補充計画と、需給計画・実績情報の共有支援、問題の見える化により、欠品なき在庫削減の実現を支援します。
ソリューションの構成
FOREMASTは、機能を厳選した5つのSIコアから構成されており、お客様の課題に合わせて必要なSIコアを組み合わせて導入することが可能です。
また、よくある業務要件については、オプションを追加して対応することができます。お客様固有の課題については、自社開発の強みを生かし、アドオン(追加)機能を開発することも可能です。
このような課題をお持ちのお客さまは、私たちに、ご相談ください
このような課題を解決
- 自社の在庫水準が適正かどうか疑問をお持ちの方。
- アイテム数が多く、発注作業の負荷が高い方。
- 担当者の経験と勘だけで発注業務を行っている方。
- 発注担当者の発注精度がバラバラで、標準化したい方。
- SCMパッケージは高価で、導入費用や保守費用の予算が合わない方。
- 製造現場や物流負荷を考慮した新しい在庫調整をシステムで実現したい方。
特長
- 外れても使える需要予測システムを提供
- 業務と技術に精通した専門家が提供
- 低コストで使いやすいシステムを提供
- 他システムへの連携
機能
FOREMASTベース SIコア(FOREMAST/Base)
- 実績集計
- 実績統計値計算
- ランク設定
- 在庫推定
- アラート情報作成
- パラメータ自動設定
- 過去データ削除
- バッチ処理並列化
需要予測 SIコア(FOREMAST/DP)
- 需要予測(一次指数平滑、ウィンターズ、ARIMA、他多数の数理予測モデル標準搭載)
- 予測モデル自動選択(特許4230975 号, 4339769号)
- 予測誤差算出
- 実績補正
在庫補充計画 SIコア(FOREMAST/RP)
- 補充量計算
- 在庫過少、在庫過多情報の検出
- 発注カレンダ自動作成
需給計画調整 SIコア(FOREMAST/PB)
- ログイン画面
- ポータル画面
- 業務画面
- マスタメンテナンス画面
データ連携 SIコア(FOREMAST/IF)
- データインタフェース
オプション
- グループ予測オプション(グループで予測し、それぞれに展開)
- 多段階補充オプション(拠点間の移送量計算、組立部品の所要量計算)
- 出荷期限オプション(出荷期限切れを考慮した補充量計算)
- カテゴリ編集オプション(商品分類などのカテゴリ単位で入力・修正した販売計画を単品単位に自動展開)
- 深層学習予測モデルオプション(AIによる予測モデル)
- 負荷調整オプション(在庫補充量の平準化を行った補充計画を自動作成)
- コーザル予測オプション(コーザルデータにより予測結果を修正) Ver3.3 New
- 供給調整オプション(補充元・補充先の在庫レベルを考慮して補充量を自動調整) Ver3.3 New
外部オプション
- コーザル情報収集オプション(コーザル予測に必要な情報を外部から受信し蓄積) Ver3.3 New
稼動環境
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サーバー
OS:Microsoft Windows Server
DB:Miscosoft SQL Server または、Oracle® Database -
クライアント
OS:Microsoft Windows
FOREMAST独自技術・新機能紹介
FOREMAST独自の需要予測モデル自動選択技術
- FOREMASTには、複数の予測モデルを自動選択するDFCシステム(Dynamic Forecast Model Change System)が組み込まれています。
- 需要パターンを自動分類して、需要パターンにあった予測モデル候補を自動的に選択する機能(特許4230975 号)と、複数の予測モデル候補から、直近で最も精度の高い予測モデルを自動選択する機能(特許4339769号)により、精度の高い需要予測が実現できます。
- このFOREMAST独自の予測モデル自動選択機能に使われている特許技術(特許4339769号)は、2019年に令和元年度近畿地方発明表彰において、「発明奨励賞」を受賞しています。
FOREMASTの新機能① ーコーザル予測機能ー 気象情報などを加味して予測精度を向上
気象情報、景気指数、導入店舗数など、需要に影響を与えるデータ(コーザルデータ)から、機械学習モデルを使って影響指数を算出し、過去実績・未来予測を自動補正することで予測精度を高めます。
例えばビールのように、暑さによって需要に影響の出る商品の場合、コーザルデータとして「気温」を使用することが考えられます。
過去実績から気温の影響を除外するように補正して予測したうえで、その予測値に対して未来の気温の予報に応じた補正をすることで、精度の向上が期待できます。
予測にどのようなコーザルデータを用いるかは、事前の分析や利用ニーズに応じて決定します。
データについてはお客様にてご準備いただくか、気象情報であればFOREMAST向けに蓄積・収集したデータを弊社より提供することも可能です。
FOREMASTの新機能② -供給調整機能- 補充元・補充先の在庫アンバランスを自動で調整
倉庫間の補充量計算では、各倉庫が必要な量がそのまま供給量となりますが、補充元にある在庫量は考慮していません。
補充元の在庫が不足する場合は、供給量を自動的に調整することができます。
補充先が複数ある場合には、各倉庫の在庫と先々の需要予測を考慮して、バランスをとるように調整します。
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FOREMASTの製品カタログは、「資料請求」からご覧いただけます。
業種/業務テンプレート
導入期間の短縮やベストプラクティスとして、各種の「業種/業務テンプレート」をご用意しております。
あらかじめ、当社で想定した業務フローに沿ったパラメータ設定やアドオンプログラムを用意することで、お客様との打ち合わせ工数の削減や、導入期間の短縮が図れるとともに、システム化に不慣れなお客様でも、当社想定業務フローと自社業務フローの比較ができます。
これにより、自社に最適なシステム機能構成のご検討が容易になります。
例1 大手食品製造業向けテンプレート
消費期限がある商品の出荷期限考慮機能や、生産負荷・輸送負荷の自動調整機能など、食品製造業に必要な機能を最初からすべて組み込んだテンプレートです。
キヤノンITソリューションズがこれまで多くの食品製造業へご導入してきたノウハウを詰め込み、FOREMASTの持つ豊富な食品製造業向け機能を十二分に活かしたテンプレートとなっております。
また、複数階層(エシェロン在庫)管理による、倉庫間の入出庫管理や各倉庫の在庫最適化をサポートする機能も組み込まれております。
このテンプレートは、食品製造業以外でも「サプライチェーン全体の在庫管理に課題を抱える」というお客様におすすめです。
例2 単一倉庫拠点向けシンプルテンプレート
複数倉庫を持たないお客様向けに、需要予測、生産・発注計画のみという、機能を絞り込んだ[スタートアップテンプレート]です。
補充計画機能を省くことで、導入時のお客様側の検討項目や業務分析範囲も最小としているため、まずはシンプルにFOREMASTを導入し、その有効性を実際に確認したうえで、将来的に適用範囲の拡張や機能追加を考えたい、といったお客様に最適です。
【New!】例3 外食業向けテンプレート
店舗で利用する食材を倉庫で在庫として管理する外食業様向けに、標準的な需給計画業務を想定した、「外食業向けテンプレート」です。
全社および各倉庫の需要予測をもとに、仕入先からの購買、セントラルキッチンでの生産、倉庫間の在庫移動計画を自動で立案します。
店内調理されている場合、セントラルキッチンで調理されている場合、さらにそのハイブリッドの場合など、倉庫で在庫管理をしている業態でしたらいずれにも対応可能です。
また、食材に限らず、ナプキン等の消耗品の調達・在庫・補充輸送計画の立案にもご利用いただけます。
外食業向けテンプレートでは、一般的な需給業務に必要な機能に加え、特有の機能として「出荷期限管理」「レシピ展開」を搭載しました。
出荷期限管理
在庫の製造日別ロット情報を取り込むことで、予測通りに出荷できた場合の出荷完了日を算出します。
出荷完了前に期限に到達してしまうものが発生しそうな場合はアラートし、期限切れ予定量を提示します。
さらに、期限切れ発生での在庫減に備え、生産必要数・補充必要数を自動で増加させます。
レシピ展開
販売メニューおよびレシピマスタを定義することで、メニュー単位での予測や需要計画を、食材単位の需要に展開できます。 また、すべてのメニューを個別を予測するのではなく、定番メニュー使用分は食材自体の出荷量から予測し、期間限定のメニュー使用分だけをレシピ展開し加算することも可能です。
導入企業
ホワイトペーパー
関連製品
関連書籍など
在庫管理のための需要予測入門
FOREMAST担当コンサルタントが需要予測入門書「在庫管理のための需要予測入門」を執筆いたしました(2004年12月22日発売)。
累計発行部数13,700部(2018年10月時点)
在庫管理のための需要予測入門
キヤノンシステムソリューションズ株式会社数理技術部[編]
淺田 克暢+岩崎 哲也+青山 行宏[著]
- 出版社
- 東洋経済新報社
- 発売日
- 2004年12月22日
- ISBN
- 4492531874
- 価格(税込)
- 1,980円
- 目次
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第1章:需要予測とは
第2章:在庫管理の基本
第3章:需要予測モデルの基礎
第4章:需要予測モデルの実践
第5章:需要予測による在庫管理
第6章:需要予測システム
第7章:需要予測システム導入時のポイント
AvantStage(Best of Breed型 基幹業務トータルソリューションコンセプト)
各業務分野で高い評価を受けている業務システムパッケージを組み合わせて、お客さまに適した基幹業務システムを高品質・短納期・低コストで提供する、Best of Breed型のトータルソリューションです。長年にわたる多くのシステム構築経験とノウハウを活用し、個々の業務システム間のシームレスな連携を実現しています。
お客さま事例紹介
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株式会社ダスキン ミスタードーナツ事業本部様店舗に供給する原材料の需給計画・購買業務
担当者の負荷を軽減し、精度も向上
欠品リスクやフードロスを防ぐ -
株式会社アルビオン様業務志向の需要予測システム
販売状況の可視化から生産指示まで網羅
計画業務の大幅な効率化を実現 -
三菱商事ライフサイエンス株式会社様FOREMASTの標準機能をフル活用し、需給計画システムを導入。
業務効率化と在庫適正化を同時に実現。 -
エレコム株式会社様事業戦略の要となる調達業務をユーザビ リティも重視してシステム化。業務の工数削減と精度向上を実現した。
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日本食研ホールディングス株式会社様ベスト・オブ・ブリードでシステム導入。少量多品種生産と単品日本一を両立する主要4工場の統一基盤を実現。
コラム・レポート
初級編・上級編連載コラム
需給システムと数理モデルに精通したFOREMAST担当コンサルタントが、需要予測・需給計画の問題点やポイントをわかりやすい解説でお届けする連載コラムを掲載中。
寄稿連載コラム
ビジネスエンジニアリング株式会社のWebサイトにて「業務に役立つコラム(需要予測編)」を連載しました(2010年1月~2010年7月)
リアルすぎる需給辞典
FOREMAST担当コンサルタントが需給に関連する用語を、教科書では伝わらない「現場感」でお伝えします。
トピックス
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2024年4月5日 お知らせ
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2023年3月27日 カメラ
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キヤノンITソリューションズ株式会社(製造・流通ソリューション事業部門) 製造ソリューション事業部