このページの本文へ

MREAL Displayヘッドマウントディスプレイ

キヤノンの光学技術と映像技術が結集したヘッドマウントディスプレイ

1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。

製品一覧

X1とS1の製品写真と画角・重量・解像度
  • ※1
    「MREAL S1」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
  • ※2
    別売アクセサリー
  • ※3
    本体のみ / 本体+ヘッドマウントユニット

このような課題をお持ちのお客さまは、私たちに、ご相談ください

このような課題を解決

  • 手戻りの少ない設計・デザインで作業効率向上を進めたいお客様
  • 効果的なシミュレーションによる生産効率向上を進めたいお客様
  • デジタルモックアップをご検討のお客様
  • 3D CAD入力をしながらリアルタイムに妥当性確認を進めたいお客様
  • 効果的なプレゼンテーションが必要となるお客様
  • 施主様への建築物の効果的なデザインレビューをご検討のお客様

特長

画質

キヤノンの光学技術や画像処理技術を駆使し、表示映像の高精細化、色彩の再現性、実寸大表示を徹底的に追及。現実とCGの見分けがつかない品質を実現。(左手前の車がCG)

画質イメージ図

画角

MREALシリーズ最小・最軽量のS1では、検証に必要な中心視野角+αの十分な画角を確保。様々な利用シーンでの使い勝手を考慮し、X1では表示画面サイズをS1の2.5倍まで拡大。

画角イメージ

表示

CG像が透過することなく、リアリティの高い表現を実現できるビデオシースルー方式を採用(透過する「光学シースルー方式」との比較)

4つの重要指針

光学的整合性

  • ビデオシースルー方式によりCGと現実映像の色を違和感なく融合
  • 高画質化の追求
  • 色再現性の追求

時間的整合性

  • 遅延量の最小化
  • 遅延を疑似的に低減させるモードを搭載

幾何学的整合性

幾何学的整合性
  • 現実感覚と同じサイズ感や奥行感の体験
    • カメラ・表示パネル・瞳を直線的に配置する「光軸一致」
    • カメラと瞳の位置を近づけるための光学設計

体験時快適性

体験時快適性
  • 小型化と軽量化、フィット感を追求
  • フリップアップ機構(X1 / S1)

製品仕様

X1 S1
サイズ MREALディスプレイ本体
(ヘッドマウントユニット、インターフェイスケーブル含まず)
約 158mm(W)
約 86mm(H)
約 38mm(D)
約 154mm(W)
約 74mm(H)
約 37mm(D)
MREAL Display本体+
ヘッドマウントユニット
(最小状態、インターフェイスケーブル含まず)
約 186mm(W)
約 150mm(H)
約 250mm(D)
約 186mm(W)
約 138mm(H)
約 250mm(D)
インターフェイスボード 約 122mm(W)
約 20mm(H)
約 141mm(D)
インターフェイスボックス 約 130mm(W)
約 42mm(H)
約 210mm(D)
質量 MREAL Display本体
(ヘッドマウントユニット、インターフェイスケーブル含まず)
約 158g 約 137g
MREAL Display本体+
ヘッドマウントユニット
(最小状態、インターフェイスケーブル含まず)
約 359g 約 338g
インターフェイスケーブル(10m) 約 310g
インターフェイスボード 約 195g
インターフェイスボックス(ACアダプタ含まず) 約 600g
ケーブル長 インターフェイスケーブル 約 10m(20mは別売アクセサリ)
グラフィックスケーブル(ボードタイプ) 約 0.5m
Thunderbolt 3ケーブル(ボックスタイプ) 約 0.7m
電源 インターフェイスボックス 電源電圧定格 +24.7V(ACアダプターより給電)
消費電力 約 35.5W
インターフェイスボード 電源電圧定格 +3.3V(PCI Expressスロットより給電)
+12.0V(PCI Expressスロットより給電)
消費電力 約 35.5W
表示系 表示画角 約 58°(水平)×60°(垂直) 約 45°(水平)×34°(垂直)
表示解像度※1 約 3840×2160
(左右のディスプレイそれぞれに1920×2160の映像を表示)
約 3200×1200
(左右のディスプレイそれぞれに1600×1200の映像を表示)
表示周波数 約 120Hz※2
輻輳距離 約 1.4m
表示モード 3D表示
3D画像入力方式 2ch パラレル
撮像系 撮像画角 約 68°(水平)×60°(垂直) 約 68°(水平)×58°(垂直)
輻輳距離 約 1.4m
光軸 表示系と一致※3
露出調整 オート、手動、露出補正
ホワイトバランス調整 オート、手動
シャッター速度調整 1/60 ~ 1/32,000
位置合わせ
専用カメラ
検出画角 約 76°(水平)×102°(垂直)
シャッター速度調整 1/60 ~ 1/32,000
接続端子 MREAL Display本体 インターフェイスケーブル専用端子(×1)
インターフェイスボード インターフェイスケーブル専用端子(×1)
Mini DisplayPort 端子(×1)
PCI Express 2.0(Gen3) ×4 カードエッジ(×1)
インターフェイスボックス インターフェイスケーブル専用端子(×1)
ACアダプター端子(×1)
PC接続ケーブル端子(×1)
出力画像 解像度 なし(専用アプリケーションで対応)
周波数 なし(専用アプリケーションで対応)
画像信号 なし(専用アプリケーションで対応)
対応眼幅 適合範囲 約55 ~ 78mm
(調整範囲) 約 57mm ~ 76mm
動作環境 使用可能温度 5℃ ~ 32℃
使用可能湿度 10% ~ 85% (結露なきこと)
  • ※1
    表示パネルの解像度です。一部映像に利用しない領域があります。
  • ※2
    表示パネルの駆動周波数です。尚、撮像カメラとCGのフレームレートは、60fpsです。
  • ※3
    眼幅調整値を63mmに設定した場合。

価格

オープン価格

お客様の利用目的やご要望に応じてシステム構成が異なります。
システム構成(ハードウエア、ソフトウェア、PC、周辺機器等)により費用は異なりますので、詳しくはお問合せください。

関連製品・オプション

アクセサリ(ハードウェア)※キヤノンITS販売元製品

MREALディスプレイアクセサリ

MREALディスプレイを目的に合わせて活用する周辺アクセサリ

お客様の用途に合わせてMREALディスプレイをもっと便利に活用するためのアクセサリを用意しています。

ハンドヘルドユニット MREALディスプレイの手持ち使用を可能にします ハンドヘルドユニット
MREAL 光学式センサアタッチメント MREALシステム用、光学式センサー対応アタッチメント
インターフェイスケーブル(20m) 工場や展示会会場などの広範囲でMREALを利用することができます インターフェイスケーブル(20m)
減光フィルター(S1のみ) S1用の減光フィルターです(100枚入り) インターフェイスケーブル(20m)
  • 機種ごとに異なります。詳細はお問合せ下さい。

コラム・レポート

MR(Mixed Reality)システム「MREAL(エムリアル)」導入のご相談・お問い合わせ

キヤノンITソリューションズ株式会社 (製造・流通ソリューション事業部門) 製造ソリューション事業部 製造ソリューション事業企画本部