XRコンテンツ制作
XRコンテンツ制作サービス
XR技術は進歩し、産業向けに企業の課題解決に役立つソリューションとなっています。
特に製造現場では、試作品の検証プロセスをXR技術による仮想データに代替することで、開発のスピードアップとコストダウンが可能です。
当社では、XRシステムを利用したコンテンツ制作を支援しております。解決したい課題の洗い出しから、コンテンツの内容や費用感のすり合わせまで、お客様に満足していただけるよう専門スタッフが対応させていただきます。

このような課題をお持ちのお客さまは、私たちにご相談ください
このような課題を解決
- 製品や設備の詳細を第三者に簡単に伝えたい
- 実機使用と同様の効果が期待できるトレーニングを低コストで実施したい
- 実体験するには危険が伴う作業を、実体験に近いリアリティで安全に体験したい。
特長
豊富なXRシステム導入実績
「MREAL」も含めて、デバイスは幅広い選択肢があるので最適な方式が提案できます。
産業向けのXRビジネスの歴史が長く、事業化して13年、研究段階からだと30年近く携わっており、これまでお客さまと共想共創の想いで一緒に作り上げてきました。
システム構築から開発まで一気通貫の体制
XRコンテンツはこのハードウエアというような型にはまったご紹介することはありません。お客さまのご要望や費用感、運用体制などから、最適なシステムを提案します。また、MREALを利用する場合であれば、当社特有のご提案をいたします。
長年にわたるCAD分野の経験とデータの有効活用
3D CADデータをお持ちであれば、そのデータを利用してXRコンテンツを作成します。これにより、制作コストと期間を大幅に削減できる可能性があります。下図は一般的なCADデータの変換フローです。

XRコンテンツ制作の流れ
事前に解決したい問題を打合せし、当社で提案資料を作成いたします。実際のコンテンツ制作は、開発アプリケーション選択や3Dモデル準備などを経て、開発に着手していきます。

XRコンテンツの制作方法
XR活用の目的や社内資産の有無によって、制作方法には大きく2つあります。
既存のデータ・アプリケーションを活用する方法
3Dデータを読み込み、既存の表示アプリケーションを使ってXRデバイスで表示する方法です。アプリケーションを導入してすぐにXR体験ができます。一方で、質感の表現や動きの追加などはアプリケーションによって制約があります。設計レビューや作業検証に適しています。

新規でコンテンツを制作する方法
お客さまの業務目的にあわせて自由にカスタマイズし、オリジナルのコンテンツを作成します。質感を本物のように表現し、動きのあるエフェクトやアニメーションを実装することで、より現実に近い体験ができます。技術トレーニングや販売促進に効果が期待できます。

開発実績
コンテンツ制作のサンプル例
3Dモデルの表示シミュレーション
CADデータがある場合 | CADデータがない場合 | |
---|---|---|
費用と期間 | 費用:100万円~200万円 作成期間:1~2ヶ月 |
費用:左記+モデル作成費用 作成期間:1~2ヶ月 |

3Dモデル準備
- 3Dモデル読込(既存データを流用)
機能開発
-
アニメーション&インタラクション × 4機能
・扉の開閉
・ボンネットの開閉
・ヘッドライト、テールライト等の点滅
・車体の色変更 - 指定箇所での音声再生 × 3か所
- コンテンツ環境調整(照明、反射 等)
- ドキュメント作成、レビュー、納品対応
- UI作成(インパネ用UI)
装置の操作トレーニング
CADデータがある場合 | CADデータがない場合 | |
---|---|---|
費用と期間 | 費用:300万円~400万円 作成期間:2~3ヶ月 |
費用:左記+モデル作成費用 作成期間:2~3ヶ月 |

3Dモデル準備
- 装置モデル読込(既存データ流用)
- 装置モデルの質感調整
- 影、表面の反射等の調整
- 不足モデル作成
機能開発
-
アニメーション作成×40種類
・部品A,B,C,Dの取り付け
・装置Eの取り付け
・部品F,G,Hのハイライト(赤く点滅) - UI作成(アニメーション制御、説明用パネル)
- 指定箇所での音声再生×40か所
- 視線誘導矢印の表示
- 音量、明るさ調整機能
- ドキュメント作成、レビュー、納品対応
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キヤノンITソリューションズ株式会社(製造・流通ソリューション事業部門) 製造ソリューション事業部