「第33回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展コラム
公開日:2022年4月5日
- 会場
- 東京ビッグサイト
- 開催日
- 2022年3月16日(水)~3月18日(金)
- 主催
- RX Japn株式会社
今回の「第33回 設計・製造ソリューション展」では、MREAL史上最軽量となるMR用ヘッドマウントディスプレイ「MREAL S1」を使い、現実映像とCGを融合したMRの世界観を多くの方に体験いただきました。
MREALが製造業のどのようなシーンで活躍するか、MREALの高画質と軽さのメリットを、デモ体験を通じ、理解して頂きました。
- 体験デモ内容
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①デザイン検証デモ
車の3D CGを実寸大で表示し、実空間において、デザイン案を実寸大で表示しながらさまざまな角度で確認できる事、検討の早い段階において、実物評価に近い検討が可能となることをご体験いただきました。
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②作業性検証デモ
3D CADデータの生産設備を表示・作業空間を再現することで、設備の試作前に作業性の検証および安全性が確認できること、遠隔地と双方向で検証するイメージを体験いただきました。
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今後もxRソリューションを活用し、お客さまのニーズにお応えできるよう努めてまいります。
関連するソリューション・製品
- MRソリューション
- 現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とCGを違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。
- xRソリューション(MR/AR/VR)
- 近年進歩の著しいxR(VR/AR/MR)技術。
「今までできなかったことができる」有望な技術として期待を集めています。
xRを単なる映像装置ではなく、業務に定着させて効果をあげ、業務革新を実現するためのソリューションとして提供します。
- MREAL Display
- 1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。
- MREAL Platform
- MREAL Platformは、MREAL対応表示アプリケーションとMREAL Display、その他デバイスを接続するMREALの基盤となる専用ソフトウェアです。位置合わせに必要な位置姿勢情報、センサシステムとの連携、カラーマスキングなど、システムの各種設定を行います。
- MREAL専用アプリケーション
- MREALの表示には現実空間にCGを表示するためのMREAL対応アプリケーションソフトウェアが必要です。キヤノン製のMREAL専用アプリケーションに加え、各種3D-CADや3Dソフトウェアに対応可能なアプリケーションラインナップをそろえております。
- MREAL Visualizer
- MREAL Visualizerは現実映像に3D-CGを表示する専用ソフトウェアです。MREAL Display装着者の位置姿勢計測情報を元に、現実映像に3D-CGを合成します。
- MR Plug-in for Unity
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MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
多くの開発者に利用されているゲームエンジン「Unity」。
既存プロジェクトにインポートするだけで、Unityで制作した高精細3Dグラフィックスを手軽にMREAL用コンテンツに変換できます。 -
MREALの基本ソフトウェア「MREALプラットフォーム」の主要機能に準拠
自身の手を仮想画像上に重ねるハンドマスク機能、透明モデルを設定することで現実物体と仮想物体の位置関係を正しく重ね合わせるオブジェクトマスキング機能など、MREALならではの機能を標準的に活用できます。
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MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
- XVL Studio Pro for MREAL
- XVL対応ハイエンド3Dビューワ「XVL Studio Pro」のMREAL向け専用ソフトウェアです。
「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。
仮想空間においてより現実的に、車、建設機械、造船等の大規模製品や製造設備のデザインレビュー、デジタルモックアップさらに作業環境の検証やメンテナンス作業の体験等が行え、製造業はもとより、建築、建設土木分野まで幅広い分野での活用が可能となります。- 実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討
- 作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
- 3Dモデルへ検証結果を直接記録
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社