製造業におけるビジネス変革キヤノンITソリューションズ共想共創フォーラム2025イベントレポート
デジタルを超えて ~ビジネスイノベーション成功の鍵を探る~

製造業におけるビジネス変革
製造業DXの最前線を伝える特別講演にはじまり、サプライチェーンやAI活用に関するセミナーを配信しています。
製造業DXの最前線
DXと生成AIにより加速する製造業のイノベーション

ビジネスのトレンドとして定着しつつある、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みは、生成AIなどの新たなテクノロジー活用によりさらに加速する可能性が高まっています。
本講演では製造業におけるDXの必要性と取り組みに求められる姿勢、ドイツのインダストリー4.0、インダストリー5.0におけるデータ連携基盤の動きとその重要性、生成AIなどの昨今の最新テクノロジー活用の動き、トップフロアとショップフロアの連携の必要性、サイバーセキュリティ対応の必要性などについてハノーバーメッセ2025の展示ショーケースの内容などを交えながらお伝えします。
合同会社アルファコンパス
代表 CEO 福本 勲 様
データから価値を創出する 最適化とAIが支える意思決定の新時代

蓄積したデータを意思決定に活用する「データドリブン意思決定」(DDDM)がDXの潮流として進んでいます。データドリブンの科学的手法として「数理最適化」と「AI」(機械学習)があります。これらの最新技術とデータドリブン意思決定の事例を紹介するとともに、成功に導くためのポイント、未来の展望を伝えます。
京都大学
大学院情報学研究科 教授 鹿島 久嗣 様
キヤノンITソリューションズ株式会社
ビジネスイノベーション推進センター ビジネスサイエンス部 プロフェッショナルビジネスイノベーター 中尾 芳隆
サプライチェーンの課題を解決する!エンジニアリングチェーンとの連携戦略

製造業のDXを推進するためには、「エンジニアリングチェーン」と「サプライチェーン」双方の各所におけるICTの活用が欠かせません。本セッションでは、PLM(Product Lifecycle Management)をプラットフォームとし、3DCAD・xRの連携により強化したエンジニアリングチェーンをサプライチェーンとつなぎ、設計・製造データを共有・活用することで期待できる業務変革について具体例を用いて紹介します。
キヤノンITソリューションズ株式会社
製造ソリューション事業部 エンジニアリングソリューション技術本部 第一技術部 林 大輔
画像解析による品質トレーサビリティ・保守保全業務の効率化

生産現場では、検査機を駆使しても予期せぬトラブルが市場クレームにつながることがあります。当社は良品学習AIを活用し、品質トレーサビリティの向上と効率化に取り組んでいます。また、保守保全業務では、定期的な目視確認に加え、設備の異常や故障をリアルタイムに検知し、データ化して長期的な分析を行いたいというニーズに応えるため、ネットワークカメラと画像認識を用いた取り組みをしています。製造現場の安心・安全を守るためのこうした取り組みを紹介します。
キヤノンITソリューションズ株式会社
エンベデッドシステム事業部 エンベデッドシステム事業企画本部 原 有佑
デジタルでつなぐ!社内外コミュニケーションを一元管理で加速しよう

ビジネスの拡大やスピード向上において、社外ステークホルダーとのコミュニケーションは欠かせない要因です。しかし、未だに多用されている電話/Fax/メールでの情報連携では、対応履歴がバラバラに管理されて状況が追いづらく、対応漏れや重複といったリスクが存在します。これらに代わる「スマートデバイス&クラウド時代の手段」で、デジタル化と一元管理を容易にし、さらには社内システムへとつなげることで「顧客体験価値の向上を目指す」その実現例をデモを交えて紹介します。
キヤノンITソリューションズ株式会社
西日本ソリューション事業部 西日本ソリューション営業本部 第一営業部 石塚 雅也
キヤノンITソリューションズ株式会社
西日本ソリューション事業部 西日本ソリューション開発本部 第六開発部 東 篤志
ビジネスイノベーションへの期待が高まる中、私たちはその実現に向けて多くの挑戦を続けてきました。しかし、クリアすべき課題が依然として存在しているのが現状です。今、私たちはデジタルの枠を超え、新たな視点と戦略を求める時期に来ています。本イベントでは、ビジネスイノベーションの最前線で得られた知見を共有し、新たなステージへと進むための具体的なアクションプランを考えます。業界のリーダーや専門家と共に、未来を見据えたビジネスイノベーションの道筋を探りましょう。
(こちらに掲載されている動画は、2025年6月10日(火)~6月13日(金)に開催された「キヤノンITソリューションズ共想共創フォーラム2025」のアーカイブ配信です。)