クラウド型統合ID管理サービス ID Entrance
ID管理、SSO、アクセス制御などの一元管理を目的としたクラウド型統合ID管理サービス
“ID Entrance”は、各種クラウドサービスへのログインに使用しているIDやパスワードなどの情報を統合管理し、シングルサインオン機能(以下、SSO機能)により、複数のアプリケーションやサービスを、1つのID・パスワードで利用できるサービスです。また、多要素認証や認証ポリシー機能も備えた認証・認可機能をクラウド上で提供します。
働き方改革やコロナ禍によるテレワークの加速で、さまざまな業務でクラウドサービスの利用が増加しています。利用するサービスの数が増えることに伴って、ID管理の負荷が増すと共にパスワードの使いまわしや情報漏洩のリスクが高まっています。そのような状況を背景に、アクセス権限なども含めたID情報を一元管理し、セキュアな方法でアプリケーションやシステムへのアクセス制御を実現するIDaaS(Identity as a Service)が注目されています。キヤノンITSは、ITインフラサービス「SOLTAGE」の新たなセキュリティサービスとして、ID管理、SSO、アクセス制御などの一元管理を目的としたIDaaS“ID Entrance(アイディ エントランス)”を提供します。
“ID Entrance”概要図
- 複数クラウドサービスのアカウント情報を1つにまとめて、管理業務を効率化したい
- 多要素認証を用いて、よりセキュアなログインを実現したい
- IDaaSは導入したいけれど、初期設定が煩雑で導入に踏み切れない
- ユーザーエクスペリエンスの向上必要な機能を厳選したわかりやすいユーザーインターフェイスと充実したヘルプ機能の提供により、設定負荷を軽減します。
- サポートセンターによる設定代行を標準提供運用時に負担となるユーザーアカウントの改廃作業や他のクラウドサービスとの連携設定を支援し、IdP(Identity Provider)の設定代行を行うサポートセンターサービスを標準付帯します。
- 自社開発製品との連携キヤノンMJグループが開発している、電子帳簿保存法に対応した形で書類を長期保管/運用するデジタルドキュメントサービス「DigitalWork Accelerator(デジタルワークアクセラレータ)」と、SSO機能によりシームレスな連携を実現します。
■DigitalWork Accelerator https://canon.jp/business/solution/e-document/lineup/ebiz-manage/e-value - 複数の拠点にまたがるインフラ構成による安定稼働サービスを稼働させているインフラ設備をロケーションの離れた複数のデータセンターで分散構成しています。また、国内の大規模災害発生時に海外へ環境を移して稼働を継続するDR(ディザスターリカバリー)を標準付帯しており、安定的にサービスを提供します。
- クライアント証明書による厳格な端末認証クライアント証明書発行オプションを備え、MACアドレスなどの端末固有情報に紐付けて発行可能なため、管理者が許可した端末だけに証明書の導入が可能です。
- Active Directory連携によるID情報同期Active Directory連携オプションにより、既存のActive DirectoryとID情報を同期し、各種クラウドサービスへのSSOが可能です。
サービス名 | 価格(税別) |
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ID Entrance 基本ライセンス | 150円~/ID※1 |
クライアント証明書オプション | 200円~/デバイス |
Active Directory連携オプション | 100円~/ID※1 ※2 |
- ※1 1IDあたりの月額利用料です。利用開始にあたっての初期費用はありません。
- ※2 基本ライセンス数分の購入が必要です。