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セキュリティ対策診断サービス

セキュリティ対策状況を可視化して最善策を提案

「セキュリティ対策診断サービス」は、キヤノンITSが有するマルウェア解析やセキュリティ技術研究を専門とする組織「サイバーセキュリティラボ」の知見やノウハウを活用し、専任のエンジニアがヒアリングから報告までを一貫して対応します。診断結果をもとに分析を行い、評価報告書としてご提供するほか、課題に対する優先順位を明確にした上で、具体的なセキュリティ対策を報告会にてご提案いたします。

セキュリティリスクの可視化が、対策の第一歩です。

近年、サーバーやネットワークといったITインフラを狙ったサイバー攻撃が急増しており、セキュリティホールを突いた被害も後を絶ちません。こうした状況下で、企業にとって「セキュリティ対策の強化」は喫緊の課題です。

しかし、対策を講じるにはまず「どこにリスクがあるのか」「何から優先的に対応すべきか」を正確に把握する必要があります。自社のシステムが抱えるセキュリティリスクを可視化し、リスクの深刻度や影響度に応じて優先順位をつけ、具体的なアクションプランを立てることが、効果的なセキュリティ対策の第一歩となります。

イメージ図:セキュリティ対策診断の流れ

特長

①専任エンジニアによる一貫対応

ヒアリングから診断レポートの作成、報告会での説明まで、すべてを専門のセキュリティエンジニアが担当。診断後最短約2週間でレポートを納品します。安心してお任せいただける体制です。

②NIST CSF 2.0準拠の体系的診断

最新の世界標準「NIST Cybersecurity Framework 2.0」に基づき、「識別/防御/検知/対応/復旧/統治」の6カテゴリでセキュリティリスクを体系的に評価。自己診断と比較して、より戦略的かつ包括的な評価が可能です。

  • National Institute of Standards and Technologyの略でサイバーセキュリティリスクに対応するためのフレームワークを指します
カテゴリ 内容
識別(Identify) 資産、ユーザー、業務、リスクを把握し、管理体制を整備
防御(Protect) アクセス制御、教育、データ保護などの予防的対策を実施
検知(Detect) 異常や攻撃の兆候をリアルタイムで検知する仕組みを構築
対応(Respond) インシデント発生時の対応手順、報告体制、復旧計画を整備
復旧(Recover) サービスの早期復旧、影響の最小化、再発防止策を実施
統治(Govern) 組織全体のセキュリティ方針、責任体制、監査の仕組みを確立

③課題抽出と適切な提案

30項目以上のヒアリングシートに基づき、セキュリティスコアを算出。課題を抽出し、報告会で優先順位をつけてわかりやすく解説。お客さまの課題に対する最善のセキュリティ対策を提案します。

私たちの強み

サイバーセキュリティラボとは

キヤノンITソリューションズが提供するセキュリティ対策診断サービスの中核を担うのが、社内の専門組織「サイバーセキュリティラボ」です。サイバーセキュリティラボは、大学や業界団体との共同研究を通じて得られた高度な知見を活用し、最新の脅威動向に即した診断・対策を実現しています。

高度な専門性と国際認証

ラボには、マルウェア解析、スレットハンティング、ペネトレーションテストなど、幅広い分野の専門家が在籍しています。ラボに所属している社員は国内外のセキュリティカンファレンスでの発表や、メディアへの情報提供も積極的に行っており、GIAC(Global Information Assurance Certification)やCISSP(Certified Information Systems Security Professional)などの国際資格を保有するエンジニアも多数在籍しています。技術力と実践力の両面で高い評価を得ているのが特徴です。

次世代人材の育成と社会的信頼

ラボは教育機関との連携にも力を入れており、大学向けの講演やセキュリティワークショップの開催を通じて、次世代のセキュリティ人材の育成にも貢献しています。JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)などの外部団体との連携を通じて、業界全体のセキュリティレベル向上にも貢献しています。

「知の拠点」としての進化

サイバーセキュリティラボは、単なる技術集団ではなく、企業の安心・安全を支える「知の拠点」として、日々進化を続けています。実務に即した診断力と、継続的な研究活動を通じて、企業のセキュリティ体制の強化に貢献しています。

NIST CSF 2.0に準拠した診断の実施

セキュリティ対策診断サービスでは、サイバーセキュリティラボの知見を活かし、米国国立標準技術研究所(NIST)が策定した「Cybersecurity Framework(CSF)2.0」に準拠した体系的な診断を実施しています。30項目以上のヒアリングを通じて、組織のリスクを可視化し、優先度に応じた最適な対策を提案。これにより、企業のセキュリティレベルを客観的かつ効果的に向上させることが可能です。

ご参考価格

サービス名 価格(税別)
セキュリティ対策診断サービス
簡易診断
25万円/回
  • 診断と報告会1回の金額です。利用開始にあたっての初期費用はありません。

開催・出展予定の展示会・イベント・セミナー

中堅・中小企業に迫るサイバー攻撃、“見えない脅威”をどう防ぐ?
~リスクの優先度を明確化し、経営層を動かすセキュリティ診断の活用法~

イベントのバナー画像:中堅・中小企業に迫るサイバー攻撃”見えない脅威”をどう防ぐ?リスクの優先度を明確化し経営層を動かすセキュリティ診断の活用法 WEBINER 2025 9.24(水)11:00-12:00

本セミナーでは、自社のセキュリティリスクの特定や対策の優先順位に悩む方々に向けて、キヤノンITソリューションズの「セキュリティ対策診断サービス」を紹介します。このサービスは、クラウドからオンプレミスまで幅広い環境に対応し、専門家が高度な知識に基づいて診断を行います。診断結果は分かりやすく可視化され、経営層への報告や予算申請にも活用できます。
また、診断で明らかになったリスクに対しては、クラウド環境のリスク管理のための「CNAPPサービス」、外部公開資産の可視化を行う「ASMサービス」、実攻撃を想定した「ペネトレーションテストサービス」など、詳細な診断サービスも合わせてご紹介します。

開催年月日
2025年9月24日「水曜日」
開催場所
オンライン(全国どこからでも参加可能です)

「Security Days Fall 2025 Tokyo」に協賛。セミナーへの登壇とSOLTAGEの各種サービスを展示

イベントのバナー画像:「Security Days Fall 2025 Tokyo」に協賛。セミナーへの登壇とSOLTAGEの各種サービスを展示

サイバーセキュリティに関する専門イベントで、2つのクラウドセキュリティに関するセミナーを実施します。
セミナーではクラウド環境の普及やIT環境の複雑化に伴うセキュリティリスクに関して、セキュリティリスクの可視化を図り課題を改善する手法や、ゼロトラストセキュリティの考え方を中心とした対策をご紹介します。
また会場ではITインフラサービス「SOLTAGE」の各種セキュリティサービスを展示します。

開催年月日
2025年10月21日「火曜日」~24日「金曜日」
開催場所
JPタワーホール&カンファレンス(KITTE 4F)

関連サービス

診断で浮き彫りになった課題を対策できるセキュリティサービスをご紹介します。

トピックス

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キヤノンITソリューションズ株式会社(ITプラットフォーム事業部門) ITプラットフォーム営業統括本部 ITサービス営業本部