ものづくり企業を支える「エンジニアリングDX」スペシャルサイト公開
~As-Is(現状の姿)から To-Be(理想の姿)へ 課題解決を1つずつ支援~
- お知らせ
2022年6月3日
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、ものづくりを行う製造業の皆さまを対象に、単純なデジタル化やIT化ではなく、業務プロセスの変革を推進し、新しい収益モデルの創出を支援する「エンジニアリングDX」のスペシャルサイトをホームページに公開しました。
【エンジニアリングDX スペシャルサイト】
昨今、各企業は競争力維持・強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていくことが求められています。製造業におけるDXへの期待が高まってはいるものの、生産性向上を目的とした業務プロセス改革、製造品質の向上、自動化や省力化、さらに働き方改革や技術継承の実現など、お客さまの課題ポイントはさまざまです。
設計・生産・保守にいたるエンジニアリングチェーン領域の新しい収益モデルの創出を支援する解決策を、ソリューションカットでご紹介します。
■エンジニアリングDXスペシャルサイト
掲載ソリューション
1)CAD(Computer Aided Design)
2)PLM(Product Lifecycle Management)
3)IoT(Internet of Things)
4)xR(MR/AR/VR)

【エンジニアリングDX 概念図】
キヤノンITSの「エンジニアリングDX」スペシャルサイトは下記のURLからご覧ください。
ものづくり企業の課題を解決するソリューション概要
1)CAD(Computer Aided Design)
2D-CADからミッドレンジ3D-CAD、カスタマイズ可能なハイエンド3D-CADなど、お客さまの要件にあわせたCAD製品の販売、マルチCADの運用構築支援、および3D設計のコンサルティングを提供します。
2)PLM(Product Lifecycle Management)
お客さまの業務を分析し、優先すべき課題や社内外の要求事項を踏まえ、製品の情報やデジタルデータを正確に一元管理する導入効果の高いPDM/PLMシステムをご提案いたします。構築から運用もサポートいたします。
3)IoT(Internet of Things)
AI/イメージング技術を活用した外観検査などの画像処理ソリューションや、工場やプラントの生産・設備データの収集、蓄積、監視制御から、ビッグデータ予兆保全などスマートファクトリーソリューションを提供します。
4)xR(MR/AR/VR)
キヤノン独自の技術で構成されるMRシステム「MREAL」をはじめとした先進的なxR技術を基に、現実世界とCG映像を違和感なく融合し、3Dデータを活用した業務課題に応じた最適なソリューションを提案します。
<キヤノンITソリューションズの提供するエンジニアリングソリューション>
ものづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った技術を強みに、お客さまのニーズに最適なソリューションをワンストップでご提供しています。業務に役立つ多様な商品群や最新のITスキルを駆使した付加価値サービスとともに、お客さまのビジネスと社会の発展に貢献できるエンジニアリング事業の拡大を推進していきます。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
- 報道関係者のお問い合わせ先:企画本部 コミュニケーション推進部 コミュニケーション推進課 03-6701-3603(直通)
- 一般の方のお問い合わせ先:製造ソリューション事業部 エンジニアリングソリューション企画部 03-6701-3568(直通)
- エンジニアリングDXホームページ:https://www.canon-its.co.jp/concept/engineeringdx/
関連するソリューション・製品
- IoT
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)とは、PCに限らず、さまざまなモノがインターネットにつながることを指しています。
IoTが普及することにより、家電製品や建物、衣服や時計などのウェアラブルデバイスにも繋がり、さまざまな利活用ができるようになります。
インターネットでつながったIoT機器は、例えば、離れて暮らす家族の家電動作状況を通知させたり、建物であれば扉の施錠や解錠をリモートで操作もできます。
またIoT機器は、家庭生活以外の活用として、生産現場でも多くの利活用が進んでいます。
例えば、モノづくりをする工場や現場において、各所に取り付けられたセンサーから「データを収集」することができます。そしてクラウド上にその「データをためる」ことができます。そのためたデータを解析ツールやAIを使い「データを分析」をすることができます。そして、データを分析することで「予測や課題解決のヒント」が得られる可能性が広がります。
IoT技術の利活用が進むことで、モノづくり現場においては自動化や生産性および品質が向上し、豊かな社会を促進させます。 - MRソリューション
現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とC G を違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。 - 画像処理ソリューション
製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。 - FAソリューション
設備、現場から制御室、工場、エンタープライズレベルまで一貫した共通システム(ソフトウェアフレームワーク)を提供します。
「導入しやすく使いやすいパッケージソフトウェアを提供することで、現場力の強化を支援し、お客さまご自身による操業現場のスマート化の実現を支援する」――これが当社FAソリューション事業の最大のミッションです。
国内外で高い実績を誇るAVEVA製品は、そのような理念を体現する産業オートメーション用ソフトウェアフレームワークです。当社は業界をリードし続けるAVEVA製品をはじめとして、同様の高いユーザビリティを持つソフトウェアを独自に提供することで、IoT時代における、お客さまの課題解決や価値創出をお手伝いします。
「AVEVA Operations Control」
Edge to Enterpriseでオペレーショナル・エクセレンスの達成を支援
Edge to Enterprise(現場から企業レベル)でのデータ連携を支えるべく、パッケージ群をスイート化し、「AVEVA Operations Control」として提供しています。
IoT化やDX化が注目されている現在でも、多くの企業内のデータは、個々の現場で分散状態(サイロ化)で、ほぼ連携されておりません。また、産業システムオペレーションの現場では、高齢化社会の進展に伴い、定年退職を控えるベテランが多くいます。そうした経験者の貴重な知識を保持する方法も待ったなしの状況です。
産業オペレーションに求められる変革は、従業員のコラボレーション・連携を促進することが必要です。各階層の人員がデータを中心として業務を行えるよう支援するデジタルソリューションを提供します。
- CAD 汎用2次元のパッケージ型ソフトウェアからミッドレンジ3次元CAD、カスタマイズを前提としたハイエンドタイプの3次元CADまで、幅広いラインナップを取りそろえています。製品を安心してご利用いただくために、導入前のコンサルティングサービス、運用・定着化サービス、保守サポートなどの各種サービスもご提供しています。当社は、ものづくり企業としての経験を生かし、製造業における設計業務をサポートいたします。
- PDM/PLM 図面/ドキュメント管理からエンタープライズPLMまで、お客さまのIT戦略を実現する、多彩なPDM/PLMソリューションをラインナップしています。
- MREAL Display 1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。
- MREAL Platform MREAL Platformは、MREAL対応表示アプリケーションとMREAL Display、その他デバイスを接続するMREALの基盤となる専用ソフトウェアです。位置合わせに必要な位置姿勢情報、センサシステムとの連携、カラーマスキングなど、システムの各種設定を行います。
- MREAL表示アプリケーション MREALの表示には現実空間にCGを表示するためのMREAL対応アプリケーションソフトウェアが必要です。キヤノン製のMREAL専用アプリケーションに加え、各種3D-CADや3Dソフトウェアに対応可能なアプリケーションラインナップをそろえております。
- MREAL Visualizer MREAL Visualizerは現実映像に3D-CGを表示する専用ソフトウェアです。MREAL Display装着者の位置姿勢計測情報を元に、現実映像に3D-CGを合成します。
- MR Plug-in for Unity
◆MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
多くの開発者に利用されているゲームエンジン「Unity」。
既存プロジェクトにインポートするだけで、Unityで制作した高精細3Dグラフィックスを手軽にMREAL用コンテンツに変換できます。
◆MREALの基本ソフトウェア「MREALプラットフォーム」の主要機能に準拠
自身の手を仮想画像上に重ねるハンドマスク機能、透明モデルを設定することで現実物体と仮想物体の位置関係を正しく重ね合わせるオブジェクトマスキング機能など、MREALならではの機能を標準的に活用できます。 - XVL Studio Pro for MREAL
XVL対応ハイエンド3Dビューワ「XVL Studio Pro」のMREAL向け専用ソフトウェアです。
「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。
仮想空間においてより現実的に、車、建設機械、造船等の大規模製品や製造設備のデザインレビュー、デジタルモックアップさらに作業環境の検証やメンテナンス作業の体験等が行え、製造業はもとより、建築、建設土木分野まで幅広い分野での活用が可能となります。
・実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討
・作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
・3Dモデルへ検証結果を直接記録
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - XVL Studio Hybrid for MREAL
点群データをそのままXVLとして取り込み活用可能な「XVL Studio Hybrid」のMREAL向け専用ソフトウェアです。点群を含む大容量の3Dモデルの検証がMR空間で行うことができます。
■販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
■開発元: ラティス・テクノロジー株式会社 - 人物合成映像システム