FAXサーバー ライトニングFAX
業務システムと融合したFAXソリューションを提供するFAXサーバーシステム
ライトニングFAXは、最も基本的な通信インフラのひとつであるFAXを、社内ネットワークシステムに統合し、業務システムと融合したFAXソリューションを提供する、FAXサーバーシステムです。
FAXサーバーとはFAXで送受信される情報を、紙に印刷することなく管理できるサーバーです。
現在では販売管理などのアプリケーションと連携し、受発注の確認や納期の問い合わせへの回答をFAXで自動送信するなど処理の自動化に利用されるケースが多数あります。
FAX通信デバイスが接続されたサーバーに専用ソフトウェアをインストールして利用するオンプレミス型と、FAXモデムを内蔵したアプライアンス型があり、ライトニングFAXはオンプレミス型になります。
構成イメージ
- 大量のFAX文書を効率的に管理したい方
- 文書のペーパーレス化をすすめたい方
- FAX誤送信を防止したい方
- 受注センター、コンタクトセンター等のオペレータ負荷を軽減させたい方
- リモートワークにおけるFAXを利用した業務の効率化
- 環境に合わせたFAX通信手段を選択可能アナログ回線、INS64、INS1500回線に対応したFAX通信デバイス(USB接続型・ネットワーク接続型)やキヤノン製オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」にも対応します。バージョン6.01より、クラウド型FAXサービス「OpenText Fax2Mail」との連携も可能になり、ますます使い勝手が良くなりました。
- 仮想化環境に対応ネットワークインターフェースで接続するFAX通信デバイスとともに構築することで、仮想化環境に対応します。サーバー台数、導入・運用コストの削減を可能にし、緊急時のBCP対策にも活用できます。
- APIによるスムーズな業務アプリケーンョン連携FAX送受信とその前後の業務をつなぐことのできるAPIモジュール(オプション)をご提供しています。既存の業務アプリケーションからライトニングFAX送信機能を呼び出したり、ライトニングFAXの送受信結果やデー夕をアプリケーション側で取得したりすることができます。
- FAXセキュリティ向上全社のFAX送受信データ元管理や人的ミスの防止のほか、すぐれた誤送信防止機能を備えています。
- 注文書・申込書FAXを効率的に処理受信FAX文書の分割機能や処理状況のステータス管理を共有する機能など、PC上で受信FAX処理するための機能を備えています。
- 複合機連携によるFAX送受信環境の一元管理・コスト削減キヤノン製オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」経由のFAX送受信を一元管理することができます。また、imageRUNNER ADVANCEのFAX通信機能を利用することで、従来、FAXサーバーシステムで必要であったFAX通信デバイスの購入コストを削減できます。
- クライアントOSでも稼働し低コストなFAXシステムを実現複合機連携できる「ライトニングFAX MFP対応版」にはクライアントOSで稼働できる製品をラインナップしています。大規模なFAXシステムの構築が難しかった中小企業においても、低コストでFAX業務を効率化することができます。
- バージョンアップ機能(Ver.6.02)
■新バージョンの特長
1.「Microsoft SharePoint Online」のクラウドストレージにつなげることで、リモート環境下においても取引先とのFAXの送受信が可能となります。
2.受信したFAXの通知機能を「Microsoft 365 Exchange Online」のメールにも対応し、リモート環境下でのメールによるFAX送受信通知機能の導入が容易になりました。
3.受信データを「CaptureBrain」などのOCR製品と連携しやすいTIFF形式で保存可能となり、手書き帳票の電子化や入力作業の省力化に繋げることができます。
FAX送信機能
クライアントPCにライトニングFAXクライアントソフトウェアをインストールすると、PC上のアプリケーションからのFAX送信が可能となります。通常、プリンタで印刷する際と同じように[印刷]メニューから「LightningFAX」プリンタドライバを選び、宛先などを指定するだけの簡単な操作です。
また、imageRUNNER ADVANCEと連携してFAXデータをimageRUNNER ADVANCEの回線から送信することや、imageRUNNER ADVANCEで受信したFAXデータをライトニングFAXサーバに取り込むことができます。
FAXエクスプローラ
FAXエクスプローラは、ライトニングFAXのクライアントアプリケーションです。送受信したFAX画像や履歴情報などの管理を行うことができます。一覧に表示されるアイテムをダブルクリックすると起動できるビューワで内容を閲覧し、文字や画像をアノテーションとして付加することも可能です。
また、ライトニングFAXで管理する情報についてユーザごとにアクセス権限を割り当てたり、FAXサーバ各種設定を行うことができます。
自動返信機能
ライトニングFAX電話帳に登録済みの相手先からのFAX送信に対して、固定コメント/受信日時/枚数/1枚目のイメージを付加したFAX自動返信が可能です。
FAXモニタ
FAX回線を管理するアプリケーションです。各回線稼働状況をビジュアルに確認したり、任意の複数回線をグルーピングすることができます。
FAX電話帳/ブロードキヤスト
送信時に、FAX電話帳から宛先を選択可能です。複数の宛先を指定し、同じ内容のFAXを同報配信することもできます。また、自動宛先チェックや自動返信時の定義ファイルとしても活用します。
受信FAXの自動振り分け(自動ルーティング)
ライトニングFAXで受信したFAXを、任意のユーザIDの受信フォルダに自動で振り分けすることができます。送信元のナンバーディスプレイ/CSID、送信時に入力されたDTMFトーン信号、受信した回線のダイヤルイン番号を、振り分けのキーとして設定することが可能です。
受信FAXのQRコード解析機能
ライトニングFAX オプションの「簡易FAX配信ツール」で送信したQRコード付きの帳票が相手先から返信されると、受信時にQRコード解析して担当者に自動でルーティングしたり、帳票識別したりする業務に活用できます。
修理時の代替機器サービスと定額料金で長期(最長5年間)に安心してご利用いただける「定額保守」
故障時に新品交換が可能な「定額保守+(プラス)」をご用意しております。
定額保守 | ・先出しセンドバックの無料修理と、修理時の代替機貸出し ・1年毎の更新で最長5年まで対応 ・修理期間中に代替機(または同等品)をお貸し出し、修理後代替機は返却頂きます。 |
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定額保守+ | ・故障時には新品交換で対応 返却不要 ・1年毎の更新で最長5年まで対応 |
WEBブラウザ表示機能
業務システムとライトニングFAXが連携することで実現するFAX自動送信システムのFAX送信履歴を、Webブラウザを通して遠隔地からも確認することが出来ます。さらに履歴確認だけでなく、検索や再送信なども可能なため、送信エラー時に求められる迅速な対応も本機能で実現可能です。
帳票システム連携
ライトニングFAXと 帳票システムとの連携により、ペーパーレスでスピーディーなFAX送信自動化を実現します。帳票システムによって生成されたPDFファイルをライトニングFAXが自動でFAX送信するまでの流れを簡単に構築できます。
連携可能システム・ソリューション(企業名50音順)
連携可能なシステム・ソリューションの詳細は各製品メーカーのWebサイトでご確認ください。
- Create!Form(インフォテック株式会社)
- SVF(ウイングアーク1st株式会社)
- imageWARE Form Manager(キヤノン株式会社)
- FiBridgeII(JFEシステムズ株式会社)
- Printview DeliveryServer(日本電気株式会社)
- FUJITSU Software Interstage List Creator(富士通株式会社)
IBM i スプール連携製品
「OAC FaxMagic/400」は、「IBM i」専用のFAX自動送信パッケージです。 「IBM i」が出力する印刷イメージそのままに、ライトニングFAX経由で相手先へ自動FAX送信可能となります。
ERP・購買システム連携
ライトニングFAXと ERP、購買システムとの連携により、購買関連のデータ入力からデータのFAX送信までの流れを自動化できます。
連携可能システム・ソリューション(企業名50音順)
連携可能なシステム・ソリューションの詳細は各製品メーカーのWebサイトでご確認ください。
OCR(光学文字認識)連携
OCRシステムとの連携により、受信したFAXデータの手書き文字を自動認識。FAX文書の入力作業を効率化できます。
連携可能システム・ソリューション(企業名50音順)
連携可能なシステム・ソリューションの詳細は各製品メーカーのWebサイトでご確認ください。