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よくあるご質問FAXサーバー・ライトニングFAX

このFAQは、ライトニングFAXのVer5.5-47以降を対象とします。

APIモジュール、電子メールゲートウェイ、セキュリティオプションなどのオプションも対象とします。

FAQ一覧

環境編

Q1
ライトニングFAXサーバーにウイルス監視用ソフトをインストールしても問題ありませんか?
A1

ライトニング FAX、およびオプション製品のインストールフォルダをウイルス検索の対象フォルダから除外してください。

FAX送受信する際、FAXのイメージファイルをライトニングFAXの所定のフォルダに一旦作成します。

このファイルがウイルスチェックの対象になると、ウイルスチェックの際にファイルがロックされ、ライトニングFAXの動作に影響を与える可能性があるためです。

Q2
ライトニングFAXのサービスを死活監視する方法はありますか?
A2

ライトニングFAXには、サービスを監視する機能はありません。

ライトニングFAXのサービスやプロセスの監視は、別途監視ツールでチェックしてください。

Q3
ライトニングFAXサーバーには、どのくらいのデータを蓄積可能ですか?
A3

Ver5.5-62までは、最大で約30万件です。

Ver5.5-63以降の64bit版ライトニングFAXサーバでは、搭載物理メモリに応じて最大で約500万件です。32bit版ライトニングFAXサーバでは、搭載物理メモリによらず最大で約30万件です。

件数は、すべてのリソースのすべてのユーザにある、「保存済」フォルダ、「作業中」フォルダに登録されているアイテム数の合計です。

Q4
アイテムを定期的に削除できますか? また、アイテムの保存期間は設定できますか?
A4

リソース毎に、アイテムを削除するまでの期間と対象のステータスを指定できます。

削除するまでの期間を超えると、受信アイテムや送信アイテムを作業中フォルダから保存済フォルダに移動したり、保存済フォルダから削除したりします。

なお、削除するときにメッセージや詳細情報を残すかは、ユーザ毎に設定します。

Q5
ライトニングFAX電話帳には、どのくらいの件数を登録可能ですか?
A5

1つのライトニングFAX電話帳に登録できる件数の目安は、約48万件です。

ただし、電話帳のファイルサイズは1GB が上限なので、1件当たりのデータ量によって変動します。

Q6
電話回線の電話番号が変わった場合に、ライトニングFAX側の設定変更等は必要ですか?
A6

電話回線の電話番号が変わっても、ライトニングFAXの送受信においては、影響を受けません。

ただし、DID番号、CSID、FAX番号などに電話番号を設定している場合、変更してください。

Q7
ライトニングFAXから番号通知でFAXを送信するには、どうすればよいですか?
A7

ライトニングFAXには、番号通知/非通知の設定はありません。

ライトニングFAXから送信したFAXで番号通知されるかは、ご契約の回線の設定に依存します。

FAX番号の前に「186」「184」を付けると、番号通知の要否を変更できます。

  • 186:番号通知
  • 184:番号非通知

「プレフィックス」を設定すれば、FAX番号の先頭に自動的に付加することができます。

「プレフィックス」は以下の箇所で設定できます。

  • APIコマンドの「@FAX_PREFIX」
  • 送信ダイアログの[設定]のプレフィックス
  • 「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「FAX設定」のプレフィックス
  • 「Lightning FAX モニタ - 設定」の「回線」タブのプレフィックス
Q8
ライトニングFAXで特定番号を発信元番号として送信先へ通知することは可能ですか?
A8

Ver5.5-56以降では可能です。

通知できる番号は、発信元が契約している契約者回線番号、またはダイヤルイン番号です。

ただし、以下の条件を満たしている必要があります。

  • CT Network BOX、マルチメディアボックス、またはDialogic社製TR1034 FAXボードを使用
  • NTT網のINS64回線、INS1500回線を使用
  • 「発信者番号通知サービス」を契約
Q9
アナログ回線を使用した送信で、回線毎にリソースを分けることは可能ですか?
A9

可能です。

回線毎のリソース割り当ては、「Lightning FAX モニタ - 設定」の「サーバー」タブより、以下の手順で設定してください。 

  • 「回線番号の選択」にて変更対象の回線番号を指定します。
  • 「サーバIPアドレス」「ポート番号」にFAXサーバのIPアドレスとポート番号を入力します。
  • 「LFserverに接続する」ボタンをクリックしますと、「リソースID」にLFserverのリソース情報が表示されます。
  • 「リソースID」にて目的の任意のリソース番号を選択し、最後にOKボタンをクリックします。
Q10
ナンバーディスプレイルーティングを行う場合、ナンバーディスプレイの契約が必要ですか?
A10

ナンバーディスプレイルーティングを行う場合、FAXサーバ側の回線でナンバーディスプレイ契約が必要となります。

Q11
NTT各社へ回線契約する際に提出するINS64回線の申請書に「PmP・常時起動」と「PmP・呼毎起動」の項目がありますがどちらを選択したらよいですか?
A11

  • CT Network BOX:「P‒MP常時」
  • マルチメディアボックス:「P-MP常時」
  • Dialogic社製 TR1034 FAXボード:「P-MP常時」
  • アバール長崎社製FAXボード:「P‒MP常時」
    • Ver5.5-66までは「P‒MP呼毎」でも動作可能です。
Q12
CT Network BOXを利用する際に必要なネットワークの帯域を教えてください。
A12

ライトニングFAXドライバとCT Network BOXとの通信に必要な帯域の目安は、1チャネルあたり240Kbps以上です。

  • 例:
    INS1500×1回線の場合

    240Kbps×23チャネル=約5.6Mbps以上必要です。

帯域のほかにレイテンシが最小となる安定した通信経路を確保ください。

Q15
FAX通信デバイスの通信速度と規格について教えてください。
A15

CT Network BOX(アナログ、INS64、INS1500)
V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。
マルチメディアボックス(アナログ、INS64、INS1500)
V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。
Dialogic社製 TR1034 FAXボード(アナログ、INS64、INS1500)
V.17規格の14400bps(G3)、V.34の規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。
アバール長崎社製FAXボード(INS64)

EX以前のボードではV.17規格の14400bps(G3)で通信可能です。

P3X、TGX以降のボードではV.17規格の14400bps(G3)、V.34規格の33600bps(スーパーG3)で通信可能です。

Q16
Dialogic社製 TR1034 FAXボードの信号送出レベルのデフォルト値を教えてください。
A16

アナログボード
  • Ver5.5-60

    -6dB

  • Ver5.5-60以外

    0dB

BRIボード/PRIボード
  • Ver5.5-59以前

    -12dBm

  • Ver5.5-60以降

    -18dBm

Q17
CT Network BOXの最大接続台数を教えてください。
A17

ライトニングFAXドライバをインストールしているサーバ機1台あたりの最大接続台数は以下のとおりです。

  • CTBX-104 (アナログ×4回線) 12台
  • CTBX-504 (INS64×2回線) 12台
  • CTBX-523 (INS1500×1回線) 2台
Q18
マルチメディアボックスの最大接続台数を教えてください。
A18

ライトニングFAXドライバをインストールしているサーバ機1台あたりの最大接続台数は以下のとおりです。

  • VS-411MB/VS-421MB (アナログ×4回線) 4台
  • VS-412MB (INS64×2回線) 4台
  • VS-2301MB (INS1500×1回線) 2台
Q19
Dialogic社製 TR1034 FAXボード(PCI-X版)とTR1034 FAXボード(PCI Express版)の混在は可能ですか?
A19

PCI-X版とPCI Express版の混在は可能です。

なお、アナログ、INS64、INS1500の各ボードの混在はできません。

Q20
複合機をFAX通信デバイスとしてFAXの送受信を行う場合の対応機種を教えてください。
A20

ライトニングFAXと連携できるキヤノン製複合機の機種については、稼働環境ページの「ライトニングFAX 対応複合機」をご確認ください。

その他の機種については弊社営業にお問い合わせください。

  • Windows に登録したFAX ドライバー名を変更すると、[プリンターのプロパティ]の[送信イメージを保存する]のチェックがOFF になります。

FAX ドライバー名を変更した場合、再度、次の設定をしてください。

  • [コントロールパネル]-[ハードウェア]-[デバイスとプリンター]を開く。
  • FAX ドライバー名を右クリックし、[プリンターのプロパティ]を開く。
  • [基本設定]を押下し、[宛先選択]タブの[送信イメージを保存する]をチェックする。
Q21
ユーザライセンス数の考え方を教えて下さい。
A21

ライトニングFAXにユーザを登録すると、ユーザ毎にユーザライセンスを1つずつ消費します。

ただし、ライトニングFAXをインストールすると無条件にユーザライセンスを1つ消費します。

  • 「Administrator」

さらに、有償オプションを導入すると、それぞれ1つずつユーザライセンスを消費します。

  • 「LFapi」(APIモジュール)
  • 「MAILGTWY」(電子メールゲートウェイ)

LFクライアントを端末にインストールしてもユーザライセンスは消費しないので、インストールする端末台数に制限はありません。

Q22
簡易FAX配信ツールは、サーバ単位で必要ですか?
A22

簡易FAX配信ツールは、サーバ単位で必要になります。

簡易FAX配信ツールの他に、APIモジュール、電子メールゲートウェイ、セキュリティオプション、受信FAX効率化オプションもサーバ単位で必要になります。

Q23
電子メールゲートウェイ(SMTP版)の導入で注意すべきことはありますか?
A23

以下の注意事項があります。

  • メールからFAX送信をするには、メールサーバでワイルドカードを指定できるエイリアス機能が必要です。
  • SMTP認証を使用する場合は、Ver5.5-56以降をご使用ください。
  • POP before SMTPには、対応していません。
  • メールからのFAX送信で、メールに添付したファイルをFAX送信するには、送信ファイルに対応するアプリケーションがライトニングFAXのサーバにインストールされ、動作可能であることが前提となります。
  • イメージを変換するときにアプリケーションでエラーが発生したとしても、ライトニングFAXでは、そのエラーをハンドリングすることができません。
  • サーバにアプリケーションをインストールする場合、使用許諾に則ってご使用ください。
  • Ver5.5-56からSMTP認証の「AUTH PLAIN」に対応しています。
Q24
Office2010を使用したFAX送信で注意すべきことはありますか?
A24

以下の注意事項があります。

  • Office2010を使用してTIFFイメージに変換する際に、プリンタドライバ設定でディザリング「細かく」を設定しても有効となりません。
  • Ver5.5-60以降の場合、対策についてはREADMEを参照してください。
Q25
ライトニングFAXシステムを別のマシンに移設することは可能ですか?
A25

可能です。

移設できるのは、FAXエクスプローラで行った設定、および送受信履歴のみです。FAXエクスプローラ以外のツールで行った設定やレジストリ設定、ファイル設定は再度行ってください。

手順は、Ver5.5-60以前は『ユーザーズマニュアル セットアップ編』を、Ver5.5-61以降は『セットアップガイド』を参照してください。

API編

Q1
APIコマンドでTIFF以外のファイルを指定してのFAX送信は可能ですか?
A1

可能です。

APIコマンドにTIFF以外のファイルを指定する場合、ライトニングFAXがインストールされたマシンに送信ファイルに対応するアプリケーションがインストールされ、動作可能であることが前提となります。

この場合、アプリケーションの印刷エラーはライトニングFAXでハンドリングできません。

Ver5.5-54以降では、PDFファイルもTIFF同様にライトニングFAXで処理可能なので、PDF用のアプリケーションをインストールする必要はありません。

  • サーバにアプリケーションをインストールする場合、使用許諾に則ってご使用ください。
Q2
APIコマンドで複数のファイルを送信することは可能ですか?
A2

可能です。

APIコマンド内の@CONVERSION_FILEで、複数のファイル名を「,」(カンマ)で区切ります。

  • 例:
    @CONVERSION_FILE C:\1.tif,C:\2.tif
Q3
1回のAPIコマンドの実行で、異なる形式の複数のファイルを送信することは可能ですか?
A3

APIコマンドの@CONVERSION_FILEに異なる形式のファイルを指定して送信することができます。@CONVERSION_FILEに複数のファイルを指定する場合はカンマで区切ります。

ファイルごとに、異なる変換方法(@CONVERSION_MODE)を指定する場合は、下記のようにコマンドファイルを記述してください。

  • @CONVERSION_FILE ファイル1,ファイル2,ファイル3
  • @CONVERSION_MODE ファイル1の変換方法,ファイル2の変換方法,ファイル3の変換方法

すべてのファイルが同じ変換方法である場合、下記のようにコマンドファイルを記述してください。

  • @CONVERSION_FILE ファイル1,ファイル2,ファイル3
  • @CONVERSION_MODE 変換方法
Q4
@CONVERSION_MODEが1ページ目だけLFENGINE、2ページ目以降はTIFFという指定は可能ですか?
A4

ページ毎に@CONVERSION_MODEを指定することはできません。

@CONVERSION_MODEの変換モードの設定は統一する必要があります。

Q5
APIコマンドファイルに2バイト文字は使用可能ですか?
A5

可能です。

ひらがなや全角カタカナ、漢字、全角記号などの2バイト文字を「会社名」や「姓」、「名」のデータ領域に指定することが可能です。

Q7
「FAXエクスプローラのLFapiのユーザ編集」で送信エラー発生時の再送信回数を設定していますが、5回のリトライで終了します。APIモジュールからの送信リトライ回数は設定可能ですか?
A7

APIモジュールからFAX送信する際の再送信回数は、APIコマンドの@RETRIESコマンドで設定します。

「FAXエクスプローラのLFapiのユーザ編集」で指定する送信エラー発生時の再送信回数の値は、APIモジュールでは有効となりません。

@RETRIESコマンドが記述されていない場合は、デフォルトで5回となります。

Q8
余白を設定して送信することは可能ですか?
A8

ライトニングFAXには、余白を付加する機能はありません。

TIFFを作成する元ファイルで余白を指定しておく必要があります。

Q9
FAX通信デバイスのエラーコードをFAXエクスプローラではなくAPIフィードバックで取得することは可能ですか?
A9

可能です。

APIフィードバックを使用してエラーコードを別アプリケーションに通知する方法があります。

APIフィードバックでは、送信成功、送信失敗のイベントでアプリケーションを起動することができ、起動時の引数として回線番号やエラーコードなどの情報を渡すことなども可能です。

Q10
「APIフィードバック機能」で呼び出すアプリケーションに条件はありますか?
A10

「APIフィードバック機能」で呼び出すアプリケーションの条件は、特にありません。

「APIフィードバック機能」は、設定ファイル(LFapifbk.ini)の[Action X]のCommandに設定されているアプリケーション(exe、com、batなどの実行プログラム)をコマンドラインで起動するしくみです。

Q11
ライトニングFAXのプリンタドライバを再インストールすることは可能ですか?
A11

可能です。

導入しているプリンタドライバを削除して、新しいプリンタドライバを新規追加する手順となります。ライトニングFAXプリンタドライバには、「標準版」と「シンメトリック版」、「アンシンメトリック版」の3種類があります。

  • 「標準版」はVer5.5-58で追加したプリンタドライバです。

機能編

Q1
ライトニングFAXで送信時エラーになった場合、エラーの詳細はどこで確認可能ですか?
A1

FAXエクスプローラから以下の手順にて確認可能です。

  • FAXアイテムを右クリックし、「詳細表示」を選択します。
  • 「一般」タブを選択することで、エラーコードが表示されます。
  • 「詳細」ボタンをクリックすることで、エラーの原因が表示されます。
Q2
再送信回数を変更する方法を教えてください。
A2

「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「FAX設定」で設定します。

ユーザ単位、リソース単位での設定が可能です。デフォルトは3回です。

ただし、APIモジュールを使用する場合、APIコマンドの「@RETRIES」の設定が有効となります。デフォルトは5回です。

また、簡易FAX配信ツールを使用する場合、構成定義ファイル「LFToolMain.ini」のセクション名[API_COMMAND]のキー名「RETRIES」の設定が有効となります。デフォルトは0回です。

Q3
再送信間隔を変更する方法を教えてください。
A3

「FAXエクスプローラのリソース編集」で設定します。

リソース単位での設定が可能です。デフォルトは5分間隔です。

  • 「再送信間隔」が経過すると、ステータスが「送信準備完了」に変わり、その後「送信中」となり、自動再送信されます。
Q4
現在のFAX送信が何回目のリトライ処理かを確認することは可能ですか?
A4

確認することはできません。

なお、リトライ処理の残り回数であれば以下の手順で確認できます。

  • FAXアイテムを右クリックし「詳細表示」を選択します。
  • 「情報」タブの「再送信回数」に残り回数が表示されます。
Q5
FAX送信でエラーが発生したとき、リトライ処理はどのような動作になりますか?
A5

送信エラーが発生すると、「再送信間隔」の時間経過後に同一リソース内の空き回線を使用して1ページ目から再送信します。ただし「優先度」や「再送信間隔」の設定値により、FAXアイテムを登録した順番どおりに送信されないことがあります。

再送信回数に達しても正常終了しなかった場合、ステータスは送信失敗となり、FAXエクスプローラには最後の送信で失敗した際のエラ―コードが表示されます。

なお、リトライ対象となるエラーコードについては、ライトニングFAXのマスタ媒体のTool\ErrorCodeフォルダにある「retryerr.pdf」を参照してください。Ver5.5-58~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q6
FAX送信が失敗した場合に送信済ページ数を確認可能ですか?また、APIフィードバックでその値を取得可能ですか?
A6

複数ページのFAXを送信して途中でエラーが発生した場合、どこまで送信が完了しているか、FAXエクスプローラの「送信完了枚数」にて送信済ページ数を確認可能です。

APIフィードバックの「CompletedSize」で、その値を取得可能です。

Q7
FAX送信、またはFAX受信が失敗したことをメールで通知する方法はありますか?
A7

電子メールゲートウェイを導入すればメールで通知できます。

メール以外であれば、以下の方法で通知できます。

  • 印刷オプション

    詳細情報およびメッセージを自動印刷します。

  • 通知オプション

    通知メッセージをポップアップで表示します。

上記は、「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「ユーザ設定」タブで設定します。

Q8
受信したFAXを自動で振り分けたいのですが、どのような方法がありますか?
A8

ライトニングFAXの自動ルーティング機能を使用する方法があります。

  • DTMFルーティング
  • CSIDルーティング ※2 ※3
  • ダイヤルインルーティング ※1 ※3
  • ナンバーディスプレイルーティング ※1 ※2 ※3
  • ※1
    別途回線の契約が必要です。
  • ※2
    Ver5.5-65以降では、ライトニングFAXの電話帳を使用したルーティングができます。
  • ※3
    Ver5.5-65以降では、ルーティングの優先順位を指定できます。
Q9
回線毎に自動印刷するプリンタを分けることは可能ですか?
A9

可能です。

回線毎に自動印刷プリンタを設定するには、それぞれの回線に対し、リソースを割り当てます。

例えばアナログ4回線の場合、リソース1からリソース4までに、回線1~4を割り当てます。

出力先プリンタは、ユーザ編集にて、リソース単位で設定してください。

設定数は最大15です。

Q10
自動印刷の出力先プリンタの変更方法を教えてください。
A10

  • プリンタ名を変更する場合

    レジストリに指定しているプリンタ名を変更してください。

  • 登録されているプリンタに変更する場合

    該当ユーザの「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「転送」タブのプリンタIDを、使用するプリンタのプリンタIDに変更してください。

  • プリンタを新規に追加する場合

    レジストリにプリンタ名を指定してください。また、該当ユーザの「FAXエクスプローラのユーザ編集」-「転送」タブのプリンタIDを、追加したプリンタのプリンタIDに変更してください。

設定の詳細については、『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照してください。

Q11
自動印刷の際に用紙サイズを変更することは可能ですか?
A11

レジストリに以下を設定することで可能です。

  • Ver5.5-62以前の場合
    • 32ビットOS
       HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers
    • 64ビットOS
      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers
  • Ver5.5-63以降の場合
    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Interstar Technologies\Lightning FAX - SERVER\Server\Printers

"PxPaperSize" = ***

  • ***の部分にDefaultを設定すると、該当のプリンタドライバのプロパティに設定されている用紙サイズが使用されます。
  • ***の部分にAutoを設定すると、ライトニングFAXサーバが自動的に用紙サイズを選択します。
  • A4のイメージをA3で出力する場合、Defaultを指定して、プリンタドライバのプロパティでA3を指定することで可能です。
Q12
受信イメージをPDFファイルで保存することは可能ですか?
A12

Ver5.5-54以降では、「受信FAXイメージ自動格納機能」で受信ファイルの拡張子にPDFを指定することでPDFファイルで保存することができます。

詳細については、『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照してください。

Q13
受信FAXイメージ自動格納機能を使用した場合に自動的に作成・格納されるTIFFファイル名はどのようになりますか?
A13

受信したFAXの形式とTIFFファイル名は、以下のようになります。

  • マルチページTIFF形式 - FAX番号_格納時間.TIF
  • シングルページTIFF形式 - FAX番号_格納時間.N
  • FAX番号はCSIDにすることも可能です。
  • シングルページTIFF形式の場合、Nは数字の連番、全1ページであれば拡張子はTIFとなります。
Q14
FAXヘッダの部分に動的に任意の文字列を挿入することは可能ですか?
A14

可能です。

「FAXエクスプローラのリソース編集」、または「FAXエクスプローラのユーザ編集」のFAXヘッダで件名や会社名などを設定します。

Q15
送信イメージのFAXヘッダを出力しないようにすることは可能ですか?
A15

可能です。

「FAXエクスプローラのリソース編集」で、「FAXヘッダ」ボタンをクリックし、「FAXヘッダを使用しない」を項目追加してください。

なお、「FAXエクスプローラのユーザ編集」で、FAXヘッダを設定している場合、この設定が優先されます。

Q16
ライトニングFAXではTSID(送信端末識別)情報を持っていますか?
A16

ライトニングFAXでは、リソース編集またはユーザ編集のCSIDをTSIDとして扱います。

  • TSID(Transmitting Subscriber Identification:送信端末識別)
    CSID(Called Subscriber Identification:被呼端末識別)
Q17
ライトニングFAXでG4TIFFフォーマットのイメージ を送信可能ですか?
A17

G4の圧縮形式の場合は、ライトニングFAXから送信できません。

G4圧縮形式のTIFFを表示可能なアプリケーションからライトニングFAXのプリンタドライバで印刷し、G3圧縮形式のTIFFに変換してから、そのファイルをライトニングFAXで送信してください。

Q18
FAXエクスプローラで相手先のFAX番号を確認することは可能ですか?
A18

下記の手順にて可能です。

ライトニングFAXが発信の場合
「詳細表示」-「情報」タブ-「FAX番号」を確認してください。
ライトニングFAXが着信の場合
  • 「詳細表示」-「情報」タブ-「転送情報」を確認してください。
  • 「Lightning FAX モニタ - 設定」の「サーバー」タブより、「自動ルーティング」の設定をナンバーディスプレイに設定してください。
  • FAX受信側でナンバーディスプレイ契約をしていること、FAX送信側が電話番号を通知していることが条件となります。
Q19
FAXエクスプローラ上で受信したFAXの送信者情報を表示することは可能ですか?
A19

会社名自動設定機能にて、発信者番号通知に紐付いた会社名を表示することが可能です。

手順については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

Q20
同報FAX送信後、どの宛先に送信したのか確認する方法を教えてください。
A20

同報FAX送信後どの宛先に送信したのかは、FAXエクスプローラ上の同報FAXの紙が重なったようなアイテムをダブルクリック、もしくは右クリックで「展開」を選択すると表示される「個々の宛先への送信状況」にて確認可能です。

Q21
ライトニングFAXから同一番号へ同時に送信させないようにすることは可能ですか?
A21

リソース単位で可能です。

「FAXエクスプローラのリソース編集」で「同一番号への送信の際に異なる回線からの送信を行わない。」にチェックを付けます。 デフォルト設定では、チェックが付いています。

Q22
全体のFAX送受信の状況をユーザで参照できるようにすることは可能ですか?
A22

該当のユーザに対してパワーユーザ権限を与えることで可能です。

Ver5.5-60までは、「FAXエクスプローラのユーザ編集」の「セキュリティ」タブで、画面中央右の「すべてのリソース」内の「パワーユーザ権限(FAX参照)」にチェックを入れます。Ver5.5-61以降では、「FAXエクスプローラのユーザ編集」の「セキュリティ」タブで、画面上部左の「アクセス権限」内の「パワーユーザ権限(FAX参照)」を選択し、画面上部右のすべてのリソースにチェックを入れます。

これで該当のユーザがログインすれば、全てのFAXアイテムを表示することができます。

Q23
FAXエクスプローラ上のユーザ名を変更することは可能ですか?
A23

FAXエクスプローラ上のユーザ名を変更することはできません。

ユーザを新規に作成してください。

FAXアイテムの移動は、転送、またはコピーを行ってください。

ただし、送信アイテムは移動できません。また、コピーすると受信アイテムになります。

Q24
FAXエクスプローラのユーザ編集-ユーザ設定の「メッセージ印刷」と「詳細印刷」の違いは何ですか?
A24

メッセージ印刷ではFAXのイメージが、詳細印刷ではFAXのFAX通信ログが印刷されます。

Q25
保存オプションを設定した場合、どのような動作になりますか?
A25

保存オプションを設定すると、設定したユーザがもつFAXを削除しても一旦保存済フォルダに入ります。

保存済フォルダのFAXを削除するとハードディスク上から削除されます。

Q26
ライトニングFAXの電話帳をインポート/エクスポートすることは可能ですか?
A26

どちらも可能です。

それぞれ、CSVファイルからのインポート、CSVファイルへのエクスポートとなります。

  • エクスポートはVer5.5-54からサポートした機能です。Ver5.5-53以前のリビジョンではエクスポートできません。
Q27
パブリック電話帳を使用する上で注意すべきことはありますか?
A27

パブリック電話帳を使用する場合、電話帳ファイルをFAXサーバ側でWindowsのフォルダとして共有し、クライアント側からアクセス可能な状態にしてください。

Q28
回線異常が発生している可能性があることを検知してアラームを発生させることは可能ですか?
A28

アラームを発生させることはできません。

ただし、Ver5.5-51以降では以下の機能が追加されています。

  • CT Network BOX:回線状態とLFdriverのエラーをイベントログに通知する機能
  • マルチメディアボックス:回線状態をイベントログに通知する機能
  • Dialogic社製のFAXボードTR1034:回線状態をイベントログに通知する機能
  • アバール長崎社製ボード:LFdriverのエラーをシステムのイベントログに通知する機能

なお、状態によっては検知できない場合があります。

通知する情報については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

Q29
電話回線の障害時にライトニングFAXで自動認識し、該当回線を使用不可とすることは可能ですか?
A29

ライトニングFAXでは、電話回線の障害を自動で認識することはできません。

手動の場合、「使用していないリソースの割り当て」または「回線モードの変更」により、回線を使用しないようにすることが可能です。

Q30
セキュリティオプションを導入して、 誤送信を防止することは可能ですか?
A30

セキュリティオプションでは、以下の機能により、誤送信を防ぐことができます。

  • 事前に登録された送信先のみに送信する機能
  • 実際に送信する前に承認を行う機能
  • 承認時にFAX番号を照合する機能(Ver5.5-54以降)
Q31
FAX送受信中にLFdriverサービスを停止するとどうなりますか?
A31

送信中/受信中のFAXの終了を待ってサービスを停止します。

新たなFAX送信、FAX受信はおこなわれません。

Q32
FAX送受信中にOS再起動、またはシャットダウンするとどうなりますか?
A32

OSシャットダウンによるLFdriverサービスの停止では、送信中/受信中のFAXの情報がロストする可能性があります。

必ず、OSをシャットダウンする前に、LFdriverサービスを停止してください。

Q33
サーバのIPアドレスを変更する場合、ライトニングFAXの設定変更は必要ですか?
A33

必要です。

サーバのIPアドレスが変更になる場合、ライトニングFAXでは、iniファイルとレジストリを変更する必要があります。

ライトニングFAXのマスタ媒体のToolフォルダにある「IPAddressChanger.exe」というツールで、IPアドレスを一括変更してください。Ver5.5-58~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q34
夜間のバッチ処理などで自動的に送受信データのバックアップを採取することは可能ですか?
A34

可能です。

ライトニングFAXのサービスを停止して、ライトニングFAXのインストールフォルダをバックアップ先にコピーしてください。

Q35
FAXの送受信履歴を外部から取得することは可能ですか?
A35

Ver5.5-66以降では、送受信履歴取得ツールを利用して取得することが可能です。

詳細については、ライトニングFAXのマスタ媒体のTool\送受信履歴取得ツールフォルダにある「送受信履歴取得ツール説明書.PDF」を参照してください。Ver5.5-66~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダがあります。

Q36
ライトニングFAXサーバにてクライアントからのアクセスログを取得することは可能ですか?
A36

Ver5.5-50以降では、クライアントからのアクセス状況をアクセスログに出力可能です。 アクセスログの詳細については、ライトニングFAXの『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』を参照ください。

トラブルシュート編

Q1
再送信の設定をしていますが、エラーの種類によって再送信されないジョブがあります。エラーの種別毎に再送信を設定することは可能ですか?
A1

可能です。

ライトニングFAXは、エラーコードによってリトライのON/OFFが設定できます。LFserverのインストールフォルダーに、err_code.csvファイルを作成し、LFserverサービスを再起動することで、次回の送信以降、設定したエラーコードがリトライ対象となります。

設定の詳細については、ライトニングFAXのマスタ媒体のTool\ErrorCodeフォルダーにある「retryerr.pdf」を参照してください。Ver5.5-58~Ver5.5-68はdisc1に上述のフォルダーがあります。

Q2
相手側にFAXが届いていますが、ステータスが「送信失敗」になっています。
A2

イメージ送信が始まってからエラーが発生した場合は、相手側に一部またはすべてのFAXが届いていることがあります。

相手側に届いているかを確認して、必要であれば再度送信してください。

Q3
LCR機能使用時、番号の指定で市外局番をつけないとエラーになります。
A3

LCR機能を使用している場合、市外局番が必要となります。

Q4
受信FAXの発信元番号が取得できないのですが、送信側の設定によるものですか?
A4

FAX受信側でナンバーディスプレイ契約をしていること、FAX送信側で番号を通知していることを確認してください。

また、「Lightning FAX モニタ - 設定」の「回線」タブで、「回線番号の選択」より該当の回線を選択して「自動ルーティング」にナンバーディスプレイが指定されていることを確認してください。

Q5
FAXエクスプローラの画面更新に時間がかかります。
A5

以下の方法で表示するFAXアイテム数を減らしてください。

不要なFAXアイテムを削除する。
  • FAXエクスプローラで、削除対象のFAXアイテムを選択し、「削除」を選択する。
  • 特定のステータスになってから一定期間経過したFAXアイテムを自動的に削除する。(自動削除機能)
  • 送信や受信の成功時または失敗時に該当のFAXアイテムを自動的に削除する。(削除オプション)

なお、保存オプションを指定している場合、作業中フォルダで削除したFAXアイテムは保存済フォルダに残ります。

表示するFAXアイテム数を件数と日付で制限する。(Ver5.5-64以降の場合)
詳細については、『ユーザーズマニュアル アドミニストレータ編』の「ライトニングFAX エクスプローラの一覧表示設定について」を参照ください。

また、Ver5.5-54以降、かつBroadcomチップ セットをご利用の場合は、『ソフトウェア説明書』(README.TXT)の「ライトニングFAXエクスプローラからライトニングFAXサーバへのアクセスに時間がかかる場合」に記載の設定をお試しください。

Q6
ライトニングFAXビューワで以下の操作をおこなっても、付加したアノテーションが用紙方向に合わせて回転しません。 (1) アノテーションの付加 (2) 用紙方向の変更
A6

貼り付けられたアノテーションは、用紙方向を変更しても一緒には動きません。

最終的な用紙方向にしてからアノテーションを貼り付ける必要があります。

Q7
簡易FAX配信ツールやAPIモジュールの監視フォルダーにネットワークドライブを指定するとサービスが起動できません。
A7

「F:\」のようにネットワークフォルダーのドライブ名を指定するとサービスが起動できません。

「\\サーバー名\フォルダー名」のようにUNCで指定してください。

Q9
簡易FAX配信ツールで、データを帳票化すると、漢字名称の部分が「0」になります。
A9

CSVファイルのデータを記述するとき、文字列の場合は必ずダブルクォーテーションで括る必要があります。

CSVファイルをExcelで編集して保存すると、ダブルクォーテーションは必要ないものと認識され削除して保存されます。

CSVファイルを編集する際は、メモ帳などのテキストエディタで編集することをお勧めします。

Q10
電話回線ケーブルが抜けてしまいました。どうすれば復旧できますか?
A10

CT Network BOXをご利用の場合
電話回線ケーブルをCT Network BOXに差してください。
マルチメディアボックスをご利用の場合
  • <VS-411MB、VS-421MB>

    電話回線ケーブルをマルチメディアボックスに差してください。

  • <VS-412MB、VS-2301MB>

    電話回線ケーブルをマルチメディアボックスに差し、VOISTAGE Core Serviceサービスを再起動してください。

Dialogic社製FAXボードをご利用の場合

電話回線ケーブルをFAXボードに差してください。

復旧しない場合はマシンを再起動してください。

アバール長崎社製FAXボードをご利用の場合
電話回線ケーブルをFAXボードに差し、マシンを再起動してください。
Q11
CT Network BOXのLANケーブルが抜けてしまいました。 CT Network BOXの電源がOFFになってしまいました。 どうすれば復旧できますか?
A11

LANケーブルが抜けてしまった場合
LANケーブルを差してください。
電源がOFFになってしまった場合
電源をONにしてください。
Q12
マルチメディアボックスのUSBケーブルが抜けてしまいました。 マルチメディアボックスの電源がOFFになってしまいました。 どうすれば復旧できますか?
A12

USBケーブルが抜けてしまった場合
USBケーブルを差し、マシンを再起動してください。
電源がOFFになってしまった場合
電源をONにし、マシンを再起動してください。
Q13
Dialogic社製TR1034 PCI Expressボードを装着したマシンでOSをシャットダウンすると、シャットダウンできずに再起動されたり、ブルースクリーンが表示されます。
A13

必ずレジストリ設定を行ってください。 設定値の詳細は、Ver5.5-60以前は『ユーザーズマニュアル セットアップ編』を、Ver5.5-61以降は『セットアップガイド』を参照してください。

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