よくあるご質問産業用カメラ用画像処理ソフト・Vision Edition
FAQ一覧
全般
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Q適用業務は何ですか?
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A
機器監視やロボットコントロールです。
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Q導入メリットは?
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A
システム構築に必要な各種の処理がユニットとして提供され、フローチャート形式で組み立てることができます。
用意されるユニットには条件分岐等の基本的なルーチンや画像処理のほかカメラやロボットに関するものも含まれます。
PLCやデータベースとの連携も可能です。
機器配置もネットワークカメラによりシンプルとなり現場に即したシステム構築を行えます。 -
Qシステム構築はどのような手順で行いますか?
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A
まずオフラインモードで次の作業を行います。
新規ジョブ追加→カメラ登録→カメラ設定→マスター画像登録→(外部データ通信設定)→(定数設定、ログ設定、表示情報の設定)→フローチャート作成→各種作業ユニットの設定→トリガー実行による動作確認
引き続きオンラインモードで次の作業を行います。
トリガー実行による動作確認→(ログ、画像の確認)→(外部トリガーによる動作確認)
各ユニットの調整は適宜行います。
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Qジョブとは何ですか
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A
Vision Editionで行う一連の処理のことを示します。
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Q新規ジョブはどうすれば作れますか?
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A
次の手順で作成できます。
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ジョブツールバー左端のJOBの文字があるアイコンをクリック。
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ジョブ管理ダイアログ右上の「新規作成」ボタンをクリック。
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ジョブの新規作成ダイアログで適切なテンプレートを選択し「次へ」ボタンをクリック。(一般的な画像処理のジョブは「新規作成」を選択します)
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新規作成ダイアログの「ジョブ名」にわかりやすい名前を付けて「OK」をクリック。
これでジョブが作成できました。
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Q作成したジョブはどうすれば使えますか?
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A
次の手順で操作します。
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ジョブ設定ダイアログが開いている場合はそのまま作業を続けてください。
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開いていない場合はジョブツールバーのジョブ設定アイコンをクリックして開きます。
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ジョブ割り当て欄で何も設定されていない欄の下向き矢印をクリック。
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表示されたリストから追加したジョブを選択。
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右側の「開く」ボタンをクリック。
これでジョブを使えるようになりました。
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Qジョブを作成してみましたがその後何をすれは良いかわかりません。
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A
その後することはカメラ設定、マスター画像設定、フローチャート設定です。
それらの設定はジョブツールバーのアイコンから行えます。
一から設定することも可能ですが、まずは具体例で演習するとわかりやすいと思いますので、作業支援マニュアルで演習を行ってみてください。 -
Q作業支援マニュアルはどこから入手できますか?
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A
キヤノンのVision Edition製品サイトで公開されています。
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ページの中ほどの「チュートリアル」をクリック。
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「作業支援マニュアル」をクリック。
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作業支援マニュアルのリストが表示されます。画像処理のものは「はじめてのバーコード認識編」「はじめてのアナログメーター認識編」となります。
それらをクリックするとダウンロードできます。
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Q業務内容に合わせた専用の操作画面は作れますか?
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A
申し訳ございません。
そのような機能はございません。 -
Q屋外で活用は可能ですか?
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A
申し訳ございません。
内容によりますが環境に左右されることが多いため屋外での活用は推奨致しません。 -
QVision Editionの活用に影響する環境とはどのようなものですか?
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A
Vision Editionの活用に影響する環境は、天候、紫外線、光量、大気、気圧、温度、湿度、振動、塵埃、汚れ、反射、水濡れ、腐食性ガス汚染等です。
Vision Editionの活用にあたっては、これらをコントロールして適切な環境にしていただくことが必要です。
メインツールバー
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Qメインツールバーはどこにありますか?
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A
メイン画面左上にある6つ並んだアイコンです。
次の機能が用意されています。- システム設定
- メイン画面の表示設定
- ログ画像やログデータ、記録画面の保存設定
- シミュレーション
- カメラ画像の切り替え
- 記録画像の保存
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Qシステム設定の最上部にあるシステム保護とは何ですか?
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A
Windows 10 Enterprise IoTに含まれる統合書き込みフィルター(UWF: Unified Write Filter)によるシステム保護のことです。
これを有効化にしておくとWindowsのシステム領域への書込みはメモリー上のオーバーレイ領域に書き込まれるようになります。(システム領域の内容は保護される。)
システム保護が有効化されている状態で、何らかの問題が生じた場合はWindowsを再起動するだけで元の状態に戻すことができます。
またストレージへの書込みがされず、SSDへの書込み回数も削減されるため故障率の低下も期待できます。
Vision Edition利用中は常に「有効化」しておきます。
(これを「無効化」するのはアプリケーションの更新や追加をする際だけです)
この欄のボタンをクリックするとWindowsが再起動し指定の状態に変わります。
UWFの現在状態はメイン画面右上の「外部機器の接続状態とシステム保護状態」でも確認できます。 UWFが緑であれば有効化されています。 -
Qメイン画面右上に常に赤くNGと表示されているのが気になるのですが?
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A
この表示は特定のユニットの判定結果などと連携することができます。
デフォルトではどれとも連携していないため常にNGと表示されます。
ジョブを開きメインツールバーの「メイン画面の表示設定」を選択し、「メイン画面の判定条件」で連携させたいユニットの判定結果を設定します。
その後トリガーを実行しユニットの判定結果により表示が変化することを確認します。 -
Q結果のログを取りたいのですが?
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A
結果のログを取るにはメインツールバーの「ログ保存」を使います。
デフォルトでは何も設定されておりませんのでログは保存されません。
またログの保存はオンラインモードのトリガーでのみ行われますので、オフラインモードではここで何を設定してもログは取られません。
またログデータはCSVファイルやデータベースに保存することが可能です。 -
QログのCSVに出力する項目を任意のものにすることはできますか?
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A
申し訳ございません。
CSV出力では必ず200項目出力されます。 -
Q画像の切り替えが効きません。
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A
メインツールバーの「画面の切り替え」は開いている上部に複数のカメラが接続されている場合に利用できます。
ジョブツールバー
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Qジョブツールバーはどこにありますか?
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A
ウィンドウ上部右寄りの青い背景のアイコン群がジョブツールバーです。
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Qジョブツールバーでは何ができますか?
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A
ジョブに関する各種設定が行えます。
左から順に次の処理のアイコンが並びます。
「ジョブ設定」「カメラ設定」「マスター画像設定」「定数設定」「フローチャート編集」「外部データ通信設定」「表示情報設定」「ジョブ設定の保存」 -
Qジョブツールバーのジョブ設定以外クリックできないのですが?
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A
他の処理はジョブを開いた後、利用できるようになります。
カメラ設定
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Qカメラはどのように追加しますか?
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A
ジョブツールバーのカメラ設定で追加できます。
追加の際にはカメラに設定されているIPアドレス、ポート番号、ユーザー名、パスワードが必要です。 -
Qカメラはカメラ1から順に使う必要がありますか?
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A
順に使う必要はございません。
カメラ2のみ使うといったこともできます。 -
Qカメラ設定を複数のジョブで共有することはできますか?
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A
申し訳ございません。
カメラ設定はジョブごとに行ってください。 -
Qカメラ設定で撮像設定なども行う必要がありますか?
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A
特にここで設定する必要はございません。
ジョブの撮像ユニットで適切な位置に合わせていただければ結構です。
マスター画像
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Qマスター画像とは何ですか?
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A
マスター画像は画像解析の際の基準として使われる画像です。
「撮像」ユニットで撮像した画像のほか、事前に撮像した画像を利用することもできます。 -
Qマスター画像の撮像はどうすればできますか?
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A
「撮像」ユニットの「詳細設定」の「撮像設定」で画像を見ながら各種撮像条件を設定し、「その他」の「マスター画像の設定」から「マスター画像設定」に入ります。
新規のマスター画像を追加するには「3.マスター画像編集」のツリーでフォルダーを選択して「画像の追加」をクリックして追加します。
追加したものを選択し「名前の変更」でわかりやすい名前を付けます。
「2.画像選択」の「カメラ撮像」をクリックすると「撮像」ユニットで設定した撮像条件で撮像されます。
この状態で「4.マスター画像登録」の「登録」をクリックするとマスター画像として登録されます。 -
Qマスター画像の整理はできますか?
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A
マスター画像をフォルダー分けして整理できます。
新規のフォルダーはジョブツールバー「マスター画像設定」の「フォルダー追加」で追加できます。(フォルダーの階層化はできません。)
マスター画像を追加したフォルダー内に移動するには、目的のマスター画像をクリックした後、上下の矢印キーで移動します。
なおフォルダーを削除してしまうと、その中のマスター画像も削除されますので注意が必要です。
作業ユニット
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Q作業ユニットとは何ですか?
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A
フローチャートでジョブを作成する際の処理です。
「カメラ」「分岐処理」「画像処理」「モデルマッチング」「ロボット操作」「演算」の6種類のユニットがあります。
ジョブはフローチャートに配置した作業ユニットを接続線で結び作ります。 -
Qカメラユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
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A
次の4つの作業ユニットがあります。
- 撮像
- ネットワークカメラポジション
- ネットワークカメラ移動先補正
- グリッドPTZ
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Q撮像ユニットなどで設定するズームは何の値ですか?
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A
カメラの水平画角の角度です。 この値はワイド(W)端程大きく、テレ(T)端程小さくなります。
その範囲はカメラ機種ごとに異なりカメラに設定されているアスペクト比によっても変わります。
デフォルトではカメラのワイド(W)端の値となっています。
この値は拡大するほど小さな値になり、一般的なズーム倍率とは値の大小が逆なので感覚的にわかりにくいかもしれません。
(拡大はW端からT端に近づくことなので、この値は小さくなるが、一方ズーム倍率では値が大きくなる。)
例:VB-H45 アスペクト比16:9でお使いの場合の水平画角 W端60.4°~T端3.2°
デフォルト値はW端の60.4(ズーム倍率1倍)
アスペクト比4:3でお使いの場合の水平画角 W端46.3°~T端2.4°
デフォルト値はW端の46.3(ズーム倍率1倍) -
Qズーム倍率の確認はできませんか?
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A
申し訳ございません。 Vision Editionのメイン画面ではズーム倍率の確認はできません。
ブラウザでカメラのネットワークカメラビューを開いていただき、画像の下に表示されるインフォメーションで光学ズームの倍率を確認することができます。
ネットワークカメラビューは次のアドレスにアクセスし開くことができます。
例:カメラのIPアドレス 192.168.0.10
http://192.168.0.10/viewer/live/(カメラに設定したユーザー名とパスワードが必要です。)
画像の下のインフォメーション欄にfps、パン、チルト、ズーム水平画角(光学倍率)の値が表示されます。
ズームの()内の値が光学倍率となります。 -
Q撮像ユニットなどで設定するパンやチルトは何の値ですか?
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A
カメラのパン、チルトの角度です。デフォルト値はいずれも0です。
パン(首振り)、チルト(あおり)それぞれの0位置の場所と可動範囲の指定は次の所になります。
パン: 0位置はカメラのパン角度範囲の中央位置。
可動範囲はカメラのパン角度範囲を2分した値までプラス、マイナスで指定
チルト:0位置はカメラのチルト角度0°の位置。
可動範囲はカメラのチルト角度範囲まで指定 -
Q撮像ユニットの台形歪み補正はどのように使いますか?
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A
撮像ユニットの画像補正設定タブで指定します。
透視歪みマッチングとポイント指定の2つの方法で指定できます。
透視歪みマッチング:
あらかじめ登録した透視歪みマッチンングモデルと現在の撮像画像を差分から歪みを補正する方法です。
透視歪みマッチンングモデルは対象となるワークを正面から撮像した画像から作ります。
その画像には歪みを判別しやすくするため形状を一緒に写り込ませます。
この形状は白黒矩形が並んだ市松模様を使います。 この模様自体をつぎのような上下左右非対称の形状にすると識別しやすくなります。
■ ■ ■
■ ■
■ ■
実際の撮像の際もこのマーカーは同じ位置に置いたままにしておくと、これを基準に台形補正がされます。
ポイント指定:
画面上に配置された正方形の4隅のポイントを、実際に撮像した画像の本来正方形である点に移動することで台形補正を行います。
ワーク内に正方形の形状が無い場合は基準となる正方形の形状を写り込ませ、それを使って補正します。 -
Q分岐処理ユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
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A
次の2つの作業ユニットがあります。
- 条件分岐
- 複数条件分岐
-
Q画像処理ユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
-
A
次の18の作業ユニットがあります。
- 濃淡検査
- エリア
- エッジ位置
- エッジ幅
- 部分円環エッジ
- 近似直線エッジ
- 角度検出
- 円検出
- 楕円検出
- ブロブ検出
- 1Dコードリーダー
- 2Dコードリーダー
- 数字認識
- 文字認識
- アナログメーター読み取り
- 色判別
- 円環文字認識ユニット
- 7セグ数字認識ユニット
-
Qユニットの「対象画像」に「撮像」ユニットの画像を指定できません。
-
A
指定した画像がカラー画像であると考えられます。
その場合次のメッセージが表示されます。「選択した設定に対応していないため、対象画像を変更できません。」
この場合つぎの手順で画像をグレースケールに変更し解消します。
「対象画像」に指定した画像の「撮像」ユニット開く
「撮像設定1」の「モノクロ変換パラメーターを変換する」にチェックを入れ、「モノクロ変換」を「グレースケール」等に変えてOK
その後このユニットの対象画像に指定する。 -
Qユニットごとに同じ撮像画像のカラーとグレースケールを使い分けることはできますか?
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A
申し訳ございません。そのようなことはできません。
一つの「撮像」ユニットで指定できる「モノクロ変換パラメーター」は一つだけです。
つぎのような対応をしてください。
元の「撮像」ユニットの直後にもうひとつ「撮像」ユニットを追加
追加したユニットの「モノクロ変換パラメーター」を別の設定にする
(元のものがカラーなら追加したものはグレースケールにする)
各ユニットの目的に応じて適した「撮像」ユニットを「対象画像」に設定する -
Q画像処理ユニットで「対象画像」を読み込んだ場合左上に表示される値は何ですか?
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A
この値は「対象画像」から取得した値で、表示項目(パラメーター)はユニットごとに変わります。
項目ごとに2段の数字が表示されます。
上段、下段の値はいずれも現在値ですが、上段の色は緑色で表示され、下段は判定条件の結果によって色が変わります。水色(適合)、赤(不適合) -
Q画像処理ユニットのパラメーターの設定値はどのように決めれば良いですか?
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A
つぎのものを参照して決定します。
- 読み込まれた画像にオレンジで表示されるハイライトの状態
- 画像の左上に表示される各項目の値
- 詳細設定タブで確認できるヒストグラム
これらを参照し適切なもののみが選択されるような値を設定します。
-
Q1Dコードリーダーユニットで扱えるコードは何ですか?
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A
次の28のコードが扱えます。
- 2/5 Industrial
- 2/5 Interleaved
- Codabar
- Code 39
- Code 93
- Code 128
- MSI
- PharmaCode
- EAN-8
- EAN-8 Add-On 2
- EAN-8 Add-On 5
- EAN-13
- EAN-13 Add-On 2
- EAN-13 Add-On 5
- UPC-A
- UPC-A Add-On 2
- UPC-A Add-On 5
- UPC-E
- UPC-E Add-On 2
- UPC-E Add-On 5
- GS1-128
- GS1 DataBar Omnidir
- GS1 DataBar Truncated
- GS1 DataBar Stacked
- GS1 DataBar Stacked Omnidir
- GS1 DataBar Limited
- GS1 DataBar Expanded
- GS1 DataBar Expanded Stacked
-
Q2Dコードリーダーユニットで扱えるコードは何ですか?
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A
次の8つのコードが扱えます。
- Aztec
- ECC 200
- GS1 Aztec
- GS1 DataMatrix
- GS1 QR
- Micro QR
- PDF417
- QR
-
Qコードの読み取りや文字認識では最低どの程度解像している必要がありますか。
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A
2Dコードでは1セルを撮像素子3ピクセルで捉えていることが最低条件となります。
以下は正面に置いたカメラから撮像した画像を1Dコードリーダーユニット、2Dコードリーダーユニット、文字認識ユニットで認識率100%であった距離や角度の例です。
使用カメラVB-H45 最大ズーム20倍
1Dコード(ナローバー幅0.5mm):
EAN-13 距離:8m 角度:横30°45°60° 縦30°45°60°
2/5 Interleaved(ITF) 距離:8m 角度:横30°45°60° 縦30°45°60°
CODE39 距離:9m 角度:横30°45°60° 縦30°45°60°
CODE128 距離:7m 角度:横30°45°60° 縦30°45°60°
2Dコード(セルサイズ0.5mm):
QR 距離:7m 角度:横30°45° 縦30°45°
文字(文字サイズ3mm):
数字 距離:9m 角度:横30°45°60° 縦30°45°60°
アルファベット 距離:3m 角度:横30° 縦30° -
Qアナログメーター読み取りユニットで扱えるメーターはどのようなものですか?
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A
次のようなメーターが扱えます。
目盛の刻みの間隔で指針が1つだけの指示範囲が円弧のメーターです。 -
Qアナログメーター読み取りはどのようにしてメーターの値を得ていますか?
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A
メーターの最小値と最大値の角度と目盛の対比で値を得ています。
-
Qアナログメーター読み取りで得られる値は常に一定ですか?
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A
残念ながら異なります。
正確を期すためには複数回読み取り、最大、最小の値を外した平均値を値とするようなジョブで対応します。 -
Qアナログメーター読み取りで目盛りの間隔が一定でないメーターは読めますか?
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A
申し訳ございません。そのようなメーターは読むことができません。
部分円環エッジユニットで指針の角度を、目盛の刻み毎の角度を複数条件分岐演算ユニットで照らし合わせ、指針に近い目盛の値を表示するようなジョブを作り対応します。 -
Q直線状や回転軸の先を折り曲げて直線的な目盛りとしたメーターは読めますか?
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A
申し訳ございません。そのようなメーターは読むことができません。
バーやフロートで値を示す直線状のメーターではエリアやブロブユニットを使い、指示部と目盛の面積や長さの対比で値を得ます。
回転軸を折り曲げて直線的な目盛りとしたメーターは目盛の間隔が一定ではありませんので、指針の位置と目盛の刻み毎の位置を複数条件分岐演算ユニットで照らし合わせ、指針に近い目盛の値を表示するようなジョブを作り対応します。 -
Qモデルマッチングユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
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A
次の2つの作業ユニットがあります。
- NCCマッチング
- 形状マッチング
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Qモデルマッチングで必要なものはありますか?
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A
マッチングの際の基準となるモデルが必要です。
モデルの登録はフローチャート編集ウィンドウの上部中央のモデル登録で行えます。
モデルもマッチングの種類に応じてNCCモデル、形状モデルの2種類あります。
それらモデルと撮像画像を比較しマッチングを行います。
それらモデルもNCC、形状それぞれあります。 -
QNCCマッチングの特長は何ですか?
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A
解像度の異なったモデルを複数持ち類似形状を迅速に検出できることが特長です。
ただし大きさが異なるものは検出しませんので、撮像画像と同じ大きさのNCCモデルを用意する必要があります。 -
Q形状マッチングの特長は何ですか?
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A
形状でマッチングを行うため相似形のものを検出できることが特長です。
大きさの異なるものでも検出できます。 -
Qロボット操作ユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
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A
次の7つの作業ユニットがあります。
- ロボット移動
- ロボット移動先補正
- カメラ座標変換
- ロボット-カメラキャリブレーション
- ロボットパレタイズ
- ロボットハンド
- ロボットI/O
-
Q演算ユニットにはどのような作業ユニットがありますか?
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A
次の8つの作業ユニットがあります。
- 四則演算
- 角度演算
- 複数条件分岐演算
- 最大値/最小値
- 数式演算
- 出力値統計
- 2直線間の交点
- 2点間の計算
-
Qフローチャートで任意の変数は使えますか?
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A
申し訳ございません。任意の変数を定義し利用することはできません。 「四則演算」ユニットで代用してください。
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Q可変変数(変数名の一部が可変の変数)は使えますか?
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A
申し訳ございません。可変変数の機能はございません。
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Q数式演算ユニットではどのような演算ができますか?
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A
次の演算ができます。
sin、cos、tan、arcsin、arccos、arctan、絶対値、自然対数(底e)、常用対数(底10)、平方根、四捨五入、切り捨て、切り上げ -
Qべき乗 演算はできますか?
-
A
申し訳ございません。べき乗 演算はできません。
フローチャート
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Qフローチャートを開きたいのですがどこから開けますか?
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A
ジョブツールバーのフォローチャート模した(左から5個目)アイコンをクリックして開きます。
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Q作業ユニットの位置やその接続線の位置を自由に決められますか?
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A
申し訳ございません。作業ユニットを自由な位置に置くことはできません。
それらの位置はグリッドに沿って配置されます。
接続線が重なった場合は、ユニット位置の調整でご対応ください。 -
Qユニットの大きさを変えられますか?
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A
申し訳ございません。ユニットの大きさは変えられません。
編集したいユニットが隠れた場合、フローチャートエリアの右、下のスクロールバーで移動し対応します。 -
Qフローチャート編集でメイン画面が隠れます。なにか対策はありますか?
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A
申し訳ございません。「フローチャート編集」は「メイン画面」より前に表示されます。
「フローチャート編集」は透明度の調整ができますので代替手段としてお試しください。
透明度の変更は「フローチャート編集」右上のスライダーで調整できます。
(左スライドで透明度が増しますが、完全な透明にはなりません。) -
Qフローチャートへユニットを追加するにはどうすれば良いですか?
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A
フローチャート右側に作業ユニットのリストがありますので、それをフローチャートにドラッグ&ドロップしします。 続いて既存のフローチャートで追加したユニットを挿入する部分の接続線を切断します。 その後追加したユニットとその前後のユニットを接続線で接続します。
-
Q複数のユニットの場所を一気に移動することはできますか?
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A
一度に移動したいユニットを囲んで選択(クリック、ドラッグ、リリース)します。(各ユニットの縁がオレンジになる)
この状態でいずれかのユニットをクリックし目的の位置までドラッグしリリースすることで一気に移動できます。 -
Q複数のユニットをまとめる方法はありますか?
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A
接続線で連続して接続されたユニットはグループ化することができます。
それらを囲んで選択しいずれかのユニットを右クリックしグループ化を選択するとグループとしてまとめられます。 グループをダブルクリックすると展開され中身のユニットの確認ができます。 グループの名前の変更やグループ解除するには、グループを右クリックし目的のコマンドを選択します。 -
Qユニットのグループ化ができません。
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A
つぎのようなユニットが選択されている場合グループ化することができません。
- 分岐処理ユニット
- 接続線で接続されていないユニット
- 連続していないユニット
- スタート、エンド
-
Q同様な処理をサブルーチンとしてまとめたいのですが?
-
A
申し訳ございません。サブルーチンの機能はございません。
条件分岐でループを作り対応してください。 -
Q条件分岐のループを作ると接続線が重なりフローチャートがわかりにくいのですが?
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A
申し訳ございません。 ユニット配置のしかたで対応してください。
ジョブの実行(トリガー)
-
Qジョブの実行はどのように行いますか?
-
A
ジョブツールバーの「ジョブ設定」でジョブを開いた後、ウィンドウ上部中央の「トリガー」アイコンをクリックして実行できます。
「トリガー」は一回(右向き矢印)、連続(循環矢印)の2通り用意されています。
フローチャートの一連の処理が終了するとジョブも停止します。 -
Q実行中のジョブを停止できますか?
-
A
はい、停止できます。
「トリガー」アイコン右隣の「停止」(四角)アイコンをクリックしてください。 -
Qジョブを開きトリガーをかけましたが画面になにも表示されません。
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A
メイン画面上部中央のカメラ(1-4)の状態を確認してください。
次のような状態ですとカメラ接続に問題がありそれが原因と考えられます。
赤で表示されているカメラがある
緑で表示されているカメラがない
この場合メインツールバーのカメラ設定開き次の手順でカメラ接続の問題を解消します。
赤で表示されているカメラがある場合:そのカメラ番号を選択し「接続解除」をクリック
緑で表示されているカメラがない場合:カメラがPoEポートに接続されていることを確認
カメラ1など適当なカメラ番号を選択しカメラのIPアドレス、ユーザー名、パスワードを入れて「接続」をクリック
画像が表示されたことを確認し「OK」をクリック
ジョブツールバーのフローチャート編集をクリック
フローチャート内の撮像ユニットをダブルクリック
カメラ設定で接続したカメラ番号を選択し「詳細設定」をクリック
撮像設定1で画像が表示されることを確認し「OK」をクリック
メイン画面上部中央のトリガー(右向き矢印)をクリックし画像が表示されることを確認 -
Qジョブ実行にオフラインモードとオンラインモードがあるようですが?
-
A
はい、2つのモードがございます。
オフラインモード:
フローチャートでのジョブ編集中の検証作業で使います。
ジョブの実行はウィンドウ上部中央の「トリガー」アイコンのクリックで行います。
オンラインモード:
完成したジョブの実運用で使います。
ジョブの実行は「トリガー」アイコンのクリックの他、「外部トリガー」からも行えます。
実行の回数や間隔、スケジュールなどを指定することもできます。 -
Q外部トリガーはどのようなものでかけられますか?
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A
外部トリガーはロボット、PLC、データベース、カメラでかけられます。
-
Qオフラインモードはどのようなときに使いますか?
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A
オフラインモードはフローチャート編集中の動作検証などで使います。
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Qジョブを検証する際にステップ実行のようなことはできますか?
-
A
申し訳ございません。そのような機能はございません。
ユニットの接続線をつなぎ変えて対応してください。
確認対象のユニットの後の接続線を切断し、エンドに接続しなおすと、そこまでの処理として確認します。 -
Qジョブ実行後、各ユニットのパラメーターは確認できますか?
-
A
はい、できます。
フローチャートの各ユニットをクリックすると左下にそのパラメーターが表示されます。 -
Qオンラインモードでのトリガーでジョブの実行回数を指定できますか?
-
A
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「トリガー回数」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「タイマー実行」「トリガー回数」で設定します。 -
Qオンラインモードでのトリガーでジョブの実行間隔を指定できますか?
-
A
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「トリガー間隔」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「タイマー実行」「トリガー間隔」で設定します。 -
Qオンラインモードでのトリガーでジョブの実行スケジュールを指定できますか?
-
A
はい、指定できます。
「外部データ通信設定」の「スケジュール実行」で設定します。
ジョブツールバー[外部データ通信設定]「通信設定」「トリガー設定」の「詳細設定」をクリックし「スケジュール実行」で設定します。 -
Qユニット編集ではOKですがフォローチャートのトリガーではNGになるものがあります。
-
A
JOB保存時の設定とカメラとワーク位置関係や照明等の環境が変わってしまった可能性があります。
つぎの対応をお試しください。- マスター画像の撮りなおし
- モデル登録のしなおし
- 各ユニットでの領域設定や各パラメーター設定のやりなおし
-
Qカメラをリプレースしました。 どうすれば良いですか?
-
A
同一機種やスペックのカメラであれば、以前と同じIPアドレスを設定していただければVision Edition的には同じカメラと見なされます。
治具等によりカメラをずれなく設置可能な場合は以前と変わらず利用できますが、ずれてしまう場合には、マスター画像の撮りなおし、モデル登録のしなおし、各ユニットの領域設定や各パラメーター設定のやりなおしが必要となります。
対応機器
-
QPCの指定はありますか?
-
A
当社取り扱いの製品では次の産業用PCとの組み合わせでご提供いたします。
Matrox Imaging社製 4Sight EV6 (Windows 10 Enterprise IoT LTSC 2019)
4Sight EV6は4つのPoEポートを持ち直接カメラやロボットを接続することができます。 -
Q4Sight EV6の特長は何ですか?
-
A
つぎの特長を持ちます。
- 産業用PCとして設計され設置の自由度が高いコンパクト筐体
- 故障率低下につながるゼロスピンドルPC (大型フィン、SSD)
- ネットワークカメラ接続が容易な4つのPoEポート
- Windows 10 Enterprise IoTの統合書き込みフィルター(UWF)によるシステム保護
- 2.5inchストレージを増設可能な内部SATAポート
- 長期サースチャネル(LTSC)OS(Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC)の搭載
メインストリームサポート終了日: 2024/01/09
延長サポート終了日: 2029/01/09 -
Q4Sight EV6のGIOやCOMポートに接続した機器を制御できますか?
-
A
申し訳ございません。 それらのポートに接続した機器を制御する機能はございません。
-
Q一般的なPCでVision Editionのソフトウェアのみを利用することはできますか?
-
A
申し訳ございません。Vision Editionのソフトウェアのみのご提供はいたしておりません。
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QPCにほかのソフトウェアをインストールしても良いですか?
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A
Vision EditionシステムのPCは画像処理コントローラーとしての位置づけで、ジョブの安定動作が第一目的となります。
マニュアル等の表示に必要なAdobe Reader等を除き、極力インストールされないことを推奨いたします。
ソフトウェアインストールの際はOSの「システム保護」を「無効化」した状態で行う必要がございます。 -
Qシステム保護が有効化されているか無効化されているかどこで分りますか?
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A
メイン画面上部右側のUWFの色で分ります。
緑:有効化 赤:無効化
メインツールバー左側の「システム設定」をクリックし、「システム保護」で確認することもできます。 -
Qシステム保護の無効化はどのようにすれば良いですか?
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A
「システム保護」を「無効化」はメイン画面上部左側のメインツールバーの「システム設定」アイコンをクリックし、「システム保護」欄の「無効化」ボタンをクリックして行います。
インストール作業はこのボタンをクリックしWindowsが再起動された後に行ってください。
インストール作業終了後は同様に「システム保護」の「有効化」ボタンをクリックして保護を有効化してご利用ください。 -
Qシステム保護を無効化のまま利用した場合なにか問題が生じますか?
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A
すぐに問題が生じることはありませんが、文字通りシステム領域が保護されていない状態になりますので障害時にシステムが破損する可能性がございます。
またシステム領域の書込みが生じますので長期的にはSSDの寿命に影響します。
これらのことから通常は有効化してご利用ください。 -
Qカメラの指定はありますか?
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A
次のキヤノン製とAXIS製のネットワークカメラが使えます。これらのカメラとはPoEで接続します。
キヤノン製ネットワークカメラのPTZ機能の制御が行えます。
キヤノン製ネットワークカメラ:
VB-S30VE
VB-R13VE
VB-R13
VB-S30D Mk II
VB-H45
VB-S910F
(N10-W02 COBOTTAアーム取り付け用産業用カメラ)
AXIS製ネットワークカメラ:
AXIS P1214
AXIS P1224-E
AXIS M1065-LW
AXIS V5915
AXIS M5065
AXIS P3905-R Mk II
AXIS P3915-R Mk II -
Qネットワークカメラは何台まで使えますか?
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A
1台のPC(Vision Edition)毎に4台のネットワークカメラが使えます。
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Q指定のネットワークカメラのうちに耐腐食性を持つものはありますか?
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A
申し訳ございません。指定のネットワークカメラで耐腐食性を持つものはございません。
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Q産業用カメラを利用できますか?
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A
申し訳ございません。COBOTTAのアームに取り付けるキヤノン製N10-W02を除き、一般的な産業用カメラは利用いただけません。
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Qどのような場所にカメラを設置すれば良いですか?
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A
カメラの撮像範囲の中央付近の画像が最もひずみが少ないので、その範囲でワークをとらえられる位置に設置します。
カメラ設定をパン、チルトの範囲の中央値にした状態でカメラの筐体自体を動かし、ワークをとらえるようにします。
パン、チルトの限界付近でもワークを撮像しなければならない場合はカメラ位置を遠くに設置する。
そのワークを適切な位置でとらえられるカメラをもう一台増設する。などの対応を推奨します。 -
Qカメラのデジタルズームは使えますか?
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A
はい、使えます。 あらかじめカメラ設定でデジタルズームを使用するよう設定してからカメラ接続を行ってください。
カメラ設定はブラウザからカメラに「IPアドレス」でアクセスし、「ユーザー名」と「パスワード」を入れて開きます。
カメラ設定の「カメラ」「カメラ制御」の「デジタルズーム」を使用するに変更し「適用」をクリックします。 -
Q画像の樽型ひずみの対策はありますか?
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A
申し訳ございません。カメラの撮像範囲の限界付近では樽型ひずみを生じます。
カメラがワークに近い場合撮像範囲の限界付近でワークを捉える可能性が高くなります。
カメラの撮像範囲の中央付近で撮像することで問題を解決します。
カメラをワークから離し、中央部分でワークを捉えるようにします。
ズーム倍率を上げてもワークが小さい場合はデジタルズームを活用します。 -
QPLCの指定はありますか?
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A
PCとの接続形式がEthernetで「QnA互換3E」フレーム(「SLMP通信」、「MCプロトコル」)対応の機器が利用できます。
三菱電機社製の製品ではつぎのシリーズがあたります。
MELSEC iQ-Rシリーズ:
CPUユニット全種、Ethernetインターフェースユニット(RJ71EN71)
MELSEC iQ-Fシリーズ:
CPUユニット全種(FX5U, FX5UC)
MELSEC Qシリーズ:
ユニバーサルモデルのEthernetポート内蔵CPU全種
ユニバーサル高速モデルのEthernetポート内容CPU全種
Ethernetインターフェースユニット(QJ71E71-100)
MELSEC Lシリーズ:
通信インターフェースEthernetのCPUユニット全種
MELSEC Fシリーズ:
Ethernetインターフェースユニット(FX3U-ENET-L, FX3U-ENET-ADP)
これら製品利用の際には別途三菱電機製PLC設計ソフト(GX-Work2かGX-Work3)が必要です。 -
QRS-422/485やUSB接続のPLCは利用できますか?
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A
申し訳ございません。利用できません。
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Qロボットの指定はありますか?
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A
当社で扱っているVision Edition標準モデルでは、デンソーウェーブ社製のCOBOTTAに限られます。
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Q他のロボットと連携できるVision Editionのモデルはありますか。
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A
はい、ございます。ユニバーサルロボット社製ロボットと連携できるURモデルが(Vision Edition-U)とCOBOTTA内蔵のPCにVision EditionをインストールしたCOBOTTA内蔵モデル(Vision Edition-C)がございます。
申し訳ございません。これらのモデルは当社での取り扱いがございません。
COBOTTA
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QVision EditionでCOBOTTAを何台まで使えますか?
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A
PC(Vision Edition)1台につき1台のCOBOTTAが使えます。
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QCOBOTTA自体は取り扱っていますか?
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A
申し訳ございません。 当社での取り扱いはございません。
ご購入の手配は可能ですのでご用命ください。 -
QCOBOTTAを活用するにあたっての準備は必要ですか?
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A
はい、必要です。
COBOTTAの製造元であるデンソーウェーブ製の設定ソフトおよびVision Editionでの設定が必要です。 -
QCOBOTTA設置環境はどのような場所を用意すれば良いですか?
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A
COBOTTAは協調ロボットですが安全稼働のためつぎのような環境を用意してください。
- 動作中に転倒しないよう台座等に確実に固定がされていること。
- COBOTTAの周囲に最低次の空間あること。(ロボットアームの可動範囲)
- 正面、左右:それぞれ450mm以上 背面130mm以上の空間。
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Qデンソーウェーブ製設定ソフトでは何を行いますか?
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A
COBOTTAで次の設定変更を行います。
- Vision EditionでCOBOTTAをコントロールするための設定を行います。
- 起動権、外部速度を適切に設定します。
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QVision EditionでのCOBOTTAの設定では何を行いますか?
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A
アーム先のカメラ、COBOTTAの接続に関する設定をした後、JOBに応じてCOBOTTAの動きの設定をします。
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Qデンソーウェーブ製設定ソフトはどのような環境で使えますか?
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A
Android5.0以降、Windows 10のPCで使用できるソフトが用意されています。
Android版:Remote TP
Android 5.0以降、画面サイズ8インチ以上のタブレット
USBテザリング必要
COBOTTA背面のUSBポートに接続して使用します。
Windows版:バーチャルTP(RC8)
Windows 10
COBOTTAと同じサブネットにLAN接続して使用します。 -
Q設定ソフトはどのように入手しますか?
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A
Remote TPはGoogle Play、バーチャルTPはCOBOTTA同梱のメディアにRobot Toolとして入っています。
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QRemote TPとバーチャルTPでは行えることは違いますか?
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A
特に違いはございません。 Vision Editionご利用前のCOBOTTA設定はいずれのソフトでも行えます。
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QCOBOTTAの電源投入時に気をつけることはありますか?
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A
電源投入前に非常停止ボタンが取り付けられていることを確認してください。
電源投入時には非常停止ボタンに軽く手をかけいつでも停止できるようにしてください。 -
Q設定ソフトをインストールした機材とCOBOTTAはどのように接続しますか?
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A
いずれのソフトもTCP/IPで接続します。
Remote TP(Androidタブレット): USBテザリングでの接続
バーチャルTP(Windows PC): 有線LANでの接続 -
Q画像処理コントローラーのPCにバーチャルTPをインストールして使えますか?
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A
はい、ご利用いただけます。 ただし推奨はいたしません。
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Q接続ソフトの接続確認画面のユーザーレベルやパスワードには何を入れれば良いですか?
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A
つぎの設定でご利用ください。
ユーザーレベル: プログラマー
パスワード: (作業支援マニュアル「はじめてのピック&プレース編」に記載) -
QCOBOTTAのアームのカメラとネットワークカメラの同時利用は可能ですか?
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A
はい、可能です。
COBOTTAのアームのカメラで捉えたワークを掴み、ネットワークカメラの方向に向け製品コードを読み取らせ、製品ごとの規定位置に置くいった作業が行えます。 -
QCOBOTTAとPLCを同時に使えますか?
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A
はい、使えます。 COBOTTA、PLCそれぞれ1台ずつ接続して使えます。
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QCOBOTTAのアームに取り付けられるカメラは指定の物だけですか?
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A
はい、現在対応しているものはCANON製産業用カメラN10-W02のみとなります。
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Q使用できるロボットハンドを教えてください
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A
Vision Editionで操作できるのはCOBOTTA付属の電動グリッパのみとなります。
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Q複数台のPC(Vision Edition)を連携させてたシステムはできますか?
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A
1台のPCで処理したジョブの結果を用い、もう一台のPCがその後のジョブを引き継ぐようなシステムを構築できます。
ジョブの調整をすることで一方向でなく相互に連携した作業を行うことも可能です。 -
QEthernetケーブルの指定はありますか?
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A
Cat6以上のストレートケーブルをご用意ください。
Vision Editionの他モデルの扱い
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Q標準モデル以外のVision Editionは扱っていますか?
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A
申し訳ございません。当社の扱いは標準モデル Vision Edition のみです。
以下のモデルは当社では扱っておりません。- URモデル Vision Edition-U
- COBOTTA内蔵モデル Vision Edition-C
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