Aurora Imaging Library
産業用画像処理アプリケーション開発のためのソフトウェアツールを1パッケージに集約
Aurora Imaging Libraryは、産業用画像処理アプリケーション開発のためのソフトウェアツールの総合的なコレクションです。Aurora Imaging Libraryには、アルゴリズム検討、プロトタイピングから、開発とランタイムまで、プロセスのあらゆる段階に対応するツールが含まれています。
このソフトウェアは、画像のキャプチャ、処理、解析、注釈描画、表示、保存のための、インタラクティブなソフトウェアとプログラミング関数を提供します。ツールは生産性を向上するように設計されているため、ソリューションを市場に投入するまでに必要な時間と工数を削減できます。
画像のキャプチャ、処理、解析の各機能は、困難な要求にも応えられる精度と確実性を備えています。速度も細かく最適化されていて、多くのアプリケーションが直面する厳しいタクトの制約にも対応できます。
このような課題をお持ちのお客さまは、私たちに、ご相談ください
このような課題を解決
- 画像処理構築に課題を抱える技術者の皆さま
特長
多彩な画像処理機能をDLL形式で提供
VisualStudioからAurora Imaging LibraryのDLLをコールします。関数は直感的にわかりやすく設定されているうえに、各コマンドに対するHelpも充実しているため、簡単にコーディングを行うことが可能です。
マウス1つで簡単画像検証
Aurora Imaging Libraryに準備されている各種関数の検証や定義ファイルの作成が可能です。Interactive Utilityで作成された定義ファイルをAurora Imaging Libraryからコールすることで、プログラミングで細かな設定をする手間が省け開発工数を大幅に削減可能です。
開発工数を大幅削減
「Aurora Imaging CoPilot」を使うことで、画像評価の時間だけでなく、実際のプログラミング時間も短縮することができます。
パラメータを変更しながらの確認、さらに処理の連続実行時でも結果を容易に確認できます。
強力なデバックツール
デバックツール「Aurora Imaging Profiler」は、各スレッドのAurora Imaging Library関数をタイムライン表示、特定のAurora Imaging Library機能の検索(ユーザートレース、エラーなど)、関数パラメータ表示が可能です。本機能を活用することで、開発工数を大幅削減することができます。
あらゆる映像ソースに対応するためのI/Fツール
Aurora Imaging IntellicamはZebra Technologiesのフレームグラバに接続するさまざまな映像ソース(カメラ等)に対応する定義ファイルの作成と取り込み・表示を確認するためのWindowsアプリケーションです。映像ソースの解像度や周波数などを直感的にわかり易く設定することが可能です。各種トリガモードなどの設定もこのアプリケーションで行うことが可能です。
機能
Color Analysis

カラー画像に対して、ディスタンス(色空間の距離測定)、プロジェクション(色の特徴分離)、カラーマッチング(RGB、HSL、CIE Labの色空間によるオブジェクト識別)を行えます。
Edge Finder

画像のエッジを抽出し、欠陥や形状などを分析します。この結果をGeometric Model Finderのモデルとして登録することが出来ます。
Geometric Model Finder

輪郭など幾何学的な情報を利用したパターンマッチングです。サイズ変動・回転の影響を受けることなく、安定して高速・高精度な位置決めが行えます。
Metrology

画像の幾何学的な情報を基に形状を計測するツールです。2点間の距離や線分の平行度など、複雑な形状の計測を行えます。さらに、それぞれの結果に許容範囲を設定し、OK/警告/NGの判定を行えます。
String Reader

文字のエッジを幾何学的な情報として扱いサーチをおこなう文字認識です。リサイズや文字列のズレ・輝度変化の影響を受けにくく、自由度の高い文字読み取りが出来ます。
OCR

テンプレートマッチングをベースとした文字認識です。文字の数・間隔が一定の文字列に対し、高速にサーチが行えます。
Calibration

レンズ歪みやカメラの向きによる歪みの補正、画像座標系と実座標系の変換を行うツールです。ターゲットの厚みやカメラ位置の変化を加味した3次元キャリブレーションにも対応出来ます。
Registration

分割して撮影した画像を自動的に結合します。
多重焦点画像(PP2)、円筒形ワークの画像合成(PP2)、フォトメトリックステレオ(PP3)などの処理が行えます。


評価版 入手方法
関連製品・オプション
インタラクティブツール
Aurora Imaging Libraryには、アプリケーションの実現評価やプロトタイプの作成を支援する一連のインタラクティブツールが付属しています。このインタラクティブツールによって、アプリケーション開発者の生産性はさらに向上します。
Aurora Imaging CoPilot

Aurora Imaging Libraryを使用した「画像検証」と「プロトタイピング」が行える新しい開発支援ツールです。パラメータを変更しながらの確認、さらに処理の連続実行時でも結果を容易に確認できます。 Visual C++、Visual C#、Visual Basic、Pythonのソースコード書き出しが可能です。
その他の処理および解析用ユーティリティ
Aurora Imaging Libraryには、主な画像処理と解析の各ツールに対応する、インタラクティブでWindows®ベースのユーティリティが含まれています。これは構成とテストのためのツールで、ライブ画像のキャプチャおよび処理と、個々の画像または画像シーケンスのファイル入出力をサポートします。ダイアログのコントロール上に表示されるツールのヒントは、実際のAurora Imaging Library関数呼び出しの便利なクロスリファレンスになります。
Aurora Imaging Intellicam
Aurora Imaging Libraryには、画像キャプチャとフレームグラバーの構成ユーティリティである、Aurora Imaging Intellicamがあります。このインタラクティブでWindows®ベースのプログラムでは、Aurora Imaging Libraryの画像キャプチャハードウエアでの画像取り込みを容易にためすことができます。

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