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MR技術のスペシャルサイト「MREAL×MIRAI VALUE」を公開 MRシステム「MREAL」を採用したエンターテインメントや教育分野の4つの事例を紹介お知らせ

2024年3月29日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、「キヤノンのMREAL が、映像体験の常識を変える」をテーマに掲げ「MR技術」の活用事例を紹介するスペシャルサイト「MREAL×MIRAI VALUE」を公開しました。エンターテインメント分野や観光業、研究機関で、新しい価値を生み出す支援を行ったユースケースを紹介します。

スペシャルサイト:「MREAL×MIRAI VALUE」
スペシャルサイト:「MREAL×MIRAI VALUE」

現実の映像とCGを違和感なく融合し、さまざまな視点から体験できる、キヤノンが開発したMRシステム「MREAL(エムリアル)」は、ヘッドマウントディスプレイを通して、現実世界の中に仮想物体をそのままの自然な姿で表示します。自分の手が物差しとなり、サイズ感や遠近感を自身の感覚でとらえることができるため、製造業における高度な作業工程での活用が進むとともに、エンターテインメント分野や医療業界、研究/教育機関など、さらに幅広い分野での活用が始まっています。キヤノンの光学技術と映像技術を結集した「MREAL」は、映像を見る体験から、現実として味わう体験の提供へと進化しました。

「MREAL×MIRAI VALUE」スペシャルサイトコンテンツ概要

スペシャルサイトでは、キヤノンMRシステム「MREAL」を採用いただいた4つのユースケースを紹介しています。
ユースケース1.MR技術を駆使したエンターテインメントショー(ライゾマティクス)
ユースケース2.小学生向け職業体験を通した商材との接点作り(本田技研工業株式会社)
ユースケース3.現実空間とCGの枯山水を見る映像体験型コンテンツ(京都 大本山 建仁寺)
ユースケース4.未来の衣服デザインシステム研究(東京大学 五十嵐研究室)

キヤノンMRシステム「MREAL」の今後の展望

XR技術の活用は、今後の日常生活やビジネス分野においてさらに広がると予想されます。新しい映像体験を通し、仕事に役立つ、または日常生活を豊かにするXR技術の活用法を、お客さまと共に作ってまいります。

「MREAL×MIRAI VALUE」スペシャルサイトコンテンツ内容

実際の映像やイメージ画像を交えて、4つのユースケースを紹介します。

ユースケース1. MR技術を駆使したエンターテインメントショー(ライゾマティクス)

MR技術を駆使したエンターテインメントショーの写真

2023年10月6日(金)虎ノ門ヒルズ「ステーションタワー」の情報発信拠点「TOKYONODE」オープニングイベントにて没入型パフォーマンスを披露されました。本パフォーマンスの演出にあたり、MR用ヘッドマウントディスプレイ「MREAL X1」が14台採用され、フルCG映像のVRでは味わえない、現実のピアノと水面の波紋とCG合成されたダンサーの動きが見事に融合されたパフォーマンスを多くの方に体験いただきました。

ユースケース2.小学生向け職業体験を通した商材との接点作り(本田技研工業株式会社)

小学生向け職業体験を通した商材との接点作りの写真

2023年10月28日~11月5日に開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(JMS 2023)」にて、子供たちがモビリティに関わる職業を体験できる「Out of KidZania in JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が実施されました。日本を代表する自動車メーカーである本田技研工業株式会社(Honda)さまのコーナーにて、MR技術を使い、パワープロダクツ製品(除雪機)の性能を確認し、改善提案を考える「商品の研究開発の仕事」プログラムの中で、「MREAL」を活用いただきました。

ユースケース3.現実空間とCGの枯山水を見る映像体験型コンテンツ(京都 大本山 建仁寺)

現実空間とCGの枯山水を見る映像体験型コンテンツの写真

キヤノンは2022年10月15日から10月30日まで、京都府の大本山 建仁寺において、映像体験イベント「ヨルZEN(禅)-自然と共生する日本-」を開催しました。3つの映像体験型コンテンツのなか、枯山水「大雄苑」の体験エリアにて、「MREAL」採用し、複合現実によって、CGの枯山水を重ねて映像化し、禅の世界観をモチーフとした神秘的な世界観をご自身の心で読み解くストーリーを体験いただきました。

ユースケース4.未来の衣服デザインシステム研究(東京大学 五十嵐研究室)

未来の衣服デザインシステム研究のイメージイラスト

東京大学 大学院 情報理工学系研究科 五十嵐研究室は、キヤノンMRシステム「MREAL」を用いて「拡張現実(Augmented Reality, AR)の衣服デザインシステム」の研究プロジェクトを行いました。衣服をオーダーメイドしようとするお客さまに仮想衣服を着させ、デザイナーが自由な角度から衣服の装着状態を確認するためのツールとして、「MREAL」を採用いただきました。

関連情報

関連するソリューション・製品

MRソリューション
現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とCGを違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。
MREAL Platform
MREAL Platformは、MREAL対応表示アプリケーションとMREAL Display、その他デバイスを接続するMREALの基盤となる専用ソフトウェアです。位置合わせに必要な位置姿勢情報、センサシステムとの連携、カラーマスキングなど、システムの各種設定を行います。
MREAL Display
1997年から開発がスタートし、これまでの様々なユーザーニーズの変化に応えて改良され、用途に合わせた2つの機種をご用意しています。
MREAL表示アプリケーション
MREALの表示には現実空間にCGを表示するためのMREAL対応アプリケーションソフトウェアが必要です。キヤノン製のMREAL専用アプリケーションに加え、各種3D-CADや3Dソフトウェアに対応可能なアプリケーションラインナップをそろえております。
MREAL Visualizer
MREAL Visualizerは現実映像に3D-CGを表示する専用ソフトウェアです。MREAL Display装着者の位置姿勢計測情報を元に、現実映像に3D-CGを合成します。
MR Plug-in for Unity
MRコンテンツ制作の作業効率を大幅に向上
多くの開発者に利用されているゲームエンジン「Unity」。
既存プロジェクトにインポートするだけで、Unityで制作した高精細3Dグラフィックスを手軽にMREAL用コンテンツに変換できます。
MREALの基本ソフトウェア「MREALプラットフォーム」の主要機能に準拠
自身の手を仮想画像上に重ねるハンドマスク機能、透明モデルを設定することで現実物体と仮想物体の位置関係を正しく重ね合わせるオブジェクトマスキング機能など、MREALならではの機能を標準的に活用できます。
XVL Studio Pro for MREAL
XVL対応ハイエンド3Dビューワ「XVL Studio Pro」のMREAL向け専用ソフトウェアです。
「XVL Studio Pro」が搭載する多彩な機能(工程機能・干渉チェックなど)で表示したデータをMREALで確認できるようになります。
仮想空間においてより現実的に、車、建設機械、造船等の大規模製品や製造設備のデザインレビュー、デジタルモックアップさらに作業環境の検証やメンテナンス作業の体験等が行え、製造業はもとより、建築、建設土木分野まで幅広い分野での活用が可能となります。
・実際の組立工程順と連動したバーチャル工程検討
・作業者の部品組み付け時に、動的な干渉チェックを仮想空間で実現
・3Dモデルへ検証結果を直接記録
販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
開発元: ラティス・テクノロジー株式会社
XVL Studio Hybrid for MREAL
点群データをそのままXVLとして取り込み活用可能な「XVL Studio Hybrid」のMREAL向け専用ソフトウェアです。点群を含む大容量の3Dモデルの検証がMR空間で行うことができます。
販売元: キヤノンITソリューションズ株式会社
開発元: ラティス・テクノロジー株式会社
人物合成映像システム

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キヤノンITソリューションズ株式会社 製造ソリューション事業部 第二営業部
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