3Dセンサ 3Sシリーズ
静止物・移動物の寸法を一瞬で計測する高解像度・高速3Dセンサ
物流の2024年問題に代表されるように、物流業界において輸送量と人手の不足が続いています。
こんな課題を解決する手段の1つとして、Zebraの新3Dセンサである3Sシリーズの導入をおすすめします。
この3Dセンサは、コントラストや光の反射がほとんどない対象物や、均一な照明が困難な大きな対象物、高速搬送により振動したり跳ねたりする対象物でも、寸法・体積・および平坦度の測定を、高精度かつ高速に実施することができます。
- 寸法や体積・平坦度の測定を人力ではなく機械化したい
- コントラストや光の反射がほとんどない物体を撮像したい
- 物体全体をムラなく照射することが困難な大きな物体を撮像したい
- ベルトコンベアの高速搬送により、振動したり跳ねたりする対象物を撮像したい
- 動的・静的対象物に対応する「ストラクチャードライト」を使った3Dセンサ
- 対象物に3Dセンサを向けるだけで高精度の点群データが取得可能
- 最大200万個の3Dポイントを45ミリ秒で取得可能
- セットアップが簡単であるためすぐに使用可能(エンコーダーは不要・ハードウェアトリガーなし)
- 1本のPower-over-Ethernet(PoE)ケーブルで電源とデータ接続の両方を提供可能
- スキャン範囲が最大2mで、大きな物体から非常に小さな物体まで撮影が可能(以下図参照)
物流業
製造業
Aurora Design Assistant
3Sシリーズには、Aurora Design Assistantがバンドルされています。このツールは3D解析と処理に適しており、プロファイル抽出や体積測定などの機能だけでなく、測定/判定結果の出力やHTML5によるシンプルな画面表示が可能です。
また、ソリューションの品質をさらに向上させるものとして、ディープラーニングがあります。
こちらは通常20-50枚の学習画像が必要ですが、わずかなサンプル画像で学習でき、OCR・特徴検出・異常検出・分類が可能です。また、GPUとCPUで非常に高速に動作することができます。
Aurora Design Assistant 画面例
●3D surface matcher
点群またはCAD(PLYまたはSTL)から取得
●3D BoxFinder
位置、向き、寸法を取得