進捗状況をモニター表示して、紙ベースの工程表を撤廃導入事例
見える化により、社員の意識も改善できた事例です
株式会社小松精機工作所様のケース
自動車用の精密部品を全世界に向けて供給する株式会社小松精機工作所では、生産計画の精度向上に早くから取り組んできた。しかし、机上で立てた計画では生産管理や製造部門との食い違いが生じることが多く、日々計画変更が必要となる製品製造の分野では効果的な活用が難しかった。そこで今回、実績集計を基にした生産計画の見直しや進捗状況をタイムリーに把握できるよう、生産計画システムとその運用を刷新。これにより、ロットや部品、設備など、多様な視点から生産計画をとらえることが可能となった。また、計画と現場の動きを有機的にリンクさせることも容易になり、全社で進捗情報をリアルタイムに共有して積極的に活用できる環境が整備された。現場の隅々まで、先を見通しながら仕事を進めることが可能になり、生産に対する従業員のモチベーションも大幅に向上している。
- 経営の「見える」化・スピード化
- 製品・サービス品質の向上
- リードタイム短縮
- 在庫削減
- ペーパーレスの推進
- 事務生産性向上
お客さまが実現できたこと
- 実績に基づく生産計画を素早く作成でき、経営陣からタイムリーで的確な指示が出せるようになった。
- 多様な切り口で進捗を確認でき、自律的な判断の元、リソースの無駄なく生産できるようになった。
- 進捗状況をモニター表示して、紙ベースの工程表を撤廃。見える化により、社員の意識も改善した。
お客さまのご要望
- 部品製造業としての供給責任を果たすうえで、生産計画管理をより、しっかりしたものにしたい。
- 特急対応や数量変更など、顧客からのご要望に対して、より柔軟に、きめ細かく対応したい。
- 計画部門と製造部門との意識のずれをなくし、製造の業務品質と業務効率を向上させたい。
株式会社小松精機工作所様プロフィール
- 従業員数
- 230名(男性145名・女性85名)
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本記事の内容は、取材時点のものです。
ご採用いただいた製品・ソリューション
- 基幹システム
- AvantStage は、国内企業へ多くの導入実績があり評価の高い国産パッケージ/ソリューションを、業務領域ごとに厳選・連携させた『企業の事業基盤となる戦略的な基幹業務ソリューション』です。
- Asprova
- Asprova(アスプローバ)とはキヤノンITソリューションズ株式会社の基幹システムコンセプトであるAvantStageの生産スケジューラソリューションであり、アスプローバ株式会社が開発をおこなっています。日本国内では2458サイト、海外では1004サイト※への導入と国内・海外での支援体制も充実しております。市場のニーズをとらえ毎年機能を拡張し、2018年には「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞しました。熟練者のノウハウに依存してきた製造業の様々な生産スケジューリングを超高速に立案し、多くの効果を提供いたします。
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2023年6月現在
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