PLM連載コラム 第2回 PLMのススメ方 Part1 計画編コラム
公開日:2021年5月20日

PLMソリューションのコンサルタントがお送りする「PLM連載コラム」です。 第2回は、PLMシステムの導入の進め方を解説する「PLMのススメ方 Part1 計画編」です。
一般的に、PLMシステムは費用対効果を実感しづらいシステムだと言われています。 一方で、本来PLMシステムがもつ機能を最大限活用し、企業価値を高めている会社も少なくありません。PLMを「ただの箱」にしないためには、どのように導入を進めるべきか。勝負は計画段階から始まっているのです。
最初の壁は費用対効果
コロナ禍の影響もありPLMシステム導入を検討されはじめたお客様やデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の取り組みの一環でPLMに興味を持っていらっしゃるお客様も少なくありません。 そんな皆さまがいつもお悩みなのはROI、投下資本利益率つまり費用対効果の問題です。経営視点ではROIが重要な判断基準であり、経営層から必ず要求されます。(「ビジネスを変革する」というゴール設定の場合は、「コスト度外視だ!」というケースも稀に存在します。)
DXの取り組みの一環であっても、PLMシステム単独の導入であっても、ROIは追求すべきである、というのが一般的です。
PLMシステム導入は「計画」フェーズが最重要
一般的に、PLMシステム導入は4つのフェーズで定義できます。 システム導入を「計画」し、「構築」する。業務に「定着」させ、活用範囲を「拡大」していきます。 重要なのはやはり計画段階です。 計画段階で、システムを「構築」する部分だけを、対象範囲にしてしまうと、・・・
(※この先は本稿をダウンロードしてご覧ください。)
目次
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最初の壁は費用対効果
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PLMシステム導入は「計画」フェーズが最重要
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誰のためのPLMシステムか
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経営層と現場の「ベクトル合わせ」
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想定する利用範囲
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段階的な導入計画を
関連するソリューション・製品
- 3Dソリューション
- 3Dソリューションとは、ものづくりにおける企画・デザイン、設計、生産までの上流工程プロセスを変革・進化させるためのソリューションであり、CAD・PLM製品を活用した業務改善をご提案します。
- 多くの企業で新しいデジタル技術を駆使して競争力を強化するべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが活発化しています。弊社はものづくり企業としての長年のノウハウと最新のITスキルを活かし、3Dソリューションでご提供するCAD・PLMとxR・IoTを有機的に繋げ、「エンジニアリングDX」としてお客さまのDX実現をサポートします。
- PDM/PLM
- 図面/ドキュメント管理からエンタープライズPLMまで、お客さまのIT戦略を実現する、多彩なPDM/PLMソリューションをラインナップしています。
- Windchill
- Windchillは、製品ライフサイクル全般にわたる開発情報や開発プロセスを一元管理するPLMパッケージです。
グローバル企業の声が反映された標準機能群を活用することで、短期間での導入が可能になり、ROI(投資収益率)を高めることが可能です。
- mcframe PLM
- mcframe PLMは、BOMシステムの基本要件をパッケージ機能とするだけでなく、設計・生産の双方向連携による QCD(品質、価格、納期) の作り込みを可能とし、製品開発から生産までの効率化・標準化、原価低減を支援する製品情報管理システムです。
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