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~PLMシステム導入による変革ステップ~
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【ホワイトペーパー】エンジニアリングチェーンにおける「DX」の進め方 4
~PLMシステム導入による変革ステップ~

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昨年からコロナウィルスの影響により、我が国の製造業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速が期待されましたが、実際はうまく進んでいないようです。
4回のシリーズでお届けする本誌では、製造業、特にエンジニアリングチェーンにおける「DX」に着目し、その進め方をお伝えします。
最終回は、企業変革力(ダイナミック・ケイパビリティ)を強化するDX推進の第一歩となる、PLMシステム導入の成功の秘訣と変革例を紹介します。

成功の秘訣はスモールスタート

不確実性が高まっている現在、膨大な投資はリスクを伴います。小さく始めて、小さな効果を素早く出しながら進めることで、投資規模を抑えつつ、変革の実感を繰り返していくことが、エンジニアリングDXの成功の秘訣です。
下図は、PLMシステム導入のステップ例です。Step1で設計開発部門のPDMレベル。Step2、3で部門をまたがるPLMレベル、Step4で昨今の新技術を使うレベルへと拡大していきます。目的や対象業務を絞って段階的に進めていきます。
PLMパッケージの標準機能を最大限活用し、段階的に業務へ適用することで短期的に効果を積み上げます。

PLMレベル

次のページから、各Stepで実現する変革例を確認していきましょう。

Step1:PDMレベル(デジタルデータ活用基盤の構築)

エンジニアリングチェーンの主語は製品情報です。まずは設計開発部門内の製品情報の一元管理に着手します。
Step1では、設計開発部門で作成される製品のデジタルデータ(設計BOM、CADデータ、ドキュメントなど)を正確に一元管理し、デジタルデータの活用基盤を構築します。
またPLMパッケージの標準機能に自社の業務を照らし合わせ、システム構築と並行して業務プロセスの最適化を図ることも重要な取り組みの一つです。

PLMレベル

Step2からStep4での拡大についても図解しながら一つずつ説明していきます。PLMシステム導入を着実に成功させるための参考書として是非ご活用ください。
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目次
1.成功の秘訣はスモールスタート
2.Step1:PDMレベル (デジタルデータ活用基盤の構築)
3.Step2:基本的なPLMレベル
4.Step3:全社統合PLMレベル
5.Step4以降:次世代PLMレベル

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