日本食研ホールディングス株式会社様
ベスト・オブ・ブリードでシステム導入。少量多品種生産と単品日本一を両立する主要4工場の統一基盤を実現。
- システム開発工数の削減
- リードタイム短縮
- 在庫削減
1971年10月、大沢一彦氏が香川県高松市にハム・ソーセージに必要な調味料および機械器具を販売する「畜産加工研究所」を創業。その後、1975年に社名を日本食研に変更し、さらに2009年には、日本食研ホールディングス株式会社(以下、日本食研)を親会社とする持株会社体制へ移行した。現在、KO宮殿工場、千葉本社工場、食品研究工場、ハム研究工場の主要4工場で、液体・粉体のブレンド調味料、加工調理食品の製造、研究開発に取り組んでいる。最大の強みは、少量多品種生産であること。この強みを支えてきた、独自開発の基幹システムが稼働するメインフレームの保守期限切れが近づいたことから、キヤノンITソリューションズのAvantStageを採用したベスト・オブ・ブリードによる基幹システム再構築を実施。4つの工場の統一基盤を整備するとともに、少量多品種生産かつ短納期と単品日本一戦略の推進を両立する仕組みを実現した。
導入ソリューション | |
---|---|
導入製品 |
お客様データ
日本食研ホールディングス株式会社
従業員数 4,138名(男3,233名 女905名 グループ15社合計 2016年9月30日現在)
お客さまが実現できたこと
- ベスト・オブ・ブリードの導入により最小限のカスタマイズで基幹システムを構築できた。
- 少量多品種生産かつ短納期と単品日本一戦略を両立する4 工場の統一基盤を実現できた。
- 業務の属人化の解消や原価管理の精度向上など、生産業務の効率化を実現できた。
お客さまのご要望
- 独自開発の基幹システムが稼働しているメインフレームの保守期限切れに対応したい。
- 少量多品種生産かつ短納期と単品日本一戦略の推進を両立する仕組みを実現したい。
- KO宮殿工場、千葉本社工場、食品研究工場、ハム研究工場の統一基盤を整備したい。
導入いただいたソリューション・製品
- 基幹システム AvantStage は、国内企業へ多くの導入実績があり評価の高い国産パッケージ/ソリューションを、業務領域ごとに厳選・連携させた『企業の事業基盤となる戦略的な基幹業務ソリューション』です。
- 数理技術
「数理技術」とは、解決したい問題を数式を用いてモデル化し最適解を求める技術です。学術的にはオペレーションズ・リサーチ(Operations Research/以下、OR)と呼ばれ、1930年代の英国における防空体制の研究が起源だといわれています。当初は軍事目的で利用されてきましたが、第二次世界大戦後には平和目的に活用されるようになり、企業が保有する人や設備の資源を効率よく運用する手法として、主として鉄鋼、石油、ガスなどの大規模装置産業を中心に発展を遂げてきました。
私どもは「数理技術」のもつ可能性に着目し、長年にわたり「数理技術」を用いた企業活動における課題解決を探求してまいりました。
時代と共に企業を取り巻くビジネス環境も変化し、企業課題も変化しつづけていますが、解決すべき課題の本質を見抜き適切にモデル化することで最適解を求める「数理技術」の手法は、変化の激しい今の時代でこそ真価を発揮できるものと考えています。私どもはこれからもお客様と共に「数理技術」を用いた課題解決に取り組んでまいります。
- FOREMAST 大量の在庫を抱えているのに欠品や納期遅れが発生していませんか?「キャッシュフロー経営」が叫ばれる中、多くの企業で在庫削減が重要な経営課題となってきています。しかし一方で、お客さまからの即納・短納期要求は益々強くなってきており、欠品の発生が企業経営に大きな影響を与えるケースも増えてきました。FOREMASTは、科学的な需要予測に基づく在庫補充計画と、需給計画・実績情報の共有支援、問題の見える化により、欠品なき在庫削減の実現を支援します。
- mcframe mcframeは、製造業に特化した純国産の生産管理・販売管理・原価管理パッケージです。多くの導入プロジェクトや運用経験で蓄積されたノウハウを、標準で使うことができます。キヤノンITソリューションズでは、「機能ではなく『価値』を届ける」という想いのもと、mcframe認定技術者による高い技術力と豊富な導入実績で培われたノウハウをもって、お客様へ業務変革を一緒に実現いたします。
- Asprova
Asprova(アスプローバ)とはキヤノンITソリューションズ株式会社の基幹システムコンセプトである『AvantStage』の生産スケジューラソリューションであり、アスプローバ株式会社が開発をおこなっています。日本国内では2,562サイト、海外では1,104サイト※への導入と国内・海外での支援体制も充実しております。市場のニーズをとらえ毎年機能を拡張し、2018年には「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞しました。熟練者のノウハウに依存してきた製造業の様々な生産スケジューリングを超高速に立案し、多くの効果を提供いたします。
- ※2024年5月現在
- 事例や製品に関するお問い合わせはこちら。 お問い合わせ