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InTouch9.0 Patch03

注記

このパッチをご導入の前に、パッチリリースにおける修正項目をリリースノート(下記)にてご確認ください。なお、このパッチを導入することで、以下の障害が発見されております。お客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、既存のアプリケーション内で不具合の機能を利用されていないことをご確認のうえ、Patch03をご導入いただきますよう、お願い申し上げます。

不具合内容

アプリケーションスクリプトの起動時スクリプトで、「TAG変数名.Reference」を使ってIO変数のアクセス名やアイテム名を変更を実施した場合、一部書き換えが行われない場合がある。

InTouch9.0 Patch03のメモリー関連の不具合について

現象

InTouch9.0Patch03の環境において、WindowViewerとAlarm DB Loggerを実行中、多くのアラームやイベントが継続的に発生している場合、WindowViewerやAlarm DB Loggerが異常終了する場合がある。

このとき、System Management Consoleには、以下のメッセージが記録されている。

WWHEAP (0003) HShareInternal: Could not map @5c270000. Error 487
WWHEAP (0003) HShareInternal: 無効なアドレスにアクセスしようとしています。
WWHEAP (0003) pid = 3, T = 2556, Registered = -1
WWHEAP Assertion Error: File
U:¥AlarmMgrDev¥src¥systools¥wwheap¥wheap.c Code {B61E38E9-4E70-11d2-8070-00A0C90055CE}
WWHEAP (0003) HShareInternal: Trying to unmap with hMap NULL.
WWHEAP Assertion Error: File
U:¥AlarmMgrDev¥src¥systools¥wwheap¥wheap.c Code {B61E38EA-4E70-11d2-8070-00A0C90055CE}

ただし、Alarm DB Loggerの起動にかかわらず、WindowViewerの異常が発生する場合もある。

原因・対策

根本的な原因は、アラームだけでなくInTouchが汎用的に使うメモリ管理のモジュール WWheapに対して、Patch03にて修正が行われたことによります。

  • InTouch9.5へバージョンアップする。
  • HotFixファイルを適用する。
  • InTouch9.0 Patch02に戻す。

1は、InTouch9.5においては、WWHeap関連のハンドリングが改善されており、本問題が発生しないため、ご案内しております。ただし、バージョンアップ費用が必要となります。

2のHotFixファイルとは、この問題について解消されたファイルをPatch03の環境へ適用していただくものです。ただし、動作テストがこの問題のみにしか行われていないため、Wonderwareでは、ファイルをご提供させていただく際にお客様に同意書をいただいております。

3については、すでにPatch02の不具合情報を当社ホームページに掲載しておりますが、今回の現象とは別にInTouch の履歴トレンドオブジェクトに関連した問題が含まれております。よって、Patch02を利用する場合は、別のHotFixを適用をしていただく必要があります。このHotFixの提供にも、(2)同様に同意書が必要です。Patch02の問題については、以下のURLをご参照ください。

つまり、履歴トレンドオブジェクトを利用していない場合は(3)でHotFixは不要なのですが、履歴トレンドオブジェクトをご利用の場合は(2)、(3)いずれにしても、それぞれのHotFixを適用していただく必要があります。

以上のように、お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、上記内容をご確認いただき、実環境への適用についてご検討いただければと存じます。

使用許諾について

キヤノンITソリューションズ株式会社は、本ソフトウエアのダウンロード及び、プログラムの運用の結果について、いかなる責任も負いません。

本ソフトウェアのインストーラーにはシュナイダーエレクトリック(またはインベンシス)製品の「エンドユーザーライセンス同意書(EULA)」が含まれておりますので、インストール時に必ずご確認ください。

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