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良品学習とは最新のAI技術による検査省力化を実現・Visual Insight Station

外観検査の省力化を実現するAI検査プラットフォーム

Visual Insight Station が提供する良品学習は、大規模な画像データによる事前学習と最適化により、従来の良品学習の課題とされていた検出性能の改善、及び、学習時間の短縮を実現しています。

良品学習とは?

  • 良品の画像のみAI学習に使用するため、大量の不良品画像の収集が不要
  • 良品の特徴をAIが学習し、良品にない特徴を異常とみなすため、未知の欠陥や異物も検知
  • 良品のAI学習にかかる時間が短いため、検査準備にかかる負荷を軽減

良品学習と不良品学習の違い

良品学習:Anomaly Detectionイメージ
  • 良品のみで学習したAIが、既知の不良に反応することを確認する目的で、既知の不良の画像が一定数必要となります。
不良品学習:Detection/Segmentation/Classificationイメージ

良品学習の適用例

金属部品の外観検査

対象物
金属部品
検査内容
表面のキズ、スレ、打痕
学習データ
個体差のある良品を100個収集(良品のバリエーションを学習させるため)
撮影方法
対象物を黒いゴム板に載せて撮影(対象物の特徴のみを学習させるため)
学習方法
良品100個を撮影した画像のみ学習
評価方法
人工的に表面にキズ、スレ、打痕を付加した不良品のバリエーションを用意し、検知性能を定量的に評価
良品画像100枚を学習し、表面のキズ、スレ、打痕を検知

食品の異物混入検査

対象物
食品
検査内容
ビニール、プラスチック片の混入
学習データ
異物のない食品の中身を入れた小皿100個用意(良品のバリエーションを学習させるため)
撮影方法
対象物を黒いゴム板に乗せて撮影(対象物の特徴のみを学習させるため)
学習方法
異物のない小皿100個を撮影した画像のみ学習
評価方法
人工的にビニール、プラスチック片を入れた不良品のバリエーションを用意し、検知性能を定量的に評価
良品画像100枚を学習し、ビニール、プラスチック片を検知

良品学習の展示デモ

2024年にイベント会場で展示したデモ動画を御紹介します。

デモ動画をご覧いただけます。

良品学習の評価版

良品学習機能を搭載したAI学習アプリケーションを1ヵ月間お試しいただけます。
お客さまの検査対象物の良品画像を御用意いただくことで、性能を評価することが可能です。
「評価版・評価機」ボタンからお気軽にお申込みください。