部品が揃う前にロボットティーチングができる!導入事例
溶接ロボットの準備期間が大幅削減
SUBARUテクノ株式会社様のケース

従来の溶接ロボットのティーチング作業は、3D CADで動作プログラムを作成し、そのデータをロボットに読み込ませ、試作部品が揃ったら実機を動かしながらズレなどを修正するという手間のかかる作業でした。
MR(Mixed Reality)の導入により、現実空間のロボット設備と部品のCADデータを統合できるようになり、部品納入前にロボットのティーチングを行えるようになりました。さらに、デジタルデータを活用することで、実際の設備や部品で起こり得る故障や損失リスクを気にせずに作業できるため、作業スピードが向上し、工数を削減できるようになりました。
- 試作レス・検品レス
- リードタイム短縮
- コスト削減
お客さまが実現できたこと
- 現実空間のロボット設備と部品のCADデータを融合させる事で、部品納入前でも、ロボットティーチングが実施でき、工程を前倒しできることが実証された。
- デジタルデータを利用することで、実際の設備や部品で起こり得る故障や損失リスクを気にせず行えるため、作業スピードが向上し、工数短縮につながった。
- 光学式カメラを利用し、位置合わせの方法、ハード/ソフトの設定を深堀りし、ジッター、位置精度を目標のレベルまで改善した。
お客さまのご要望
- 試作車のボディ製作に用いる溶接ロボット準備の中で、「ロボットティーチング工程」の時間を削減したい。
- ロボットティーチング工程の前倒しと、工数短縮によって、溶接ロボットの準備期間を少しでも短くしたい。
MR技術を適用した工数削減イメージ

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関連利用シーン
関連セミナー動画(アーカイブ)
MREALの活用事例(キヤノンマーケティングジャパン株式会社主催)の公開のセミナー動画をご覧いただけます。
ご採用いただいた製品・ソリューション
- MRソリューション
- 現実空間に、開発中の新型車や建設予定の建物が、実際に目の前にあるかのように現れます。
キヤノンが開発したMRシステム「MREAL」は、現実映像とCGを違和感なく融合し、自由な視点から体験できる映像技術です。
光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い分野にソリューションを提供しています。
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