AWS上に医療向けクラウドサービスを開発導入事例
経験と知見に基づく適合性診断支援で求められるガイドラインへの準拠に対応
株式会社WorkVision様のケース

事業の軸足をパッケージソフトからクラウドサービスへとシフトしているWorkVision。その戦略のもと、同社は、医療機関における受付時の問診をiPad 入力で行えるようにするクラウドサービス「ARTERIA® モバイルシステム」の開発に着手した。そこで直面したのが、医療機関における安全なクラウド利用の在り方を定めた国のガイドラインに、いかに準拠するかという問題である。そこで、同社ではキヤノンIT ソリューションズの「医療情報ガイドライン適合性診断」のサービスを採用。その活用によりガイドラインに正しく準拠したサービスの実装を実現した上、準拠のための工数も大幅に削減できた。
- コンプライアンス体制の強化
- 顧客満足度向上
- システム開発工数の削減
株式会社 WorkVision様プロフィール
- 設立
- 2012年10月1日
- 従業員数
- 530名(2020年4月1日現在)
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本記事の内容は、取材時点のものです。
ご採用いただいた製品・ソリューション
- 医療
- 昨今、医療情報の電子化が進んでいます。従来は紙媒体で管理/やり取りしていた医療情報を電子化することで、業務の効率化が期待できます。しかし、電子化された医療情報の保存にはITシステムの構築・運用が不可欠です。医療機関をはじめとする医療関連団体・企業では、IT専門家の不足・不在による運用管理の難しさ、IT投資コスト、ITセキュリティ・ソフトウェアのバージョンアップなど、新たな課題が浮き彫りとなってきています。そうした医療情報の電子化にまつわる課題の解決手段として、クラウドが注目されています。
- キヤノンITソリューションズでは、医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)に準拠したクラウド活用ソリューションの提供を通じて、お客様の医療ITにかかわる課題を安全・安心に解決できるようにご支援いたします。
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医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)とは、医療情報システムの構築・運用を行う医療機関等や医療機関等から医療情報を受託管理する事業者・団体向けに医療情報の安全管理策を示した厚生労働省、総務省、経済産業省の3省が発行するガイドラインです。
- 医療IT クラウドコンサルティングサービス
- 医療情報システムをクラウド化する際の課題となる医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)への対応。キヤノンITソリューションズの3省2ガイドラインに精通したセキュリティ専門チームがご支援します。
主要メンバーには、医療情報システム監査人補、公認情報セキュリティ監査人、ISMS審査員補、ISO/IEC27017 クラウドセキュリティ審査員などの医療・情報セキュリティ関連の資格保有者および、AWS Certified Solution Architect – ProfessionalなどのAWS認定資格保有者がおります。医療・セキュリティとシステム現場の視点からご支援いたします。
- 医療IT クラウドコンプライアンスサービス
- 医療機関、医療系メーカー、ヘルステック企業、および医療業界への参入を検討している企業が、医療情報を取り扱うシステムをアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上に構築する際に遵守するべき「医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)」。医療ITクラウドコンプライアンスサービスは、そうしたガイドライン対応とAWS初期構築/アカウント提供をいたします。
- 医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)・情報セキュリティ・AWSに精通したコンサルタントが、AWSの初期設定からサポート。そのため、専門知識が無いお客様であっても、システム基盤に関する基準を満たす環境設定が可能です。また、監査情報の取得設定も代行。お客様側での設定手続き不要で、当社提供の監査用ツールから必要な情報をシンプルな操作で取得できます。
コンサルタントがガイドラインに沿ったお客様の対応方針の策定を、他社事例等をもとにご支援いたします。
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