顧客との間で発生する不特定多数のやり取りを効率化し、社内DXをも推進するために必要な「新しい開発」の在り方とは?クラウド型DX推進プラットフォーム・WebPerformer-NX利用シーン

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 / 商社(売上高 5,881億円) / BPO事業
-
※
今回はBPO事例のご紹介ですが、WebPerformer-NXは社外との不特定多数のやり取り(申請・審査業務など)が発生するビジネスシーンに対して有効なプラットフォームです。
背景・課題
オペレーション開始に合わせた迅速なシステム稼働が難しい
キヤノンマーケティングジャパン株式会社のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業ではこれまで、業務のデジタル化を含めたBPOオペレーションの設計を行う際には、顧客指定のベンダーが開発したシステムを使っていました。そのため下記のような課題を抱えていました。
- 機能変更/追加のスピーディな要求に対応することが困難
-
システムが業務オペレーションに十分に適用していないため、オペレーションの負荷が大きい
(オペレーションがシステムに合わせる必要がある) - 外部ベンダーにシステム開発を依頼するため、PJのシステム開発のノウハウが社内に蓄積できない
更にBPOプロジェクトはスタート期間が1~2か月程度と短いことが多く、頻繁な改修が必要にも関わらず、システム開発の時間が限られてしまうことも問題となっています。
以上のことからBPOプロジェクトには、システムを稼働させながらも並行して改善や機能追加をスピーディに行える、内製化を前提とした「DevOps」による運用が可能な開発プラットフォームが求められています。

解決
自社部門でも開発・運用できるクラウド型DX推進プラットフォームを採用し、変化に素早く対応
前述の課題を解決するため、今回のプロジェクトでは、クラウド型DX推進プラットフォーム「Web-Performer-NX」を導入しました。
この導入に際しては、以下の2点を実現できるものを選定しました。
- 高い開発自由度があり、システムの設計と運用を一体で行えること
- ローコードによる開発の「効率化」と「内製化」が可能なこと
これにより、短期間でシステムの立ち上げ・稼働を行い、機能の改善や追加を内製化により実現できるようになり、ノウハウの蓄積も可能となりました。
また作り上げたシステムに関しては、申請者・審査者のどちらもが作業を容易に行えるよう、豊富なUI部品を駆使し分かりやすさなどの利便性を重視したことで、お客さまや取引先とのスムーズな連携を実現することもできました。

クラウド型DX推進プラットフォーム 導入のご相談・お問い合わせ
キヤノンITソリューションズ株式会社 (デジタルイノベーション事業部門) デジタルビジネス統括本部 デジタルビジネス営業本部