お客さまの製品へ最適なセキュリティを提供します

弊社はこれまで、コンシューマー機器、オフィス機器、産業機器、車載製品など様々な分野の製品開発に携わってきました。中でも暗号機能や認証機能の搭載といったセキュリティ関連の開発に力を入れており得意分野としています。様々な製品のセキュリティ向上に貢献してきた経験を活かし、お客さまの製品へ最適なセキュリティをご提供いたします。

  • 得意領域
    組込みセキュリティの得意領域
  • サービスの特徴・多種多様な製品のソフトウェア開発経験を活かし、あらゆる機器へのセキュリティ機能の組込みをサポートします。
    ・セキュリティ機能の開発を通じて品質のメトリクス分析を行っており、お客さまの開発プロセスの改善をお手伝いさせていただきます。
    ・組込み製品のみならずWeb業務システムやクラウド製品にも広く精通しており、統合システムの開発を一括で担当可能です。
    ・内製テスト自動化ツールの作成および外製テスト自動化ツールの利用など、開発生産性を向上するための取り組みを幅広く行えます。
    ・プロダクトライン開発を多く経験しており、高いソフト流用率を維持しながら後継機の開発を行うための設計ノウハウを熟知しています。

ネットワークセキュリティ

セキュリティのために設置されている監視カメラなどの映像データはプライバシー要素が高く、ネットワークを経由して転送される可能性があるため保護する必要性があります。またこのような組込みデバイスへの不正アクセスなどを防止するためには認証機能でアクセス管理をする必要があります。こうしたケースに弊社のセキュリティ技術が役立ちます。

スマートマニュファクチャリング

IoT技術革新により、工場内の機器が次々と外部ネットワークにつながる未来が到来します。これまで問題視されてきた物理機器のセキュリティ対策やアクセスポイントの認証、端末上のデータ保護といった問題を解決する必要が生じます。こうしたケースに弊社のセキュリティ技術が役立ちます。

TLS1.3プロトコル対応

RFC8446としてTLS1.3(Transport Layer Security 1.3)が正式リリースされました。通信経路上を大量のデータが送受信されるIoT環境において、性能・安全性ともに優位性を発揮できるプロトコルがTLS1.3です。お客様の製品へ、最先端のプロトコルTLS1.3をいち早く実装します。

暗号

多種のプロトコルやアルゴリズムを熟知しており、お客さまの製品へ最適なセキュリティを提供可能です。新規導入および脆弱性対応などの変更バージョンアップにも対応します。バージョンアップに際しては安易に最新の技術を適用するのではなく、お客さまのご要望をうかがい協議した上で最適なセキュリティを提案させていただきます。強度の弱い暗号を避け、暗号化スイートの絞り込みを行うだけでもお客さまのニーズにお応えできる可能性があります。

暗号化ライブラリの組込み

暗号化ライブラリの組込み

国内外で入手できる暗号化ライブラリは多岐に渡ります。既存のライブラリを製品に組み込むだけと言っても単純なものではなく、サポートされている暗号の種類、メモリの使用量、言語、ライセンス形態など、お客さまのシステムに合った暗号化ライブラリを選定する必要があります。弊社ではお客さまのニーズを正確にとらえ、お客さまのシステムに最適なライブラリを提案し、確かな技術力で製品へ組み込む事を約束します。

暗号化ライブラリの載せ替え

暗号化ライブラリの載せ替え

暗号化ライブラリは一度搭載すればメンテナンスが不要となるものではなく、脆弱性の指摘やサポート切れなどがあったタイミングでメンテナンスが必要となってきます。弊社ではIPAから発信される脆弱性の情報を注視しており、いち早くお客さまへの暗号化ライブラリ更新を提案し対応を行います。また暗号化ライブラリの提供者が撤退する事もあります。その場合、暗号化ライブラリそのものを載せ替える必要がありますが、お客さまのシステムの変更を最小限にとどめるよう互換を保った設計にてコスト、工数を抑える提案をいたします。

暗号化ライブラリの別システムへの移植

暗号化ライブラリの別システムへの移植

弊社の開発は別システムへの移植が容易な事を基本方針に設計しています。お客さまが後継機のラインナップを計画される場合や、別製品に同様の暗号化ライブラリの使用を予定している場合、高い流用率にてソフトウェアをご提供いたします。

TLS1.3プロトコル対応

TLS1.3プロトコル対応

RFC8446としてTLS1.3が正式リリースされた事により、各種サーバーの対応も加速していくでしょう。サーバーからの接続拒否という事態を避けるため、この機会にクライアントソフトウェアもTLS1.3にバージョンアップする事を推奨します。実装は「JapanITWeek2018春」にて、いち早くTLS1.3通信を実現した弊社へお任せください。

認証アプリケーション開発

認証アプリケーション開発

一般的なクライアントサーバー間での通信では、不正アクセスやなりすましを防止するために認証を必要としています。弊社におきましては、単純なパスワードやハッシュ値において被認証者の正当性を判断する2者間認証と、認証局が介在する3者間認証のいずれも開発事例がございます。また今後のIoT時代に備え、パスワードレスのFIDO(First IDentity Online)や画像解析による認証技術も事例を積み重ねているところです。認証アプリケーションの開発は弊社にお任せください。

鍵管理

組込みセキュリティの鍵管理

データ暗号化やPKIは暗号鍵やデジタル署名付きの証明書を使用することで実現しています。それゆえ暗号鍵や証明書の用途やライフサイクルを安全な方法で適切に管理する必要があります。暗号鍵や証明書の管理を行うソフトウェアの設計について弊社よりご提案いたします。耐タンパ性(外部から読み取り・改ざんが困難な性質)のあるTPM(Trusted Platform Module)チップを使ったより高度で安全な設計についてもご相談ください。