「AnserDATAPORT」と弊社全銀手順通信ソフトウェアとの接続検証結果のお知らせ
- お知らせ
2020年6月22日
キヤノンITソリューションズ株式会社
この度、キヤノンITソリューションズ株式会社は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、NTTデータ)の提供する企業様・自治体様と金融機関との安全な取引を実現するファイル伝送サービス「AnserDATAPORT」と、当社全銀TCP/IP通信ソフトウェア群(下表)との接続試験を実施し、各製品ともに正常に「AnserDATAPORT」での通信ができることを確認いたしました。
本試験は、NTTデータ様ご協力のもと実施いたしました。
●全銀TCP/IP通信ソフトウェア一覧
※各製品の詳細については、別途弊社までお問い合わせください。
製品名 | OS | URL |
---|---|---|
EDI-Master B2B Gateway | Windows / Linux | https://www.canon-its.co.jp/products/edi_master_bgw/ |
EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client | Windows | https://www.canon-its.co.jp/products/edi_master_bank_tcpip/ |
EDI-Master DEX for Mainframe | z/OS | https://www.canon-its.co.jp/products/dex2/ |
EDI-Master DEX for Windows | Windows | https://www.canon-its.co.jp/products/dex3/ |
全銀TCP通信プログラム | Windows / Linux | https://www.canon-its.co.jp/products/zengin/ |
2024 年のINSネット(ディジタル通信モード)提供終了にともない、固定電話網からIP網への移行が必要となっています。「AnserDATAPORT」は、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」※に準拠したファイル伝送サービスであり、閉域ネットワークならではの安全性や、広域IP網対応の手軽さから多数の金融機関・団体で取り扱いが開始しています。
■AnserDATAPORTについてはこちら
https://www.adp.ne.jp/
■固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行について
(NTT東日本)https://web116.jp/2024ikou/
(NTT西日本)https://www.ntt-west.co.jp/denwa/2024ikou/>
- ※
全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)(制定:平成29年5月)
https://www.zenginkyo.or.jp/abstract/efforts/system/protocol/
※AnserDATAPORTは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データにおける登録商標です。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
※「INSネット」は東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社の登録商標です。
※その他記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
EDIソリューション営業本部
TEL:03-6701-3457(直通)
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専用線、VAN型EDIからインターネットEDIまで、様々な企業間電子商取引(EC/EDI)実現に向け最適な製品&ソリューションをご提供します。EDIのシステムを成功させるには、企業同士の業務を効率化するための業務分析や、各社がこれまで蓄積してきたデータを共通の形式に変換する技術が重要になります。
キヤノンITソリューションズでは、パッケージ製品・SaaSの提供のみならず、EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまで、トータルなサポートが可能です。
- EDI-Master レガシーEDI(JCA,全銀手順,全銀TCP/IP)から、インターネットEDI(JX手順、ebMSv2、ebMSv3、AS2、全銀TCP/IP手順(広域IP網)、Web)まで、様々な業種業界で利用されている、標準プロトコルに対応し、小規模~大規模のEDIまで対応するトータルソリューションをご提供致します。
- EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client
全銀TCP/IP手順通信ソフト(端末仕様)の決定版。収納代行サービスでの導入実績多数。ファームバンキングや企業間のファイル転送システムとして、さまざまな運用形態に幅広く対応できます。
Ver.9より、従来の全銀TCP/IP手順に加え、インターネット対応した全銀TCP/IP手順(「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」の機能(SSL/TLS方式)も備わっています。インターネットEDI普及推進協議会(JiEDIA)主催の「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)相互接続試験」において、他社製品・サービスとの相互接続が行えることを確認済み ※1のため、安心してご利用いただけます。
相手先(センター側)に対し、こちらから接続要求を出して通信を実行します。
※本システムにはセンター側の(相手からの着信を待ち起動する)機能はありません
※1 インターネットEDI普及推進協議会 「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)相互接続試験結果」
https://www.jisa.or.jp/tabid/2822/Default.aspx - EDI-Master B2B for Mainframe
EDI-Master B2B Mainframe(以降、B2B Mainframe)は、各種EDI標準通信プロトコルを含むマルチプロトコルに対応し、対外的なEDIから社内のファイル転送までを一元管理できる、統合データ交換システムです。集配信管理機能、ディスパッチ(自動運用)機能による完全自動運転が可能で、データ交換業務の効率化に貢献します。
「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。
※本製品は2021年10月1日に「EDI-Master DEX for Mainframe」より「EDI-Master B2B for Mainframe」に製品名称を変更しました。 - EDI-Master DEX for UNIX/Linux/Windows
当社では、1983年からメインフレームで稼働するメインフレーム向け多目的EDIシステム「EDI-Master DEX for Mainframe」を開発し、販売してきました。EDI-Master DEX for Mainframeは国内の標準プロトコルをサポートして、メインフレーム市場で現在も広く利用していただいています。
その実績と経験を生かし、オープン系環境に対応する為に開発された新EDIシステムがEDI-Master DEX for UNIX/Linux/Windowsです。
EDI-Master DEX for UNIX/Linux/Windowsは、当社の長年にわたるEDIの経験を生かし、企業にとって最適なEDI環境をサポートいたします。小規模なデータ交換から基幹業務と連携した大規模な企業間取引まで、多様なネットワークにおけるEDI環境に柔軟に対応し、拡張性に優れています。
※本製品は2016年5月9日に「DEX-Ⅲ」より稼働環境に応じて「EDI-Master DEX for UNIX」「EDI-Master DEX for Linux」「EDI-Master DEX for Windows」に製品名称を変更しました(「DEX-Ⅲ TMS対応版」については、現行名称を継続します)
「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。
- EDI-Master B2B Standard
EDI-Master B2B Standard(B2B Standard)は、複数の通信プロトコルに対応したマルチプロトコルEDIサーバーです。
企業間EDIで多く利用されているプロトコル(全銀TCP/IP手順)、インターネットEDI主要プロトコル(ebMSv2[ebXML MS 2.0]・JX・AS2)、FTP、SFTP、メールプロトコル(POP3・SMTP)、ZEDI(JX)の中から必要な機能を選択し利用することができます。
稼働環境は、WindowsとLinuxに対応しています。
仕入先・取引先との受発注や、倉庫・物流会社との間の物流指示、金融機関との接続など、EDI接続が必要な幅広い場面に包括対応でき、仮想化対応や分散運転にも対応しており、堅牢なEDIシステムを構築できます。
「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。
一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。
※本製品は2021年10月1日に「EDI-Master B2B Gateway」より「EDI-Master B2B Standard」に製品名称を変更しました。 - 全銀TCP通信プログラム
全銀TCP/IP手順[拡張仕様](拡張Z手順)に対応した、ファイル転送システムです。メインフレーム、Windows、UNIX/Linux に対応した製品展開で、対外的なEDIから社内拠点間のファイル転送まで、拠点規模やデータ量に応じ、TCP/IPベースのファイル転送システムを柔軟に構築できます。また、同手順に対応した他社システムとのデータ交換も行えます。
「EDI-Master B2B for TLS」と連携することで、「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」にも対応できます。一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA、現在はJiEDIA)主催の相互接続試験において、他社製品・サービスとの相互接続を確認済みのため、安心してご利用いただけます。