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お客さまの未来を見すえたビジネス変革に伴走するITパートナーへMessage from Us ~私たちの想い~

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公開日:2026年1月13日

キヤノンITソリューションズ株式会社
執行役員
岩男 公秀

共創による伴走支援でビジネス改革を加速させる

写真:執行役員 岩男公秀

私は、キヤノンITソリューションズ(以下キヤノンITS)の製造・流通ソリューション事業部門に属している西日本ソリューション事業部を担当しており、主に西日本(浜松以西)の製造業や流通・小売・サービス業のお客さまに向けてビジネスを展開しています。
事業拠点は大阪市内、名古屋市内、福岡市内の3カ所に設けております。半導体産業の拠点として世界的に注目されている九州のお客さまにもより多くのサポートをしたいとの想いから、2025年1月に福岡事業所を開設しました。また、お客さまの海外拠点対応としてタイ、中国などを中心とした東南アジア地域も活動範囲としています。

近年は、業種/業態を問わずお客さまを取り巻く環境は常に変化しており、労働人口の減少や新たな人材の確保、技術継承における課題などがある中で、ビジネスモデルの変革や新たなビジネスの創出などデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を進めていく必要があります。DXに対するお客さまの意識は高く、個社/部門ごとに「デジタル化」から「トランスフォーメーション」や「ビジネスイノベーション」へつなげていくという意識改革が進んでいると感じています。
経済産業省による2018年の「DXレポート」発表から5年が経過したことを受けて、キヤノンITSが2024年5月に600名強の国内事業会社の経営層やマネジメント層に向けて実施した「DX動向アンケート調査」の結果では、DXの目的が当初の「業務効率化/生産性の向上」から「ビジネスモデルの変革」や「新たなビジネスの創出」へと変化している傾向にありました。一方で、まだ「マインドの変革」段階にとどまっているお客さまも多いことから、変革を推進するためには「着実に成果を生み出す取り組み」と「仕組みの構築」が必要だと考えています。
このような状況の中、お客さまからは「このデータを使い、有機的に結合して、新しいことができないか」など、企業で保有するデータを有効に利活用し、業務プロセスの改善や効率化、新たなビジネスの創出に役立てるためのご相談も多くいただきます。お客さまとともにキヤノンITSが戦略や企画づくりの段階から共創型で伴走支援しながら、私たちの経験や知見、提供価値を活かしたアイデアや工夫により、お客さまの課題解決につながる成功事例が増えています。

サプライチェーンを支える基幹業務をトータルサポート

写真:執行役員 岩男公秀

製造業や流通・小売・サービス業のお客さまでは、生産や物流に関わる現場で人材不足が顕在化しています。長く現場を支えてきたベテラン層の退職にともない、属人的な業務領域における技術継承/ナレッジの共有/業務の平準化への対応や、労働人口の減少により新たな人材確保も容易ではありません。また西日本だけの課題ではありませんが、優秀な学生が地方都市での勤務ではなく東京での勤務を希望する傾向が強く、この点も地方特有の課題の一つかもしれません。
また、製造業のお客さまは「ものづくり」へのこだわりが強く、例えば、レガシーシステムを刷新する際に生産回りのシステムをすべて標準化してしまうと独自の強みが失われる可能性があり、既存のシステムに埋め込まれたこだわりを、いかに新システムに引き継ぐかが課題であると感じられているお客さまも少なくはありません。

このように、さまざまな社会課題やお客さまが抱える課題が顕在化する中、キヤノンITSはお客さまの良きITパートナーとなるべく提供価値を日々磨いています。特に製造業や流通・小売・サービス業のお客さまには、これまで多くのお客さまとビジネスを共にしてきた経験による業務知識の深い理解と、お客さまの「ビジネスイノベーション/プロセスイノベーションの変革」に向けたデータの有効活用/ビジネス活用のご提案なども積極的に行っています。キヤノンITSには先進技術の研究開発を担うR&D部門があり、製造/販売/物流など各分野の課題解決に向けた数理技術の活用やデータ分析/AI技術の研究にも注力しており、お客さま課題の解決のみならず、さまざまな社会課題、企業課題の解決に向けて提供価値を広げています。

その中でも私たちが特に強みとしているサプライチェーン領域についてお話ししますと、昨今、外資系ERPや残存するレガシーシステムのサポート切れに伴い、国産ERPに移行するお客さまが増えてきました。キヤノンITSが提供する「AvantStage(アバントステージ)」もその1つで、SCM分野の基幹業務をトータルサポートするベスト・オブ・ブリード型のソリューション群です。
その構成要素として生産/販売/原価管理パッケージであるビジネスエンジニアリング社の「mcframe」や、生産/物流計画を最適化する「SCPlanet」、需要予測/需給計画を支援する「FOREMAST」、設備/作業者の負荷/能力を考慮した自動スケジューラ「Asprova」、会計や人事などを担う「SuperStream-NX」があります。そして各ERPと連携可能なSCM業務支援ソリューション「Armerialシリーズ 購買管理/在庫管理」を2025年11月にリリースしました。システムの中核部分ではこの「AvantStage」を活用し、また、周辺システムにはローコード開発ツール「WebPerformer」による開発も加え、当社の独自性を出しています。こうしたソリューションの導入により業務効率化や省力化、さらにはDXを加速するお客さまが増えてきました。

今後はキヤノンITS独自の「生成AIを活用した開発プロセス革新」を行うことで「価値創造力の向上」「サービスレベルの向上」など高生産性、高付加価値な仕組みをお客さまに提供していきたいと考えています。お客さまからも、DXを推進するうえで生成AIをどこに/どのように活用するべきかなどご相談を受ける機会が増えていますので、生成AIを活用した開発プロセス改革にも積極的にチャレンジし、キヤノンITSならではの仕組みをお客さまにご提供できるよう尽力いたします。

システムの未来も視野に入れた開発プロセス変革に向けて

写真:執行役員 岩男公秀

皆さまもご存じの通り、今の世の中は先が見えないVUCAの時代です。天災ももちろんのこと、企業を狙ったランサムウェア攻撃など、有事の際に企業がどこまで耐えられるか、どう備えるか、柔軟な対応を行うための仕組みづくりが必要になります。お客さまとともに考える必要があることの一つに、例えばお客さまの業務に合わせて緻密に作りこまれたシステム構築であるがゆえに、有事の際全システムが停止する恐れがあるというリスクを取るのか。または業務単位でシステムを構築し、複数のシステムをつないでいく環境を構築し、有事の際でも一定の領域は稼働できる環境を構築するのか。私たちは、お客さまに伴走しながら、5年後、10年後のシステムがどうあるべきかを共に考え、有事への対応だけではなく、システムの拡張性も高めていけるよう、未来を見すえた取り組みを進めてまいります。

このような時代に適応するためには、お客さま/ベンダー/パッケージメーカーが三位一体となり対応していくことも必要だと感じています。異業種含めデータ連携による効率化を進めるとともに、企業間の信頼関係の構築や情報連携を一層進められれば、国外企業との競争優位性も高められるのではないでしょうか。
また、AIの活用が当たり前の時代になることが想定され、キヤノンITSとしても生成AIを活用した開発プロセス革新が必須となり「従来型のSI開発」から「生成AIが組み込まれた新価値創出SI開発」への転換が必要です。お客さまの伴走型パートナーとして「高生産性」を実現し、「高付加価値」を届ける存在でありたい、そう考えています。今後もキヤノンITSの取り組みにご期待ください。

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