キヤノンITソリューションズが関通と資本業務提携契約を締結ニュースリリース
2022年4月14日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループ(以下キヤノンMJグループ)のキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社関通(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:達城 久裕、以下関通)との長期的な提携関係の構築・推進をめざし、資本業務提携契約を締結しました。
キヤノンITSは、キヤノンMJグループのITソリューション事業の中核企業として2025年に向けた長期ビジョン『先進ICTと元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”』のもと、SIやコンサルティング、各種ソフトウェアの開発・販売事業を展開しております。
関通は、顧客の販売商品の入庫、在庫管理および出庫などの配送センター業務を代行するEC・通販物流支援サービスを主として物流サービス事業を展開しております。近年では、ITオートメーション事業への取り組みを加速し、同社が取り組んだ改善活動を踏まえて開発したクラウド型倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)「クラウドトーマス」をはじめとする新しいサービスを提供しております。
このような両社の事業展開を軸に、キヤノンITSは2021年4月に関通が提供する「クラウドトーマス」の販売代理店契約を締結し、EC事業の展開を拡大もしくは新規で開始する企業向けに提供しております。
そしてこの度、さらなる長期的な提携関係の構築・推進をめざして資本業務提携契約を締結しました。この提携により、「クラウドトーマス」の上位サービスであり、より大規模な物流業務に対応した「クラウドトーマスPro」の製品強化を共同で行い、製造業や流通業向けに当サービスの提供を行ってまいります。また、キヤノンITSの基幹業務トータルソリューション 「AvantStage」と連携することにより、従来の需要予測、生産管理などの領域から倉庫管理の領域まで包括したソリューションの提供が可能となります。さらに、これらのソリューションの提供に向けて、関通が培った物流ノウハウをもとにした物流診断サービスの提供や関通のショールームを活用したプロモーション活動も共同で行ってまいります。
主な提携内容
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「クラウドトーマスPro」の製品力強化と「AvantStage」との連携強化
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両社での共同プロモーションの実施
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両社の顧客基盤を活用した製品・サービスの相互提案
キヤノンITSは、今回の資本業務提携により「クラウドトーマスPro」との連携を強化した「AvantStage」の販売を通じて、製造業や流通業のお客さまのサプライチェーンマネジメントを支援するとともに、今後も多様なパートナー企業との関係強化を図り、お客さまへの価値提供を最大化することをめざしてまいります。
キヤノンMJグループは、5ヵ年計画『2021-2025長期経営構想』において、「社会・お客さまの課題をICTと人の力で解決するプロフェッショナルな企業グループ」をビジョンに掲げ、ITソリューション事業を中核とした企業への変革を進めております。キヤノンITSは、社会環境の変化に的確に対応し、お客さまとの関係性や信頼性をより深めて、共に新しい価値を創出する企業としてお客さまの発展のために共に歩み、お客さまと共に社会課題の解決に貢献してまいります。
クラウドトーマス
物流会社である関通のノウハウが詰まったクラウド型の倉庫管理システムです。本システムは倉庫への貨物、資材、商品の入出庫管理や在庫管理などの機能を搭載し、「入れる」だけでなく、「使う」を基軸にして考えられたシステムです。
クラウドトーマスPro
従来のクラウドトーマスを利用しているお客さまの声から生まれたWMSで、業界別のニーズに合わせ、複雑なカスタマイズにも柔軟に対応できるほか、さらなるAPI連携の強化を実現し、よりニーズに沿ったサービス提供が可能になります。
AvantStage
業務カットで最適なパッケージを必要な部分だけ組み合わせて基幹システムを提供する(ベスト・オブ・ブリード型)基幹業務トータルソリューションです。オールインワン型のERPパッケージと比較して、AvantStageは必要な機能に絞って無駄なく効果を得やすいシステム投資が実現でき、導入企業にとってメリットのある基幹システムの導入・運用が可能になります。
株式会社関通について
社 名 | 株式会社関通 |
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所在地 | 兵庫県尼崎市西向島町111-4 |
代表者 | 代表取締役 達城 久裕 |
事業内容 | EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業および、倉庫管理システム「クラウドトーマス」を中心とした各種システムを扱うITオートメーション事業を展開。 |
資本金 | 7億85百万円(2022年2月現在) |
URL | https://www.kantsu.com/ |
関連情報
関連するソリューション・製品
- 基幹システム
- AvantStage は、国内企業へ多くの導入実績があり評価の高い国産パッケージ/ソリューションを、業務領域ごとに厳選・連携させた『企業の事業基盤となる戦略的な基幹業務ソリューション』です。
- SCM(サプライチェーン・マネジメント)
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サプライチェーンは、製品やサービスを提供するために必要な資源や情報を効率的に管理するための重要なプロセスです。調達から生産、物流、販売までの各プロセスを適切に管理することは、企業の事業戦略に不可欠なものであり、盤石かつ持続可能でなければなりません。
しかしながら昨今、企業を取り巻く事業環境は激しく変化しています。原材料価格の急速な高騰、気候変動や頻発する災害に対する調達先や生産拠点、輸送ルートの適時変更、スタッフ高齢化や人材不足からくる働き方改革、等々、従来の仕組みでは対応は困難であり、事業の持続性・発展性を阻害するリスクが顕著化しています。そのような企業の課題を解決し、事業変革を成すためには高度なITによる最適化の仕組みが不可欠であると言えます。
- クラウド型倉庫支援サービス クラウドトーマス
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近年、ECネット通販市場の拡大や消費者の購買スタイルの変化に伴い、小口配送の輸送ニーズが急速に高まっています。
また、物流現場では品質、コスト、生産性が課題として挙げられており、「WMS」と呼ばれる倉庫管理システム(Warehouse Management System)、を導入し、先進的な物流施設への需要が高まっています。
キヤノンITSは、ECネット通販事業の展開を拡大する、もしくは今後ECネット通販事業を開始されるお客さまに効率的な倉庫物流の仕組みを提供するために、卓越した物流倉庫業務のノウハウと実績を持つ関通社と提携します。
WMS「クラウドトーマス」は、物流会社である関通社のノウハウが詰まったクラウド型の倉庫管理システムです。
- 基幹業務システム連携型WMS クラウドトーマスPro
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WMS THOMAS Pro(クラウドトーマスPro)は、物流倉庫業のエキスパートである株式会社関通が開発した、生産管理や販売管理といった基幹業務システムと連携ができるクラウド型のWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)です。
大規模物流現場に対応が可能で、様々な倉庫内業務で運用してきた実績があり、企業特有の業務・製品に対応するためのカスタマイズ性と柔軟性を兼ね備えています。
キヤノンITソリューションズでは、きめ細やかなロケーション管理や庫内業務管理を求める企業へ、基幹業務システムと併せてご提案します。
報道関係者の方からのお問い合わせ先
- キヤノンITソリューションズ株式会社 企画本部 コミュニケーション推進部
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報道関係者の方からのお問い合わせは、下記よりお問い合わせください。
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電話番号:03-6701-3603(直通)
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電話番号:03-6701-3603(直通)
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