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システム開発の一歩その先へ ~“目指すべき姿”への転換~

システム開発の一歩その先へ

“目指すべき姿”への転換 ~デジタル化の真の価値とは~

昨今、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「テレワーク」といった言葉が溢れ、変革の過渡期にあり、これまでの業務のあり方に限界を感じる場面が増えてきたのではないでしょうか。そうした背景から、まだシステム化されていない領域(以下 アナログ業務)をデジタル化することの価値が高まっています。例えば、従来は紙で管理していた情報を、データベースに登録できる仕組みを設けてペーパーレスで管理する、といった流れです。これは、今ある姿から“目指すべき姿”への転換です。

なぜ今、そうした転換の動き―デジタル化が広がっているのでしょうか?テレワークができるから?コスト削減できるから?エコだから?それらも理由の一つかもしれません。しかし、デジタル化のメリットはそれだけに留まりません。これまでアナログで管理していた情報をシステムで管理することで、情報を分析・検証し、次なる成長につなげることができます。蓄積したデータは宝の山であり、データの利活用はデジタルへの転換で得られるメリットといえます。

このように、今ある姿を見直し、より良い姿に変えていく。それは、SIerとしてITを用いてお客様を支援する当社自身にとっても必要なことです。現状に満足することなく、お客様の開発をもっと効率よくサポートできないか。そうした研究を日々重ねています。
このコラムでは、当社のこれまでの取り組みに加え、これからどのような進化を目指しているかをご紹介します。

これまでのシステム開発 ~お客様のデジタル化を支援~

DXを実現するための第一歩がデジタル化といえますが、システムをつくるにはまず現状の業務を正しく理解し、整理することが必要です。その上でゴールを決め(要件の定義)、やりたいことを“見える化”(設計)していきます。この流れが、システム開発を成功に導く重要な鍵といっても過言ではありません。

どんなに優秀なプログラマーを抱えていたとしても、システム要件の定義や設計が曖昧なまま進めると、最終的に望んでいたものとは全く違うものができあがってしまった、ということが起こり得ます。まずは現状の業務を正しく理解すること。その業務を第三者が見ても正しく伝わるように整理すること。その上でシステム化を進めていくことが大切です。業務の見える化は人の力で行い、進化する手段を用いて効率よくデジタル化を進める。それが、変化の激しいこれからの時代を生き抜いていくための答えになるでしょう。

システム開発は従来、特定の技術を持った人だけに依存していました。ですが現在は、効率的なシステム開発のために新たな選択肢が加わっています。その一つがローコード開発で、当社でも「WebPerformer」(※)という手段をご提供しています。これまでのノウハウを活かし、より速く・安定した品質でシステムを構築できる仕組みをつくれないか。そのような考えを形にしたのが「WebPerformer」です。当社はそうした“目指すべき姿への転換”をしながら、お客様の開発をサポートしてきました。

  • 「WebPerformer」は、2005年から販売しているローコード開発プラットフォームです。販売当時は「超高速開発ツール」という名目でしたが、『単なるツールに留まらず、設計やテスト工程も含め、トータルでお客様の開発をサポートする「基盤」でありたい』という思いから、現在は「ローコード開発プラットフォーム」となりました。

これからのシステム開発 ~当社の“目指すべき姿”とは~

人の力やローコード開発の提供等でデジタル化を支援してきた当社ですが、そうして蓄積したノウハウを標準型として活用すれば、システム開発をさらに効率化できるのではないかと考えています。それが、当社が考える、これからのシステム開発です。

業務には共通する“型”がある

世の中にある様々な種類の業務には、ある一定の規則性が見られる場合があります。当社では、そのような業務の“型”を見出して標準化することで、システム開発をもっと効率化できるのではないかと考えました。具体例として、今回は法定点検業務の事例を取り上げ、どのような“型”を見出し、どのようにしてシステム開発に活かそうと考えているかをご紹介します。

その前にまず、過去に当社が請け負った空調設備点検のペーパーレス化を例に挙げ、どのような効果があったのかをご説明します。

システム化後の効果

上述の事例は空調設備の点検業務をペーパーレス化したケースでしたが、この業務に限らず、何らかの「チェック」作業を実行し、結果を「記録」し、上長が「承認」する…という一連の流れは、多くの業務に当てはまるのではないか、と考えました。
そこで生み出したのが、業務の流れを見える化し、プロトタイプとして持っておき、お客様の業務に合わせて当社あるいはお客様自身がカスタマイズするという手法です。予め“型”を持つことで、早い段階でプロトタイプをお客様と共有し、認識合わせをしながら開発を進めることができます。これにより、システム開発の支援がよりスムーズになります。

ここではプロトタイプの一例として、定型業務申請の画面を少しご紹介します。

■点検結果の入力・申請

作業担当者はパソコンあるいはモバイルからアプリケーションにアクセスし、点検結果を入力。申請ボタンを押せば、データが登録されます。

■申請結果の参照、承認

点検結果の申請が終わったら、上長がその結果をリモートで参照し、承認します。

■マスタメンテナンス(項目のカスタマイズ)

点検項目の文言や結果入力のバリエーション等をカスタマイズしたい場合は、ユーザ自身でブラウザから簡単に項目をカスタマイズできるようになっていますので、チェック項目の変更にもすぐに対応できます。

さらなるカスタマイズ要望がある場合は当社が開発をサポートすることで、より細かな要望に対応することも可能です(応相談)。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回は具体例として点検業務を取り上げましたが、ここだけの話、別の業務でも標準化を目指す計画が進んでいるとかいないとか…
もしローコード開発や当社のシステム開発についてご興味いただけましたら、ぜひ以下のリンクよりお問い合わせください。標準化されるとうれしい業務や、ローコード開発にほしい機能など、ご意見をお待ちしております。

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