マルハニチロ株式会社様
スマートファクトリー構想に基づくデジタル統合管理のための基盤を整備。7つの工場の業務改革を強力に推進。
- 経営の「見える」化・スピード化
- 在庫削減
- ペーパーレスの推進
2007年、マルハとニチロの統合により誕生したマルハニチロ株式会社(以下、マルハニチロ)。総合食品メーカーとして、漁業・養殖、商事、海外、加工、物流の5つのセグメントで事業を展開している。2018年3月に発表した中期経営計画では、10年後のありたい姿を「グローバル領域で「マルハニチロ」ブランドの水産品、加工食品を生産・販売する総合食品企業」と定義。目指すべき企業価値の向上と持続的成長の取り組みの1つとして、加工セグメントに積極的に投資していくとしている。その具体的な取り組みとして、生産拠点の再編やコア製品の生産能力の拡充、最新ICT技術を活用した効率化を推進している。その一環として、新石巻工場を稼働したほか、キヤノンITソリューションズの協力のもと、新しい生産管理システムを構築。生産管理、製造実行、品質管理、原価管理、設備管理など多彩なシステムを組み合わせ、将来を見据えたデジタル統合管理の基盤を構築している。
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お客様データ
マルハニチロ株式会社
設立 1943年3月31日
創業 マルハ1880年、ニチロ1907年
従業員数 連結1万938人、単独1,538人(2018年3月31日現在)
お客さまが実現できたこと
- 配合ミスや計量ミスの件数が激減。現場の担当者の精神的な負担軽減にもつながった。
- 在庫回転率、ロットトレース時間の改善のほか、品質管理を始めとするさまざまな業務が改善された。
- 全社的な統合基盤を構築し、業務の標準化・効率化とデータの一元管理が可能になった。
お客さまのご要望
- 作業の属人化を解消し、ミスを未然に防止する仕組みをシステムで強化したい。
- 手作業に依存している多くの業務を共通化、高速化、見える化して改善したい。
- 工場ごとに異なる業務プロセスの標準化とデータの統合による見える化を実現したい。
導入いただいたソリューション・製品
- 基幹システム AvantStage は、国内企業へ多くの導入実績があり評価の高い国産パッケージ/ソリューションを、業務領域ごとに厳選・連携させた『企業の事業基盤となる戦略的な基幹業務ソリューション』です。
- Asprova
Asprova(アスプローバ)とはキヤノンITソリューションズ株式会社の基幹システムコンセプトであるAvantStageの生産スケジューラソリューションであり、アスプローバ株式会社が開発をおこなっています。日本国内では2458サイト、海外では1004サイト※への導入と国内・海外での支援体制も充実しております。市場のニーズをとらえ毎年機能を拡張し、2018年には「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞しました。熟練者のノウハウに依存してきた製造業の様々な生産スケジューリングを超高速に立案し、多くの効果を提供いたします。
- ※2023年6月現在
- mcframe mcframeは、製造業に特化した純国産の生産管理・販売管理・原価管理パッケージです。多くの導入プロジェクトや運用経験で蓄積されたノウハウを、標準で使うことができます。キヤノンITソリューションズでは、「機能ではなく『価値』を届ける」という想いのもと、mcframe認定技術者による高い技術力と豊富な導入実績で培われたノウハウをもって、お客様へ業務変革を一緒に実現いたします。
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