MREALアカデミックパッケージMRソリューション
未来を創る最新技術で教育と研究を革新

私たちは、教育と研究の現場に革命をもたらす、現実世界とデジタルな仮想世界を融合させる革新的な技術(AR・VR・MR)を活用した提案活動を行っております。これらの技術は、教育や研究機関において、学習の質を向上させ、研究の効率を飛躍的に高める力を持っています。
キヤノンが開発した複合現実(MR)システム「MREAL(エムリアル)」は、現実世界と仮想のCGをシームレスに融合し、製品設計や建築、エンターテイメントなどの分野で活用されています。XR領域の技術発展を目的に教育機関を支援するアカデミックパッケージをご用意しております。
特長
体験学習で手軽に活用
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を用いたインタラクティブな授業は、学生たちはより深い理解と実践的なスキルを身につけることができます。
例えば、実際には見ることが困難な人の身体の内部や分子構造、かつて生息していた生物も目の前に再現することができます。これにより、抽象的な概念も具体的に理解できるようになります。

XRの活用メリット
-
リアルな体験学習
危険な場所や遠隔地など、実際には訪れにくい場所のオブジェクトを映しだし、実際にそこで体験しているかのように臨場感ある深い学びができます。
-
学習意欲の向上
学生自身がオブジェクトを操作し、実験を行うなど、受動的な学習ではなく、能動的に知識を得ることで、問題解決能力を養うことができます。
-
場所の制約解消
専門家による指導や、海外の学生とのグループワークやロールプレイングなど、遠隔地でも同時に同じ体験ができます。
-
安全な実験環境
危険な化学実験を仮想空間で行うことで、実際の危険を避けながら学習できます。
-
移動コストの削減
自然に触れる機会が少ない場所でも、草木や動物・星空などの仮想オブジェクトを使って、リアルに再現し、学生が自然科学をより深く理解できるようになります。
-
設備費用の削減
医療、航空、機械・電子、建築など、高度な技術や安全性が求められる分野において、現実世界では実践が難しい危険な実験や、設備費用のかかるトレーニングも、現実世界と仮想オブジェクトを重ね合わせ、何度も行うことができます。
このように、XR技術は教育活用において、学習効果の向上、学習意欲の喚起、実践的なスキル習得など、様々なメリットがあります。今後の教育現場での更なる活用が期待されています。

実際の活用例
メタバース空間で学ぶ、医学部での活用
国際医療福祉大学の授業にて活用されています。リアルの人体模型とバーチャルの臓器データを融合して実践イメージと同じような状況下で学べます。複合現実(MR)を用いたインタラクティブな授業は、学生たちはより深い理解と実践的なスキルを身につけることができます。


パッケージ概要
内容
- MREAL X1 または S1 本体
- MREAL 基本ソフトウェアライセンス(無償提供)
対象
- 学校(大学・高校・中学校・専門学校)
- 公共の教育・研究機関(博物館・美術館など)
-
※
教育関連のイベントによる一時的な利用、または企業によるXR技術を活用した研究目的の利用を除く
適用条件
- 教育目的で3台以上の購入/研究開発目的で1台以上の購入
- 年1回レポートのご提出(活用状況の確認)
- 非営利団体
-
※
詳細条件はお問い合わせください
アカデミックパッケージ 価格
- MREAL X1(フラグシップモデル) 通常価格:290 万円~ → 220万円~
- MREAL S1(エントリーモデル) 240万円~ → 30万円~
-
※
稼働環境として、別途PC(別費用)と、表示アプリケーションが必要です。
-
※
パッケージ価格には、保守サービス費用と、セットアップ費用は含まれておりません。必要に応じてお見積りいたします。
お問い合わせ・ご相談方法
相談窓口は、以下の2通りございます。
- オンラインで顔を合わせて相談できる「オンライン相談サービス」
- 「お問い合わせフォーム」からのご相談
オンライン相談サービスでは、メールや言葉では伝えづらいご質問・導入イメージや細かい疑問など、オンライン上で画面を共有しながら、XR活用のスペシャリストがお答えします。お困りのことがございましたら、私たちがサポートいたします。下記よりお気軽にご相談ください。
MREAL体験会のご案内
ヘッドマウントディスプレイを装着し、デジタル立体イメージと現実を融合した「世界」を自由な視点でご覧いただける「MREAL体験会」を随時開催しております。
会場は、東京にある「MREALスタジオ」もしくは、お客さまご希望の場所で実施いたします。