江戸川区役所様画像AI連携プラットフォーム・Bind Vision
- 業種
- 自治体
- 従業員数
- 3,661人(2023年4月1日現在)
カメラの更新と水位測定AIの導入により、迅速な情報を収集し、区民の安全確保に寄与
江戸川区は陸域の7割が満潮時の水面よりも低いゼロメートル地帯であることから、ひとたび洪水や高潮により氾濫が起きれば大きな被害が発生する土地柄であり、区は長年にわたって治水事業を重点的に進めてきました。その一環として、水害時の迅速な情報収集やいち早く発見するための対策として、防災用カメラの導入とカメラ画像から水位を測定するAIを導入致しました。

お客様の声
導入前の課題
- カメラ映像の画質が悪く、河川の状況が分からなかった。
- 水位は測定しておらず、過去はどのような状況だったのかなど情報がなかった。

導入後の効果
- カメラを更新し、日中の映像がよりクリアになり、夜間でも赤外線照明により、状況がはっきりと分かるようになった。

- 水位AIの導入により、撮影場所の水位の傾向が分かるようになった。

導入のポイント

- 事前の現地調査を入念に行い、特に夜間など暗い時間帯の画質を十分に確認し、最適なカメラを選定。
- 既存カメラシステムと共存し、エッジコンピュータではカメラから定期的に画像を取得して、AIによる解析を実行。
- 水位AI導入後にAIの品質評価を行い、導入した4カ所の誤差平均が約5cmの高精度で測定できていることを確認。
- Bind Visionのダッシュボード(左記画像)により、1つの画面で複数箇所の状況が一度に分かるようになった。
- ダッシュボードはお客さま独自のレイアウトにカスタマイズして利用