老朽化したメインフレームを短期間にSAPをコアとしたシステムに移行導入事例
経費精算ワークフローの電子化も実現
科研製薬株式会社様のケース

メインフレームの運用・保守にかかる膨大な費用からの脱却、国際会計基準(IFRS)対応のため、ERPを検討した科研製薬株式会社。できる限りカスタマイズやアドオンしない方針でSAPを導入。SAPの基本機能では実現困難な独自要望の業務は、WebPerformerで外部アプリケーションとして構築してSAP連携した。
すでにWebPerformerのヘビーユーザーであった同社は、エンドユーザの使い勝手と運用・保守の両方を考慮したシステム移行に成功。課題だった経費精算の電子ワークフロー化も、WebPerformerのワークフローオプションを活用して実現した。工期やリソース条件の厳しさにも関わらず、レガシーなメインフレームシステムは、柔軟で拡張性に優れた新システムに生まれ変わった。
- コスト削減
- 営業・販売力強化
- ペーパーレスの推進
- 設備・資産の有効活用
- システム開発工数の削減
お客さまが実現できたこと
- 限られたリソースと工期で、老朽化したメインフレームシステムをオープン系システムに移行できた。
- SAPでの不足部分をスクラッチ開発で補完。カスタマイズやアドオンを極小化できた。
- 経費精算のワークフローを電子化。業務が効率化され、データの信頼性が高まった。
お客さまのご要望
- 運用コストの削減、国際会計基準の導入のため、早急にメインフレームをオープン化したい。
- SAP導入にあたっては、できるかぎりカスタマイズやアドオンは避けたい。
- 紙ベースで管理が煩雑化した経費精算システムを電子化したい。
科研製薬株式会社様プロフィール
- 従業員数
- 1,523名(2014年3月31日現在)
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本記事の内容は、取材時点のものです。
ご採用いただいた製品・ソリューション
- アプリケーション開発基盤
- めまぐるしく変化するビジネス環境に迅速かつ柔軟に対応して、業務効率向上とコスト削減とともに、ビジネス部門などの利用者へ使い易く視覚的にも優れたユーザ画面をタイムリーに提供して、企業競争力アップを図りビジネス成果に直結させるITシステムを提供したい。これらの企業ニーズに応える洗練されたリッチなユーザインターフェイスを高速で実現できるアプリケーション開発基盤の重要性は、ますます高まっています。
アプリケーションの開発をスピードアップし、高品質を実現することで、企業の競争力をアップして開発とメンテナンスコストを削減する高速開発ソリューションをご提供します。最先端のHTML5やJAVAによる自動コード生成によってマルチデバイス、マルチプラットフォームへの対応を素早く実現します。
- WebPerformer
- WebPerformerは、Webシステムを素早く開発できるローコード開発プラットフォームです。
直感的な開発、素早いリリース、自動生成による品質の均一化などにより開発期間が短縮でき、システムを利用するビジネス部門と開発部門との共創型開発を実現し、ビジネス環境の変化にも柔軟に対応したシステム構築が可能となります。
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