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産業向けXRコンテンツ活用

新人教育の効率化と、試作・検証のスピード化を実現

XRは「先進技術投資」ではありません。
製造業においてXRコンテンツ制作は、人件費・設備停止・不良コストを確実に減らす業務改善投資です。

製造現場では、次のようなコストが日常的に発生していませんか?

  • 教育にかかる人の時間(OJTでベテランが指導に割かれている時間)
  • 設備が止まっている時間(トラブル対応や立ち上げ遅延による停止時間)
  • ミス・手戻りで失われるコスト(再作業、不良品、品質対応にかかる工数)
  • 専門家の移動・出張コスト(現地対応のための移動時間・出張費)

XRはこれらの課題に対し、置き換えたり、短縮することができます。
​当社のXRコンテンツ制作は「試作/検証・教育時間・作業ミス」を減らすことに重点をおいています。

特長

現物による検証から、仮想データ置き換え

従来は、試作機や設備の現物を用いた検証が主流でしたが、近年では3Dデータやデジタルツインを活用し、仮想データによる検証へ置き換える動きが進んでいます。これにより、設計初期段階での課題抽出や検討精度の向上を実現し、試作コストやリードタイムの大幅な削減ができます。

人に頼らない、自分で学べる現場教育の仕組み作り

作業手順や注意点を仮想空間上で直感的に理解できるトレーニング環境を構築します。指導者が常に付き添わなくても、誰でも同じ内容・同じ品質の教育を受けられるため、教育負荷を軽減しながら短期間での技能習得を実現します。

現場と経営、ステークホルダーをつなぐ“判断ツール”

現場の状況を正確に共有し、離れた場所でも同じ視点で判断できます。現地確認や出張に頼らない、迅速で無駄のないスムーズな意思決定を実現します。

活用のポイント

XRは、「導入すれば効果が出る」技術ではありません。私たちは、現場の業務プロセスを起点に活用シーンを設計し、既存のマニュアルや教育資料を最大限に活かしたXRコンテンツを制作します。さらに、作業時間や教育工数といった定量的な指標による効果測定まで含めて設計することで、導入後の成果を可視化。ROIが見込めることを前提に、実際の業務改善につながるXR活用を実現します。

1.課題に応じたデバイス選定と、その特徴を活かしたコンテンツ
技能を習得するにはMR、体験を体感するにはVR
実物のコントローラ操作(MR)
現実との比較(MR)
持ち運びでの利用(AR)
没入感のある体験(VR)
2.実物での再現は難しい、価値の高い体験ができるコンテンツ
危険作業やコストのかかる作業
3.体験成果の把握と、継続的運用を支える仕組みを組み込んだコンテンツ
継続的な体験結果を記録するデータベース

XRコンテンツ制作の流れ

事前に解決したい問題を打合せし、当社で提案資料を作成いたします。実際のコンテンツ制作は、開発アプリケーション選択や3Dモデル準備などを経て、開発に着手していきます。

解決したい問題→打合せ→提案書作成→コンテンツ作成(開発アプリケーション選択→3Dモデル準備→機能開発→外部機器接続)→納品

XRコンテンツの制作方法

XR活用の目的や社内資産の有無によって、制作方法には大きく2つあります。

既存のデータ・アプリケーションを活用する方法

3Dデータを読み込み、既存の表示アプリケーションを使ってXRデバイスで表示する方法です。アプリケーションを導入してすぐにXR体験ができます。一方で、質感の表現や動きの追加などはアプリケーションによって制約があります。設計レビューや作業検証に適しています。

既存のアプリケーションによる表示方法フロー図

新規でコンテンツを制作する方法

お客さまの業務目的にあわせて自由にカスタマイズし、オリジナルのコンテンツを作成します。質感を本物のように表現し、動きのあるエフェクトやアニメーションを実装することで、より現実に近い体験ができます。技術トレーニングや販売促進に効果が期待できます。

新規でコンテンツを制作する表示方法フロー図

開発実績

コンテンツ制作のサンプル例

3Dモデルの表示シミュレーション

CADデータがある場合 CADデータがない場合
費用と期間 費用:100万円~200万円
作成期間:1~2ヶ月
費用:左記+モデル作成費用
作成期間:1~2ヶ月

3Dモデル準備

  • 3Dモデル読込(既存データを流用)

機能開発

  • アニメーション&インタラクション×4機能

    ・扉の開閉
    ・ボンネットの開閉
    ・ヘッドライト、テールライト等の点滅
    ・車体の色変更

  • 指定箇所での音声再生×3か所
  • コンテンツ環境調整(照明、反射 等)
  • ドキュメント作成、レビュー、納品対応
  • UI作成(インパネ用UI)

装置の操作トレーニング

CADデータがある場合 CADデータがない場合
費用と期間 費用:300万円~400万円
作成期間:2~3ヶ月
費用:左記+モデル作成費用
作成期間:2~3ヶ月

3Dモデル準備

  • 装置モデル読込(既存データ流用)
  • 装置モデルの質感調整
  • 影、表面の反射等の調整
  • 不足モデル作成

機能開発

  • アニメーション作成×40種類

    ・部品A、B、C、Dの取り付け
    ・装置Eの取り付け
    ・部品F、G、Hのハイライト(赤く点滅)

  • UI作成(アニメーション制御、説明用パネル)
  • 指定箇所での音声再生×40か所
  • 視線誘導矢印の表示
  • 音量、明るさ調整機能
  • ドキュメント作成、レビュー、納品対応

資料請求・ご相談

資料請求

こちらの資料は、PDFでご覧ください。資料請求お申し込み後、ご登録のメールアドレスに資料のダウンロード用URLをご案内いたします。

XRコンテンツ制作 まるわかりガイド

XRコンテンツ制作の基本的な流れや制作方法、制作費用の目安について、実際に制作したXRコンテンツのサンプルを交えながら分かりやすくご説明しています。

目的を明確にすることで、「作って終わり」にならず、現場で効果を発揮するXR活用のポイントやノウハウをご紹介しています。

ご相談・お問い合わせ

XRに関する課題の整理から、表示するコンテンツの企画、初期費用の目安まで、幅広くご相談いただけます。
まずはお気軽にお問い合わせください。貴社に最適なXR活用の第一歩を、私たちがお手伝いします。

セミナーアーカイブ視聴

XRコンテンツ制作セミナー「Unity×XR×MREALが切り拓く産業DXの未来」
本セミナーは、2025年10月15日(水)に開催された、キヤノンITソリューションズ、オンラインセミナーの収録動画です。設計・検証・現場支援におけるXRの最新事例を、キヤノンのMREALとともに徹底解説します。(再生時間:29分49秒)
XRコンテンツ制作セミナー「革新的なコンテンツを作る!XR技術の活用法」
本セミナーは、2025年3月11日(火)に開催された、キヤノンITソリューションズウェビナーの収録動画です。
製造業や建築業など、産業用途でXRコンテンツの制作に取り組みたい方を対象に、XRを活用した最新の業務活用事例と、実際の制作フローを詳しくご紹介します。(再生時間:23分53秒)

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キヤノンITソリューションズ株式会社(製造・流通ソリューション事業部門) 製造ソリューション事業部