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社会課題に対応した共通基盤の提供とデータの利活用で業務変革を実現Message from Us ~私たちの想い~

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公開日:2026年5月27日

キヤノンITソリューションズ株式会社
上席執行役員
深井 伸比古

持続可能なビジネスモデルの確立と新たな価値の創出を支援

上席執行役員 深井伸比古

私は、キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)の流通ソリューション事業部を担当しており、主に物流業、小売/卸売業、エネルギー、通信/サービス業など多岐にわたるお客さまに向けて、基幹システムの導入から運用/保守までをワンストップで提供しています。加えて、宿泊業向けや貿易分野向けに、キヤノンITS独自のソリューションを提供しています。また、キヤノンUSAの顧客向けにITソリューションを提供する組織も有しており、アメリカでもビジネスを展開しています。

お客さまと接するにあたり、AI活用やセキュリティーにおけるニーズの高まりを強く感じています。特に生成AIの利活用はより加速しており、これまでは「どのような業務で生成AIを活用できるか」を模索する段階であったものから、現在は「すべての業務において、いかにAIを前提として業務を再設計するか」という思考へと明確にシフトしています。また、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)という言葉自体も、業務のデジタル化が企業活動の前提として定着したことにより、もはや特別なキーワードではなくなりつつある雰囲気さえ感じられます。
生成AIやデジタル技術を活用して業務効率を高めることはすでに当たり前となり、単なる部分最適や自動化では差別化が難しい状況にあります。そのため、生成AIなどの先進技術を導入して業務プロセス全体や意思決定の在り方、さらにはビジネスモデルそのものをどのように変革し、競争優位や新たな価値創出につなげていくかが、お客さまの重要なテーマとなっているのではないでしょうか。キヤノンITSは、このような課題をお持ちのお客さまに伴走し、新たな価値の創出を支援しています。

システムの安定運用と継続的な業務改善によりお客さまとの共想共創を実現

上席執行役員 深井伸比古

主に物流業、小売/卸売業のお客さまに共通する社会的課題として、少子高齢化や総人口の減少による労働力不足の深刻化が挙げられます。特に物流業界では、トラックドライバーの長時間労働の是正などによる物流2024年問題を契機として、輸送力不足や人手不足が顕在化しており、中長期的にも持続可能な物流体制の構築が重要な経営課題となっています。2026年現在もこの問題は続いており、サービスレベルや配送業務の見直しをせざるを得ない状況まで来ています。

小売/卸売業では、EC型販売の拡大が継続して進んでおり、メーカーが直接消費者へ商品を販売するビジネスモデル(D2C)の増加により卸売業の役割の変化が求められる一方、小売業ではスマートフォンの高度化やキャッシュレス決済の普及拡大により、ECと実店舗を融合させた販売モデル(オムニチャネル/OMO)の推進が不可欠となっています。これに伴い、需要予測の高度化や在庫最適化といったデータ活用の重要性は今後さらに高まると想定されます。

エネルギー業界では、原材料価格の高騰に加え、再生可能エネルギーへの投資拡大や、スマートグリッドをはじめとするITとエネルギーを統合したインフラへの投資が進んでいます。さらに、AIやデジタル技術の急速な普及を背景に、データセンターなどを中心とした電力需要の増加も顕在化しており、エネルギー供給の高度化/効率化が求められています。

このように、さまざまな社会課題やお客さまが抱える課題が顕在化する中、社会や産業構造の変化を踏まえ、流通分野における持続的な社会基盤を支える存在となることをめざし、3つの方針を掲げています。
第一に、サプライチェーン全体の高度化や社会課題への対応を目的としたプラットフォームの展開を通じて、持続可能な流通エコシステムの中核を担うことをめざします。労働力不足や業務の複雑化といった課題に対し、業務の標準化/省人化/効率化を実現する基盤の構築を推進します。
第二に、小売/卸売/物流/エネルギーなど、幅広い業種で培ってきた知見を生かし、顧客の業務変革と安定した事業運営を支援することを重視します。単なるシステム導入にとどまらず、業務プロセス全体を見すえた改善と継続的な運用支援を通じて、顧客価値の最大化に貢献します。
第三に、デジタル技術の活用を通じて、データ駆動型の業務変革やイノベーションを共創するパートナーとなることをめざします。需要予測や在庫最適化、業務の可視化/高度化に加え、AIをはじめとする先進技術を活用し、労働人口減少社会における課題解決を支援します。
これらの方針のもと、業務基盤の刷新による省人化/効率化モデルの構築、社会課題に対応した共通基盤の提供、データ活用からガバナンスまでを一気通貫で支援する体制を整え、スピードと品質を両立した業務変革支援を行います。
私たちが掲げる「共想共創カンパニー2030」の実現に向け、大切にしている「共想共創カンパニー」という価値観のもと、お客さまと共に課題に向き合いながら、システムの安定運用と継続的な業務改善提案を通じて、お客さまとともに価値を創出し続け、ともに成長し続ける関係性の構築をめざします。

AIとデータの利活用による継続的な業務変革の重要性

上席執行役員 深井伸比古

先にも触れました通り、労働力不足や物流2024年問題などにより、輸送力不足や業務効率の低下が顕在化しています。また、サプライチェーンの複雑化や不安定化を背景に、地政学リスクや原材料価格の変動、需要変動の拡大が進み、従来の経験則に基づく運用が通用しにくい状況へと変化しているのではないでしょうか。
このような状況を踏まえ、多くの企業にとって、業務のデジタル化や蓄積されたデータの活用は重要な取り組みとなっています。また、業務効率化や省人化を目的としたDXは、もはや選択肢ではなく前提条件となり、競争優位性や付加価値を高めるために、AIおよびデータの利活用による即時性/可視化/自動化の実現が求められます。

キヤノンITSはこのような環境変化を踏まえ、業務×IT×データを一体で捉えたスマートSCMの推進、社会課題に対応する共通基盤の構築、AIおよびデータの利活用を中心とした継続的な業務変革支援に注力します。システムの入れ替え/刷新においては、業務効率化にとどまらず、データの利活用を通じたさらなる業務高度化も見すえた提案を行い、お客さまとともに新たな価値を創出し、ともに成長を続けるITパートナーとして、さまざまな課題解決に挑戦します。今後もキヤノンITSの取り組みにご期待ください。

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