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教育DX推進のための教育機関向けソリューション 「in Campus LMS Cloud」、「in Campus ポータル Cloud」の機能を拡充 ~LTI 1.3に正式準拠し、LMSを通じた教育の質向上に寄与~ニュースリリース

2023年7月11日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、教育機関向けソリューション「in Campus LMS Cloud」と「in Campus ポータル Cloud」において、2023年7月より外部ツール連携(LTI※1)機能をはじめとする3つの機能を拡充します。

背景

昨今、多種多様な学習用ツールが開発され、高等教育機関では複数の学習コンテンツを利用することが一般的となってきています。また、コロナ禍での対応などで加速したリモート活用による授業運営においては、各種Web会議システムなどのコミュニケーションツールを利用するケースも増え、学生はICT活用による利便性が高まっている反面、教職員はますますICTの適切な利活用に向けた環境整備が必要となっています。

このような状況下、LMS導入済みのお客さまからは外部システム連携要望が増加しており、「in Campus LMS Cloud」をプラットフォームに、学習コンテンツやコミュニケーションツールとのシームレスな連携を可能にしました。加えて、教育の質向上とDX実現に寄与できる機能を持つLTIの最新のバージョンであるLTI 1.3およびLTI Advantageの認証を取得することで機能拡充を実現しました。

また、「in Campus ポータル Cloud」においても利用者の利便性向上を図るべく「キャビネット機能」、「サイト内検索機能」2つの機能を拡充しました。

特長

「in Campus LMS Cloud」「in Campus ポータル Cloud」の新機能

外部ツール連携(LTI)機能

本機能を用いることで、Web会議システムやWebテストシステムといったLTIに準拠した外部システムとの認証の統合や学習コンテンツの相互利用が可能となり、利用者は複雑な設定を行うことなく「in Campus LMS Cloud」の一機能のように外部システムのコンテンツを利用することができます。
例えば、Web会議システムを使ったオンライン授業の内容を録画してLMSに保存し、表示される履修授業カリキュラムに反映させて欠席した授業を後日、受講するなどのシームレスな連携が可能となります。

外部システムとのLTI連携の例
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  • ※1
    LTIとは「Learning Tools Interoperability」の略で、国際標準化団体1EdTech Consortium Inc.※2が策定した学習用のプラットフォームを 外部ツールと連携させるための技術標準です。この度弊社in CampusシリーズはLTIバージョン1.3およびLTI Advantageの認定を取得しました。
  • ※2
    1EdTech Consortium Inc.とは教育機関、州/国の教育省、および教育技術サプライヤーの世界有数の会員ベースの非営利団体で「公正 個別最適化された学び」の実現を目指し、さまざまな教育情報システムの相互運用性を高めるため多くの技術標準を開発・公開しています。

キャビネット機能

ポータル上にファイルを保管し、学内公開できる機能です。学生向けの生活ハンドブックや各種申請書類など、学校生活で利用するようなファイルを格納・公開できるため、ポータルシステムとしての利用価値、利便性を向上させることができます。

サイト内検索機能

ホーム画面上にある検索窓からキーワード検索をすることで、ポータル内の「お知らせ」や今回、オプションとして機能追加された「キャビネット」など複数のコンテンツの中から既にトップ画面では表示されなくなった情報を容易に探すことができます。

キャビネット機能(学生閲覧画面)
キャビネット機能(学生閲覧画面)
サイト内検索機能(詳細検索画面)
サイト内検索機能(詳細検索画面)

展望

今回拡充した機能だけでなく、教育現場で求められるニーズを取り込み、基本機能およびオプション機能として順次拡充していきます。
キヤノンITSは、今後も教育の質向上に貢献し、学びの未来を共創するトータルソリューションパートナーをめざします。

提供価格・発売予定日

サービス名 新機能 希望小売価格(税別) 発売時期
in Campus LMS Cloud 外部ツール連携(LTI)オプション 24万円/年~ 2021年5月
(2023年7月下旬更新)
in Campus ポータル Cloud キャビネット機能オプション 24万円/年~ 2023年7月下旬
サイト内検索機能 基本機能に含む 2023年7月下旬
  • 「in Campus LMS Cloud」および「in Campus ポータル Cloud」の利用には、それぞれ初期費用+年間利用料(180万円~(希望小売価格(税別))が必要です。初期費用 は、追加オプションや連携させるシステムなどにより変動します。年間利用料は利用者数により変動します。契約は最低期間1年で、月払い・年払いのいずれかを選択いただきます。

詳しい内容については以下よりご覧いただけます。

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貴学の環境や用途に合わせた機能をパズルのように選び、初期費用を抑えながら学内の「伝えたい」をかなえることができます。
2023年7月に「サイト内検索機能」「キャビネット機能」を追加しました。
2024年5月にユーザーインターフェイスをより、使いやすく自由な画面カラーの選択を可能にしました。
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