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西東京データセンター1号棟のセキュリティシステムを刷新入退館手続きの手間削減を実現お知らせ

2024年8月7日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、所有/運営する「西東京データセンター」1号棟において、キヤノンの顔認証技術を採用した入退館セキュリティシステムに刷新し、セキュリティ向上と、入退館手続きおよび認証にかかる手間の削減を実現しました。

顔認証 概略図
図:顔認証を用いた入退館の仕組み

背景

西東京データセンターでは、入退管理/防犯管理システムなどのセキュリティシステムを用い、高度に設備や人そのものを守るフィジカルセキュリティを実現しています。しかし、指静脈認証方式を採用していたため、手指の位置調整などで認証までに時間がかかるだけでなく、感染症の予防対策などで関係者や利用者の入退館に手間がかかっていました。
西東京データセンター1号棟のセキュリティシステムを2号棟と同様の新システムへ更新し、顔認証システムへの統合を実施しました。

特長

生体認証を指静脈認証から顔認証に変更しました。顔認証システムと入退管理システムを連携し、ウォークスルーでの入退館を可能としています。今般の感染症予防の一環でマスクをした状態での認証を可能としています。また個人情報保護の観点からデータセンター内で撮影した顔画像は保存せず、抽出した特徴量情報のみを顔認証に使用しております。

導入後の効果

1号棟と2号棟のシステム統合により、全館で各システムの一元管理が可能となりました。これにより、警備負担の削減とシステム運用の効率化を実現しています。 顔認証システムにすることで入館受付/認証にかかる時間を指静脈認証の半分程度に短縮し、ウォークスルーでの入退館が可能となり、利用者の利便性向上を実現しています。 また、非接触での入退館が可能となり感染症対策に有効です。

展望

西東京データセンターでは、今後も高性能な設備と開設以来培った優れた運営品質、ICTを通じて社会へ価値提供を行うことで社会貢献してまいります。

西東京データセンターについて

自然災害の影響を受けにくい武蔵野台地に立地した西東京データセンターは「ティア4レベルの高性能ファシリティ」、「世界基準の運営品質を証明するM&O認証取得」、「充実したSEサービス」が評価され、金融業、製造業、クラウド事業者など数多くの企業に利用いただいています。

西東京データセンター
写真:西東京データセンター外観

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