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株式会社トータルブレインケアが、キヤノンITSの「医療ITクラウドサービス」を採用脳の認知機能のチェック&トレーニングを行えるサービス「脳体力トレーナーCogEvo」の「3省2ガイドライン」準拠を実現ニュースリリース

2024年6月4日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:河越 眞介、以下トータルブレインケア)が「医療IT クラウドサービス」を採用し、クラウドサービス「脳体力トレーナーCogEvo」(以下、「CogEvo」)は「3省2ガイドライン」準拠を実現したことをお知らせします。

脳の認知機能のチェック&トレーニング「CogEvo」
概要図
キヤノンITソリューションズの支援概要
概要図

トータルブレインケアでは、認知症の症状の有無に関わらず認知機能の変化を把握できることが重要とし、認知機能でも測定を日頃から手軽におこなえるツールが必要だという発想のもと、脳の認知機能のチェックとトレーニングを支援するクラウドサービス「CogEvo」の開発に着手しました。

しかし、「CogEvo」 がAmazon Web Services(AWS)を基盤とし、脳の認知機能評価という医療情報に準ずるセンシティブな情報を扱うことから、厚生労働省、経済産業省、総務省が医療情報を扱うために定めた2つのガイドライン、いわゆる「3省2ガイドライン」へ準拠するという課題を抱えていました。

そこで、3省2ガイドラインで要求されているリスクアセスメントの実施や、システム要件や非機能要件の適合性診断にくわえて、診断結果を踏まえた関連文書の作成など、キヤノンITSの知見と経験を通じた支援により「CogEvo」 の3省2ガイドラインへの準拠を完了させました。医療情報を扱う上で求められるセキュリティを担保したことにより、より多くの方々にご利用いただく準備を整えられました。

キヤノンITSとトータルブレインケアは、今回のプロジェクトをきっかけに、より密接な関係を構築し、新たな販路開拓やソリューション構築など、医療業界に貢献できるよう共に取り組んで参ります。

医療
昨今、医療情報の電子化が進んでいます。従来は紙媒体で管理/やり取りしていた医療情報を電子化することで、業務の効率化が期待できます。しかし、電子化された医療情報の保存にはITシステムの構築・運用が不可欠です。医療機関をはじめとする医療関連団体・企業では、IT専門家の不足・不在による運用管理の難しさ、IT投資コスト、ITセキュリティ・ソフトウェアのバージョンアップなど、新たな課題が浮き彫りとなってきています。そうした医療情報の電子化にまつわる課題の解決手段として、クラウドが注目されています。
キヤノンITソリューションズでは、医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)に準拠したクラウド活用ソリューションの提供を通じて、お客様の医療ITにかかわる課題を安全・安心に解決できるようにご支援いたします。
  • 医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)とは、医療情報システムの構築・運用を行う医療機関等や医療機関等から医療情報を受託管理する事業者・団体向けに医療情報の安全管理策を示した厚生労働省、総務省、経済産業省の3省が発行するガイドラインです。
医療IT クラウドコンサルティングサービス
医療情報システムをクラウド化する際の課題となる医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)への対応。キヤノンITソリューションズの3省2ガイドラインに精通したセキュリティ専門チームがご支援します。
主要メンバーには、医療情報システム監査人補、公認情報セキュリティ監査人、ISMS審査員補、ISO/IEC27017 クラウドセキュリティ審査員などの医療・情報セキュリティ関連の資格保有者および、AWS Certified Solution Architect – ProfessionalなどのAWS認定資格保有者がおります。医療・セキュリティとシステム現場の視点からご支援いたします。

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