シニアアプリケーションスペシャリストによる「技術トレンド情報」(第4回)産業用カメラの構造コラム
公開日:2019年1月31日
撮像素子について
カメラのカラー化
産業用カメラの種類
今回のまとめ
カメラ選定では、素子はCMOS、カラー化では単盤式、撮像対象により、エリアかラインかを選定することになります。ただし、産業用カメラの販売台数の9割はエリアカメラ(第3回コラム参照)であるように、撮像対象が回転や落下対象に対しても、撮像エリアをオーバーラップ撮像することで、高価なラインセンサの代わりに安価なエリアカメラで対応させるケースも多く見られます。また、今後の産業用カメラの傾向としては、高解像度化と撮像の高速化に加え、多波長化、3D化などが進められていますので、目的用途に合わせたより最適な選定が可能となります。
-
※
内容は予告なく変更になる場合があります
関連するソリューション・製品
- 画像処理ソリューション
- 製造業における外観検査や異常検知、食品・ 医薬品・化粧品などにおける異物検査や成分量の測定、物流業における資材配置の点検などの課題に対して、最先端のマシンビジョンシステムを中心にソリューションを提供しています。
- 画像処理システム構築に必要な産業用カメラ、産業用パソコン、画像入力・処理ボード、ハイパースペクトルデータ処理や画像処理ライブラリ、さらにカメラと処理エンジンが一体化したAIスマートカメラなど、各種素材を取り揃えています。
- また、高い精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用されたこれまでの経験を生かして、お客さまの課題やご要望をもとに最適な画像処理ソリューションをご提供していきます。