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ビジネス共創コラム:Vol1「DXの成否を握るデータドリブン経営」

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データドリブン経営とは、データを活用して企業の意思決定を最適化し、変化の激しいVUCA時代において競争力を高めるための新しい経営手法です。

人間が経験できる範囲を大きく超えて変化する時代において、従来の直感や経験に頼ったアプローチから脱却し、データに基づいた客観的な判断を行うことで、迅速かつ効果的にビジネスを変革します。

本ホワイトペーパーでは、データドリブン経営の重要性と具体的な実践方法を解説しています。私たちが提唱する「DX推進サイクル」に基づき、以下の3つの重要成功要因(KSF:Key Success Factor)を紹介します。

3つの重要成功要因(KSF:Key Success Factor)

DXビジョンの策定 「経営者とデータサイエンティストの良質なコミュニケーション」

経営者が持つ経験値とデータサイエンティストの仮説検証能力を掛け合わせるため、両社が密に連携し、データから導かれる本質を見極めること。

DX実践・展開 「意思決定の民主化」

熟練者のノウハウを当社が提唱するDMS(Decision Making Structure)モデルで形式知化・モデル化・自動化し、意思決定の結果を蓄積しながら、誰でも迅速かつ精度の高い意思決定が出来るようにすること。

DX定着化 「CXを軸とした事業評価・改善施策の実行」

CX(Customer Experience:顧客体験価値)の向上を目標に据え、DX実践をKPIをもとに評価し、顧客体験価値の向上の気付きを探索すること。

ビジネスをデータで捉え、データから価値向上への気づきを得て戦略に反映するサイクルを作り出すことが肝要です。「ビジネスをデザインする力」と「ビジネスをデータサイエンスとして捉える力」、これらをデジタルで実現する「デジタル実践力」が一体となりDX推進サイクルが加速します。

本コラムは、ホワイトペーパーとして別途公開しており、具体的な事例とともにデータドリブン経営の実践方法を詳述しています。デジタル変革を成功させ、企業の未来を切り拓くため、是非ご活用ください。

本コラムを担当している、ビジネスイノベーション推進センターでは、ビジネスデザインとデータサイエンスを融合させた「ビジネスデザイン&ビジネスサイエンス」を掲げ、これまで培ったITの実装力とともに、クライアントのデータドリブン経営の実現をサポートしています。

ビジネスイノベーション推進センターのページもぜひご覧ください。

筆者紹介

小西 伸之(こにし のぶゆき)
ビジネスイノベーション推進センター
ビジネスサイエンス部 部長
専門は数理最適化、データドリブン経営
前職(製鉄業)時代から一貫してオペレーションズ・リサーチの研究開発と、応用技術を駆使したプロジェクトの提案・実践に従事。
大阪大学大学院修了(精密工学専攻)
大阪大講師、技術士、中小企業診断士

筆者

鈴木 基重(すずき もとしげ)
ビジネスイノベーション推進センター
ビジネスデザイン部 部長
専門は、DX戦略、データドリブン経営
システム開発を軸に、インターネットサービスの企画、開発、運用と、ビジネスからITによる実装とその運用まで一貫して従事。
近年は、コンサルティングファームに出向しDXを担当し、AI/機械学習ビジネスを立ち上げた。
自動車製造業、医療機器製造販売業等のDXを推進

筆者
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