SocioFutureグループ様
属人的な業務のシステム化に挑戦
ATMへの現金補充・回収計画を数理技術で自動的に作成
- 業務改善
- 顧客満足度向上
- コスト削減
- 事務生産性向上
- パフォーマンス・可用性向上
金融機関からの委託を受け、ATMの管理・運営にかかわる様々なサービスを提供しているSocioFutureグループ。同社は、ATMへの現金補充・回収計画業務の属人化に課題を感じており、その解決策として現金補充・回収計画のシステム化を検討。キヤノンITソリューションズと共に数理技術を駆使し、独自の現金補充・回収計画策定エンジンを開発した。計画業務の自動化により、誰もが計画業務を担える環境を実現させた。
導入ソリューション |
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お客様データ
SocioFutureグループ
所在地:東京都港区浜松町一丁目30番5号
Webサイト:https://www.scft.co.jp/
事業内容:遠隔監視、現金の補充・回収計画の立案など、ATMの管理・運用のためのサービスを提供。また国や自治体などの行政機関に向けて預貯金の照会・回答をデジタル化するサービス、健康保険組合からの委託による組合員に対する健康診断の受診促進、がん検診などの予約受付および予約システムの提供など、ATM領域以外にも事業の幅を拡大している。
お客さまが実現できたこと
- 数理技術による新エンジンで計画業務を自動化
- 属人性を解消して誰でも計画業務を担える環境を実現
- 計画の精度は高く、現金の警送にかかる負担を軽減
お客さまのご要望
- 職人技に頼っているATMの現金補充・回収計画業務をシステム化したい
導入いただいたソリューション・製品
- 数理技術
「数理技術」とは、解決したい問題を数式を用いてモデル化し最適解を求める技術です。学術的にはオペレーションズ・リサーチ(Operations Research/以下、OR)と呼ばれ、1930年代の英国における防空体制の研究が起源だといわれています。当初は軍事目的で利用されてきましたが、第二次世界大戦後には平和目的に活用されるようになり、企業が保有する人や設備の資源を効率よく運用する手法として、主として鉄鋼、石油、ガスなどの大規模装置産業を中心に発展を遂げてきました。
私どもは「数理技術」のもつ可能性に着目し、長年にわたり「数理技術」を用いた企業活動における課題解決を探求してまいりました。
時代と共に企業を取り巻くビジネス環境も変化し、企業課題も変化しつづけていますが、解決すべき課題の本質を見抜き適切にモデル化することで最適解を求める「数理技術」の手法は、変化の激しい今の時代でこそ真価を発揮できるものと考えています。私どもはこれからもお客様と共に「数理技術」を用いた課題解決に取り組んでまいります。
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