三菱商事株式会社様
第6次NACCSと連携し、輸出入に必要な手続きをシステム化。業務の可視化と効率化を実現
- 顧客満足度向上
- 海外事業リスクの低減
- 事務生産性向上
- コスト削減
三菱商事株式会社は、地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業といった7つ事業グループを有し、世界約90カ国に約200の拠点、約1,200社の連結対象会社を持つ最大の総合商社である。
三菱商事株式会社では、キヤノンITソリューションズの貿易EDIシステム EDI-Master B2B for Tradeを使って貿易管理システム「Trade Portal」を構築し、輸出貿易文書作成や通関実績統計に利用していたが、第6次NACCS稼働にあわせて、「Trade PortalⅡ」に改修。輸入文書作成、担保残高照会、関税割当、保険確認等の機能を追加し、2017年10月から運用を開始した。輸出入取引に必要な書類を確実に作成したり、貿易取引の分析資料を作成したりできるようになり、業務の効率化と可視化が進んだと評価されている。
導入ソリューション | |
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導入製品 |
お客様データ
社名:三菱商事株式会社
従業員数:77,164名(連結ベース 2017年3月31日現在)
お客さまが実現できたこと
- 輸出入取引に必要な文書作成業務の品質向上と進捗の可視化ができた。
- システム基盤のクラウド移行により、運用コストの大幅セーブができた。
- 許可データから、実績の各種統計と比較や、FTAの影響等経営資料の迅速な作成が可能となった。
お客さまのご要望
- 業務の品質の向上と効率化を同時に進めたい。
- システム運用にかかるコストを削減したい。
- 自社の通関情報を蓄積し、経営分析に活用したい。
導入いただいたソリューション・製品
- EDI
専用線、VAN型EDIからインターネットEDIまで、様々な企業間電子商取引(EC/EDI)実現に向け最適な製品&ソリューションをご提供します。EDIのシステムを成功させるには、企業同士の業務を効率化するための業務分析や、各社がこれまで蓄積してきたデータを共通の形式に変換する技術が重要になります。
キヤノンITソリューションズでは、パッケージ製品・SaaSの提供のみならず、EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまで、トータルなサポートが可能です。 - 貿易
貿易自由化の進展を背景に、財務省・税関および輸出入関係省庁は国際物流における通関手続きの簡素化・迅速化のため、輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)を中心とした貿易関連手続き全般の電子化・ペーパレス化を推進しています。
キヤノンITソリューションズは、輸出入業務の効率化を実現する貿易業務管理ソリューション、NACCSに接続するためのEDIソリューション、輸出入申告の許可状況を管理するシステムなどを提供し、輸出入管理業務の電子化を支援します。また、各種貿易関連システムの構築・運用に関するご相談も承ります。
商社、製造業、通関業などにおける豊富なシステム構築実績を基に、国際物流におけるコンプライアンスとセキュリティ向上をサポートします。
- EDI-Master B2B for Trade
セキュリティと柔軟性の高い運用システムで、貿易業務に関するグローバルな企業間情報共有を実現する貿易EDI基盤システムです。
NACCSへの輸出入関連業務の申請はもちろん、 海外や通関業者との直接連携をも可能とし、業務の電子化による効率化・コストの削減を実現します。
※本製品は2021年10月1日に「EDI-Master DEX for Trade」より「EDI-Master B2B for Trade」に製品名称を変更しました。 - 輸出入許可通知管理システム
輸出入許可通知管理システムは、輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)から提供される輸出入許可等通知情報※1を取り込み、データおよび帳票を蓄積管理するシステムです。
本システムの活用により、輸出入申告における許可状況の把握・事後調査への対応・貿易統計への活用などが可能となります。
また、弊社製品の「EDI-Master B2B for Trade」と連携することにより、税関にて承認された輸出入許可等通知情報をNACCSよりリアルタイムで取得し確認することができます。
※1 第5次NACCSおよび第6次NACCSの輸出入許可等通知情報に対応しています。
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