MREAL基盤ソフトウェア「MREAL Platform」最新バージョンを発売トピックス
2018年3月1日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の基盤ソフトウエア「MREAL Platform」の最新バージョン「MREAL Platform MP-210」シリーズを2018年3月1日より発売します。

ユーザビリティ向上支援機能を強化した“MREAL Platform MP-210”シリーズ
MREAL Platform MP-210は、基本機能を備えた「MP-210 Basic」、上位版である「MP-210 Professional」、ネットワークカメラ専用版「MP-210N」の3商品となります。
このバージョンでは、自分の手によるCGとの接触判定(MREAL Visualizer 3.3で実現)のための支援機能など、ユーザビリティを飛躍的に向上させる基盤機能を強化しました。
販売価格
製品名 | 価格(税別) | 発売日 |
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MREAL Platform MP-210 Basic | ¥1,500,000 | 2018年3月1日 |
MREAL Platform MP-210 Professional | ¥2,000,000 | 2018年3月1日 |
MREAL Platform MP-210 N | ¥635,000 | 2018年3月1日 |
MR(Mixed Reality)システムについて
MR(Mixed Reality:複合現実感)とは、現実世界とCGをリアルタイムに違和感なく融合させる映像情報処理技術です。MRシステム「MREAL」により、CGがあたかも目の前で現実世界に存在しているかのような臨場感を提供します。

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(1)HMDに内蔵された左右一対のビデオカメラによって現実世界を撮影し、その映像をコンピューターへ送ります。
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(2)画像処理や位置検出センサー、あるいはその両方を組み合わせた位置合わせ技術により、コンピューター内のCGと現実世界の映像を高精度に融合し、HMDに搭載された小型表示ディスプレイに表示します。
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(3)先進的な技術を結集した光学システムでディスプレイの映像を拡大し、臨場感のある立体映像をユーザーの眼に届けます。
「MREAL」の主な特長
実物大で高精細なCGを描画し、優れた臨場感を実現
ビデオを通しての映像にも関わらず、あたかもそこにあるかのように、現実空間にCGを重ね合わせるため、仮想のモックアップでも本物と同じ感覚で体験できます。
高精度かつ高速な位置合わせで、現実と仮想の世界を正確に融合
HMDの位置と姿勢をリアルタイムで計測し、1コマごとにCGを描画することにより、ユーザーの姿勢の変化や動きに瞬時に対応した合成映像を提供。
「MREAL」の製品名称とロゴについて

「MREAL」の「MR」はMixed Reality(=複合現実感)、「E」はExtreme(最先端・究極)、「A」はArt(技術)、「L」はLeader(先導者)を意味しています。
また、右記の製品ロゴは「m」と「r」をモチーフにしています。滑らかな曲線は、現実世界と仮想世界を繋ぐことで得られる柔軟性や限りない可能性を表しています。
キヤノンは、MRの分野において、今後も業界の先導者として最先端のソリューションを提供していきます。
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- キヤノンITソリューションズ株式会社 エンジニアリングソリューション事業部 MRソリューション本部
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