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ファイル読み込み型MREAL表示アプリケーションソフトウェア「MREAL Visualizer」最新バージョンを発売トピックス

2016年7月15日

キヤノンITソリューションズ株式会社


キヤノンは、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実感)システム「MREAL」の表示アプリケーションソフトウエア「MREAL Visualizer」の最新バージョン「MREAL Visualizer 3.2」シリーズを2016年8月3日より発売します。

MREAL

MRシステム「MREAL」は、仮想空間と現実空間とをリアルタイムに融合するシステムです。製造業や建築・建設業における設計・製造の現場などで、デザインの検証や試作回数を削減し、開発期間やコストの圧縮を実現する支援ツールとして、市場から高い評価を得ています。「MREAL Visualizer」は基本となるVRML形式に加え、Importerライセンスを追加でご購入いただくことで、主要3Dソフトウェアのデータファイルや中間ファイルを読み込みMREALで表示するファイル読み込み型の表示アプリケーションソフトウェアです。MREAL Visualizer 3.2では、新たにオプション商品を拡充し、複数人で、より直感的な操作を可能にすることで、ものづくりの現場における3Dデータを活用した仮想検証をサポートします。

販売価格

製品名 価格(税別) 発売日
MREAL Visualizer 3.2 ¥1,500,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Player ¥500,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for CATIA V4 ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for CATIA V5 ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for CATIA V6 ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for Siemens PLM Software's NX ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for Creo Parametric(Pro/Engineer) ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for JT ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for IGES ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for STEP ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for Parasolid ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for Industry Foundation Classes (IFC) ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Importer for Solidworks ¥250,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Remote Scene Sharing for Scene Server NEW ¥800,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Remote Scene Sharing for Player NEW ¥100,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Tablet Player NEW ¥500,000 2016年8月3日
MREAL Visualizer 3.2 Batch File Converter NEW ¥250,000 2016年8月3日
振動デバイス VD-1 ¥55,000 2016年8月上旬

「MREAL Visualizer 3.2」シリーズ おもな特長

「MREAL Visualizer 3.2 Remote Scene Sharing for Scene Server」「MREAL Visualizer 3.2 Remote Scene Sharing for Player」

外部ネットワークを通しシーンサーバーと複数のプレーヤーを同時接続することで、遠隔多拠点間でシーンを共有できる「遠隔拠点モード」が使用可能。
革新的な遠隔地とのコミュニケーションを実現します。

「MREAL Visualizer 3.2 Tablet Player」

MREAL体験者映像をタブレットPCで共有可能。プレーヤーの映像を手軽に確認することができ、タブレットPCからMREAL体験者に指示を与えることも可能です。

「MREAL Visualizer 3.2 Batch File Converter」

複数モデルファイルをVisualizerモデルファイル(RMO形式)に一括変換可能。
ファイル読込み時に時間がかかりがちな複雑な構成のCADファイルでも、手間を掛けずシーン作成時に読み込むことが可能です。

「振動デバイス VD-1」連携

接触判定時の振動通知が使用可能。
振動デバイス VD-1を使用することで、固定モデルとの接触判定がより感覚的にわかるようになりました。

MR(Mixed Reality)システムについて

MR(Mixed Reality:複合現実感)とは、現実世界とCGをリアルタイムに違和感なく融合させる映像情報処理技術です。MRシステム「MREAL」により、CGがあたかも目の前で現実世界に存在しているかのような臨場感を提供します。

「MREAL」の原理
  • (1)
    HMDに内蔵された左右一対のビデオカメラによって現実世界を撮影し、その映像をコンピューターへ送ります。
  • (2)
    画像処理や位置検出センサー、あるいはその両方を組み合わせた位置合わせ技術により、コンピューター内のCGと現実世界の映像を高精度に融合し、HMDに搭載された小型表示ディスプレイに表示します。
  • (3)
    先進的な技術を結集した光学システムでディスプレイの映像を拡大し、臨場感のある立体映像をユーザーの眼に届けます。

「MREAL」の主な特長

実物大で高精細なCGを描画し、優れた臨場感を実現

ビデオを通しての映像にも関わらず、あたかもそこにあるかのように、現実空間にCGを重ね合わせるため、仮想のモックアップでも本物と同じ感覚で体験できます。

高精度かつ高速な位置合わせで、現実と仮想の世界を正確に融合

HMDの位置と姿勢をリアルタイムで計測し、1コマごとにCGを描画することにより、ユーザーの姿勢の変化や動きに瞬時に対応した合成映像を提供。

「MREAL」の製品名称とロゴについて

MREAL

「MREAL」の「MR」はMixed Reality(=複合現実感)、「E」はExtreme(最先端・究極)、「A」はArt(技術)、「L」はLeader(先導者)を意味しています。
また、右記の製品ロゴは「m」と「r」をモチーフにしています。滑らかな曲線は、現実世界と仮想世界を繋ぐことで得られる柔軟性や限りない可能性を表しています。
キヤノンは、MRの分野において、今後も業界の先導者として最先端のソリューションを提供していきます。

お客さまからのお問い合わせ先

キヤノンITソリューションズ株式会社 エンジニアリングソリューション事業本部企画部
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