政府提唱の「Society5.0」をリードする 大学を目指し、 学内情報基盤システムを刷新導入事例
国立大学法人 電気通信大学様
1960年代からICTを活用し続けている電気通信大学。学内情報基盤の整備に関しては、学内外の環境変化に対応し技術進化を採り込むため、4年に1度のペースで刷新に挑んでいる。近年では、2006年の情報基盤センター設置を機に、キャンパスネットワーク・情報メディア教育・コンピューティング支援・図書館電子化・事務情報化の5領域で全学的なサービスを展開。2022年から運用する情報基盤システム「ITC2022システム」では、学内の計算機資産の一元化とセキュリティ強化、運用における属人化から標準化へのシフトで、より堅牢性と確実性を増した情報基盤へ進化を遂げた。
- 顧客満足度向上
- 製品・サービス品質の向上
- 事務生産性向上
お客さまが実現できたこと
- 学域・専攻や各部局のサーバ群を HCI(Hyper-Converged Infrastructure) で集約・仮想化。SDS(Software Defined Storage)でシンプル化し運用改善
- スループット低下などを招いたUTM(Unified Threat Management)をシンプル化。クラウド監視やDNSレベルのセキュリティ対策など対策を施し高信頼性を獲得
- オンプレミスで属人化傾向が強かった運用面をアプライアンス製品に置き換えるなどで標準化。汎用性を高めて業務負荷低減に導く
お客さまのご要望
- 社会環境の変化や技術進化に柔軟に対応し続けるため、リソースの一元化・セキュリティ強化・システム運用標準化を果たしたい
国立大学法人 電気通信大学様プロフィール
- 所在地
- 東京都調布市調布ケ丘1-5-1
- Webサイト
- 事業内容
- 1918(大正7)年創設。1949(昭和24)年に電気通信学部の1学部制大学として開学。今では情報・電気・通信はじめ物理工学、材料科学、生命科学、光科学、エレクトロニクス、ロボティクス、機械工学、メディアなどの理工学分野で先進的な教育・研究を展開。総合戦略「D.C.&I. 戦略」を掲げ、「D=ダイバーシティ(分野、人材、対象など多元的な多様性)」を尊重し、「C=コミュニケーション(異なるものも含めた要素間の相互理解、相互作用、相互触発、結果としての様々な連携と協働)」を活性化させ、価値創造や人財育成における「Ⅰ=イノベーション」の持続的創出を目指す。
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本記事の内容は、取材時点のものです。
ご採用いただいた製品・ソリューション
- 文教
- 大きく社会が変化する中、大学をはじめとする教育機関においても、学習環境や学習スタイルに大きな変化が求められています。少子化が進む中、子供たちがよりよい社会を育めるように資質や能力を養うことができるように、私たちは、ICTサービスを通じて質の高い教育環境の実現に貢献していきます。私たちは、数多くの教育機関に対し研究・教育・学生サービスのためのソリューションを提供し、お客さまと共に真の価値向上を共創しています。
- 長年文教市場に特化した営業とSEが、貴学に最適なクラウド移行を支援します。またコロナ禍で急務となっている遠隔授業環境を、当社独自開発による教育支援情報プラットフォーム「in Campus シリーズ」で実現いたします。
- ネットワーク/セキュリティソリューション(文教)
- ネットワーク製品は、文教分野でも多くの導入実績のあるCisco・HPE製品をはじめ、国内外のさまざまな製品をマルチベンダーとして提供しています。各社製品の特長を組み合わせることで、お客様の要望にお応えします。
- 学内環境のクラウド化に関しても、オンプレミス環境からデータセンターへの移行、各種パブリッククラウドの利用など、学外ネットワークへの接続性と安全性を考慮しお客様に最適なソリューションを提案します。
- 情報基盤インフラソリューション(文教)
- 多様化するICT環境に適応するには、パブリッククラウドや各種SaaS、既存のオンプレミスのITインフラシステムをお客さま環境に応じた構成にデザインする必要があると考えます。
私たちの部門は、長年文教市場で培ったノウハウと技術力を駆使し、貴学に最適なハイブリッドクラウド環境を提案します。
- 教育支援情報プラットフォーム
- 「in Campus(インキャンパス) 」は、キヤノンITソリューションズが、これまで文教市場で培ったIT基盤システムの開発・構築・運用の技術ノウハウや豊富な実績をもとに、独自開発した教育支援情報プラットフォームです。
- 学内情報発信の窓口となる「ポータル」と、授業シーンで利用される「LMS(学習管理システム)」を中心に、大学教育で必要とされる主要な機能を装備しています。
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