通関に特化したパッケージの導入で貿易業務のシステム化に成功 サービス品質・生産性の向上に貢献導入事例
三井倉庫ホールディングス株式会社様のケース

グローバル化の進む商取引環境の中で、迅速な通関手続きと関連文書の適切な管理体制の確立が急務となっている。 NACCS(輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社)との連携と、輸出入許可通知データの活用によって、貿易業務関係者間で情報や書類のスムーズな受け渡しを実現したのが三井倉庫ホールディングス株式会社だ。
- 顧客満足度向上
- 海外事業リスクの低減
- 製品・サービス品質の向上
- リードタイム短縮
- コスト削減
お客さまが実現できたこと
- 各拠点の輸出入許可通知データを本社サーバでも取得し、一元管理できるようになった
- 輸出入許可状況をリアルタイムに把握でき、お客様へのサービス品質と生産性向上につながった
- 2ヶ月間のテスト運用も含め、検討から約半年で利用開始に至った
お客さまのご要望
- 業務スタイルの変革を進め、生産性を向上させたい
- 輸出入許可通知データを活用できる仕組み作りを実現したい
- 十分なテスト期間を設けてユーザの要望を集めるため、短期間・低コストで構築したい
導入いただいたソリューション・製品
- EDI
- 専用線、VAN型EDIからインターネットEDIまで、様々な企業間電子商取引(EC/EDI)実現に向け最適な製品&ソリューションをご提供します。EDIのシステムを成功させるには、企業同士の業務を効率化するための業務分析や、各社がこれまで蓄積してきたデータを共通の形式に変換する技術が重要になります。
キヤノンITソリューションズでは、パッケージ製品・SaaSの提供のみならず、EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまで、トータルなサポートが可能です。
- 貿易
- 貿易自由化の進展を背景に、財務省・税関および輸出入関係省庁は国際物流における通関手続きの簡素化・迅速化のため、輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)を中心とした貿易関連手続き全般の電子化・ペーパレス化を推進しています。 キヤノンITソリューションズは、NACCSに接続するためのEDIソリューションや、輸出入申告の許可状況を管理するシステムを提供し、輸出入管理業務の電子化を支援します。また、各種貿易関連システムの構築・運用に関するご相談も承ります。 商社、製造業、通関業などにおける豊富なシステム構築実績を基に、国際物流におけるコンプライアンスとセキュリティ向上をサポートします。
- 輸出入許可通知管理システム
- 輸出入許可通知管理システムは、輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)から提供される輸出入許可等通知情報※1を取り込み、データおよび帳票を蓄積管理するシステムです。 本システムの活用により、輸出入申告における許可状況の把握・事後調査への対応・貿易統計への活用などが可能となります。
- また、弊社製品の「EDI-Master B2B for Trade」と連携することにより、税関にて承認された輸出入許可等通知情報をNACCSよりリアルタイムで取得し確認することができます。
- ※1 第5次NACCSおよび第6次NACCSの輸出入許可等通知情報に対応しています。
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